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FUTILITY REPORT (2017年)
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FUTILITY REPORT
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解説 - FUTILITY REPORT
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2017-06-03 10:30:25)

2017年発表の1st。
所謂ポストブラックには悪魔崇拝や自然への回帰だけでなく、アーバン(都会的)な情景を描くバンドも出てきていましたが…ウクライナからその代表格といえる作品を作り上げたバンドが登場したようです。

路線としては、ノイジーな音像や苛烈な疾走、叙情性の高いトレモロリフといったブラックメタルの要素を巧みに使い、情景を描き出すポストブラックで、官能的な響きを帯びたサックスや、聴き手の情景への没我を誘うような打ち込みリズムなども取り入れて進行していくスタイルですが…音像に多大な影響を与えるサックスを、ポストロック的なパートだけでなく、ブラックメタル的なパートにも用いているのが特徴。ブラック要素とポスト要素を厳密に分けず、融合を図っているの(しかも、それが上手く行っている)は個人的に物凄く気に入った点ですね。

また、都会的情景の中に潜む病的さや空虚感、人間性の脆弱さなどを浮き彫りにするような音ではあるんですが、「軟弱さ」は殆ど感じられないのが良いんですよね。クオリティの高いプロダクション、ブラックメタルパートやヴォーカルの獰猛さなど、繊細な音作りをしていながら、芯のある音像になっているように思います。これも個人的な嗜好になってしまいますが、軽薄なクリーンヴォーカルや妙に間延びした展開など、「軟派さ」を感じるような部分は廃されているのも凄く好ましいです。

某ショップでは「ULVERのPerdition Cityアルバムのブラックメタル版」などという、すさまじい殺し文句が書かれていて…見事に絡め取られましたが、その言葉を信じて購入して大正解でした。ほんとこの手のアーバニズムをテーマとしたポストブラックとしては決定盤といってもいい作品だと思います。必聴!



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