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METAL LIGHTNING ATTACK
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解説 - METAL LIGHTNING ATTACK
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1. 失恋船長 ★★ (2017-12-07 17:25:11)

ドイツ産ツインギター編成の4人組が1985年リリースした1st。所謂HELLOWEENタイプの明るい疾走メタルとは一線を画す。バイオレントな空気に包まれた欧州産ならではのダークさもあるスピードメタルサウンドを披露。頭からかなり怪しい演奏で幕が開きますが、音楽的理論や譜割りなんて無視、男どアホウへヴィメタルなド直球の姿勢に、思わずのけぞります。その破天荒ぶりは、スポ根アニメの金字塔、巨人の星より、肩を痛めた星一徹が編み出した魔送球、一塁送球時に走者の顔面をかすめる危険球を編み出し選手生命を維持しようとした星一徹、それに対して一塁を守る川上哲治が言い放った『星君、今のはビーンボールじゃなかぁ』の名場面を思い起こさせるような、香ばしいメタル愛溢れるガッタガタのアグレッションに、どうノレば良いのか分かりませんが、とにかく、彼らは真摯にへヴィメタル道を追求しているのです。そのわき見を振らずに突き進む姿に激しく共感しますが、もう少し練習してからレコーディングに挑めよと言いたくなる不安定さを前にしても、ニタニタと笑みをこぼしながら楽しんでいる我が身が憎いです(涙)。
アイデアも豊富、いろんなバンドの影響を下地に作り上げた初期衝動溢れるスピードメタルにジャーマンメタルの真髄を見ますよね。とはいえ自らをメタルハリーと呼ばせるベース兼ボーカルのハリー・エルブラヒトのヘナチョコヴォイスにテンションも下がりますが、時より切れ込んでくるツインリードのハモリなど、聴かせる要素も大。強引なまでの剛球メタルサウンドに燃えるモノがありますよ。でも今の音ではないので、マイナーメタルに耐性のある方じゃないと厳しいでしょうね。



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