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PORTRAIT OF THE ARTIST AS A YOUNG RAM (1978年)
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PORTRAIT OF THE ARTIST AS A YOUNG RAM
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解説 - PORTRAIT OF THE ARTIST AS A YOUNG RAM
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-12-14 22:58:19)

全米チャート最高18位、全英チャート最高7位にランクインしたファンキーな名曲“BLACK BETTY”(ジョニー・デップ主演映画『ブロウ』でも印象的な使われ方をしていました)のシングル・ヒットで知られるNYの4人組が、'78年に発表した2ndアルバム。
RAM JAMに関しては“BLACK BETTY”しか知らず、もしかして一発屋?ぐらいにさえ思っていたのですが、国内盤再発を機に本作にも手を出してみたら、いやいやいや、とんでもねぇ。HR/HMリスナーにとっちゃ寧ろこっちの方が重要作じゃねえか!という。
いかにも70年代HR然としたグルーヴを纏った、土の匂い漂わす豪快なロックンロールという基本的ノリは前作を踏襲しつつ、今回は楽曲がよりハード&タイトに引き締まっています。吼えるG、唸るB、轟くDs、その上でハスキー声で熱っぽく歌うVoとがダイナミックに交錯するサウンドは、曲によっては(⑥とか⑨とか)「これもう殆どHMじゃね?」と思わされることもしばしば。特に重厚な曲調に抒情的に奏でられるピアノがアクセントを加えるドラマティックな“TURNPIKE”と、RAINBOWの名曲“KILL THE KING”を埃っぽくしたような疾走ナンバー“HURRICANE RIDE”は、'78年にしてNWOBHMに先んじてしまった感溢れるアルバムのハイライトですよ。
現在は1st『RAM JAM』と2nd『PORTRAIT OF THE ARTIST AS A YOUNG RAM JAM』が2㏌1仕様の便利なベスト盤が安価で入手可能ですので(自分が買ったのもこれ)、そちらをどうぞ。代表曲“BLACK BETTY”や、後にジョーン・ジェットがカヴァーした“TOO BAD YOUR BIRTHDAY”とかもまとめて聴けちゃいますしね。



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