60年代に“GREEN TAMBOURINE”で全米№1の座を獲得したLEMON PIPERSのメンバーだったビル・バートレット(G)を中心にニューヨーク・シティで結成。 ’77年にシングル“BLACK BETTY”(レッドベリーのカヴァー)が全米チャート17位、全英チャート8位のヒットとなり、デビュー・アルバム『RAM JAM』も全米チャート34位にランクインというまずまずの成績を収める。 しかし、ジミー・サントロ(G)が曲作りの主導権を握り、よりハード且つメタリックなサウンドを聴かせるようになった2nd『PORTRAIT OF THE ARTIST AS A YOUNG RAM』(’78年)は、その出来栄えに反して全く鳴かず飛ばずで、バンドはその後間もなく解散。メンバー達も表舞台から姿を消している。