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MORNING STAR (1998年)
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MORNING STAR
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解説 - MORNING STAR
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-06-16 23:51:28)

90年代と言えば「HR/HM冬の時代」であると同時に、個人的には「世界初/日本初」を謳い文句に、次々と幻の名盤や希少盤の類がリーズナブルな価格(←ここ重要)でCD化されていった恵まれた時期だったとも記憶しており、このMORNINGSTARが'78年にCOLUMBIA/CBSから発表した1stアルバムも、そうした流れの中で再発が叶った逸品の一つ。
カンザス州出身で、重厚なハーモニーを生み出すツインVo、ツインG、Keyを含む5人編成が奏でる泥臭くて豪快なロックンロール・ソングと、叙情メロディを小粋なアレンジに乗せたメロディアスな楽曲とが交互に配置された本編を聴いていると、同郷の先輩バンドKANSASのことを思い出さずにはいられませんが、最長でも5分、殆どが3分台とコンパクトにまとめられた楽曲はKANSASほどプログレ色が強いわけではなく、もっとオーソドックスなアメリカン・ロック・テイストも色濃く感じられる仕上がり。
とは言え、個人的に琴線に触れまくるのは後者(アメリカン・プログレ・ハード)路線の楽曲に集中しており、Keyの活躍ぶりが叙情味を増強している②、アコギが大陸的な爽やかさを運んでくる③と、猛烈な哀愁に満ちた⑥というタイプの異なる2曲のバラード、アルバム収録曲中最も濃厚なプログレ・テイストを湛えたドラマティックな④、そして熱くハードに盛り上がっていく⑧といった楽曲は、日本人の琴線に触れる哀メロの宝庫。
当時、同時再発された2nd『VENUS』を買いそびれてしまったことを未だに悔やんでいるので、リマスター盤のリイシューを是非とも希望いたします。



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