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THE RISE OF CHAOS (2017年)
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THE RISE OF CHAOS
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解説 - THE RISE OF CHAOS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-09-09 00:53:44)

アルバム・セールス、そのリリース・ペース、そして提示される作品の質と、あらゆる面において第二次黄金期を迎えた復活ACCEPT、’17年発表の新作アルバム。
90年代に流行に擦り寄って痛い目を見た後悔が骨身に染みている彼らゆえ、再結成4作目となる本作でも微塵も揺るぐことなく、雄々しく屈強なACCEPT流HMサウンドの王道を堅守。ともすればマンネリと受け止められかねない頑固な変わらなさですが、定まった型の中であれ、楽曲は毎度微妙にタッチを変えて練り上げられていて、特に今回は、本国ドイツのチャートで№1の座を獲得した前作『BLIND RAGE』の成功に後押しされたのか、全体的にマーク・トニーロのVoの柔軟性や、合唱を誘発するコーラス・ワーク、メロディ・ラインに気を配った「キャッチー」と評したくなる作風を選択。例えるなら6th『RUSSIAN ROULETTE』収録の名曲“MONSTERMAN”タイプの楽曲で全編を固めたような感じとでも申しましょうか。圧倒的にスピーディだったりへヴィだったりする、攻めた楽曲が見当たらない本編は、ある意味「守りに入った」と言えなくもないものの、ここまで守備力が鉄壁ならば最早それは立派なセールス・ポイントではないかと。
勇ましく本編開幕を宣言する①、拳を振り上げサビを歌わずにはいられない③、叩き付けるリズムに乗って憂愁背負ったメロディが疾駆する⑤、ウルフの歌うGソロが絶品な⑦、そして後半に控えしは劇的に疾走する逸品⑨…。本編は捨て曲ゼロな上に、収録時間が40分台とリピート再生せずにはいられない腹八分目具合でまとめられている点も好印象という。
ACCEPTの好調振りは未だ持続中。個人的には今年トップ10入りは確実の力作ですよ。




2. ヤングラジオ ★★★ (2017-09-17 19:30:58)

僕の意見は、ほぼ火薬バカ一代さんと一緒であり、客観的に言ってもかなり鋭い分析だと思う。

マーク加入後の作品は、路線も全く変わらないのでマンネリ感を生みそうだけど、とにかく楽曲の出来がよく僕はそれを感じたことは一度も無い。
マンネリに関しては、同じ路線を続けながら徐々に質が落ちていった時に感じるものであり、そう感じないということは、そういう意味でも楽曲の出来の良さが逆説的に証明されている。

彼らはベテランであり、大きな変化は必要がないと思う。
比較的自由な環境でアルバムを制作できる今の時代を考えても、本人たちがそれを望まないのであれば、安定したクオリティーを発揮できる今の路線で、僕は大正解であると思う。

この出来で、文句の言葉なんて浮かばない。
非常にいい出来である。
個人的には、②がベストトラックかな。




3. 失恋船長 ★★★ (2017-09-29 14:27:41)

現在の欧州におけるトレンドを伝えるような生々しく、そしてへヴィな音像を叩きつけてきた意欲作。盟友になりつつあるアンディ・スニープの手腕による、モダンさも補完された音作りとの相性も良く、全盛期の流れを汲みつつも、けっして過去の焼き回しでは終わらない制作意欲に頭が下がりますね。
所謂『Fast As A Shark』や『Braker』のような即効性と求心力の高いスピードナンバーはないかもしれないが、哀愁とキャッチーさを併せ持った男気あふれる④のような曲を放り込んでも違和感を感じさせないのは見事、ウドよりも柔軟さがあるマーク・トーニロの存在も際立ちますね。また随所に設けられるウルフの扇情的なフレージングの旨味、単に流れで弾くのではなく、スピードに乗らずにスローダウンさせるなど、改めて上手いなぁと感心させられましたね。
アクセプト印満載の③渋い④そして好戦的なリズムが耳を惹く緩急を織り交ぜた⑤と3曲の流れは絶品でしょう。
前作『BLIND RAGE』を聴き、分かりやすさに欠けると感じた人には、厳しい路線となるだろうが、多様性を帯びた楽曲を一つの方向性に集約し男気溢れる任侠メタルサウンドへと仕上げた手腕に改めて舌を巻きましたね。今作を聴き、このバンド暫くは安泰でしょう。そしてウドじゃないアクセプトは認められないと言う頑固なファンにこそ聴いて欲しい一枚でもあります。今作にはこれまでの音楽性を集約したような魅力を感じるはずですから、そしてマークの柔軟だがパワーを落とさない金切りヴォイスの官能的な響きを堪能して欲しいですね。欧州全般を股に掛け快進撃を続ける彼ら、今が全盛期をいっても過言ではない、メタルシーンの王者たる威厳と充実感に必ずや満足を覚えると思いますよ。聴き込むほどに新たなる発見も出来る実に魅力的な一枚へと仕上げてきましたね。



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