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EVER-LASTING BLUE
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解説 - EVER-LASTING BLUE
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1. 失恋船長 ★★★ (2017-07-09 13:52:11)

しばらく音沙汰が無かったのでメンバー皆、結婚でもして解散したのかなぁと勝手に思っていたら、レコーディングが棚上げになり、メンバーチェンジ騒動があったんですね。国産ガールズHM/HRバンドの代表格の一つ、アフェイジアの最新作は、ボーカルがSionさんにチェンジは、空白の専任ベースには元WOLFの西川健ことkenが収まりリスタート。そのメンバーチェンジが功を奏したのか、近年に感じられた拡散傾向にある楽曲の方向性をグッと纏め上げたような印象を強く受け、初期の頃から強かった憂いのある叙情派メロディック路線に回帰、収まる所に落ちた音楽性の質と安定感には一日の長を感じますね。
シンガーも前任者のように中音域で歌い込めるタイプで違和感も無く、むしろ突き抜けた面もあり、このバンドの音楽性にピッタリ、所謂ファルセットでフワフワ歌わないロックシンガータイプなのが嬉しい。Goeちゃんのギターも相変わらず歌心満載のメロディックなフレーズを聴かせ、実に正攻法で迫るロックギターで聴き手を魅了。アンサンブルを支えるJunちゃんも、面白いオカズは叩かないが、前ノリのグルーブが心地よく新生リズム隊は盤石の態勢でバンドサウンドを押し上げていますね。
エッジを聴かせたハードなギターとメロディを大切にしたアレンジ、そこに絡む力負けしない女らしい繊細さもある歌声、ガールズメタルバンドの完成形の一つがここにあるなぁと痛切に感じますね。
彼女たちもまた、バンドとして一番大切な事に拘っていますね、それはテクノロジーに頼らない生身を演奏技術を駆使しているからです。そこが一番カッコいいし聴きたいと思わせる清い姿勢が音楽性にも表れていますね。
ちなみにアンドレ・アンダーセンが客演しているのでマニアは要チェックでしょう。個人的にはベースが魅力的ですねぇ。裏で良く鳴っているし唄っとるわぁ。

待たせた甲斐のある捨て曲なしの名盤に仕上がった、彼女たちにとっては決定打になるようなアルバムでしょう。



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