ポール・スタンレー、デスモンド・チャイルド、ホーリー・ナイトの3人でアルバム「Crazy Nights」用に書いた曲だというのが一般的な認知。 「Crazy Nights」から2年「Hot in the Shade」に収録されて、ようやくKISSの曲としてオリジナルヴァージョンが日の目を見た。 それ以外の新説があることに驚いた!?わざわざ問いかけて答えるくらいだから、都市伝説ではなく、れっきとした確証があるのだろう。
レコード会社からボーカルとミックスにクレームが出たため再度マックス・ノーマンが歌入れを録り直したShadow Of WarのUSミックスヴァージョン。 アメリカンマーケットを意識した②のブライトさは爽快感もあり新境地を切り開いた。山下昌良の趣味を反映した⑨のプログレスタイルも顕著な曲もあったりとバンドはより多面性をアピール。 高い技術の演奏はアメリカのキッズをノックアウト、ビルボードチャート最高位の64位にランクイン。名実ともに日本およびアジアを代表するメタルバンドになった。
ロシア人の発音は奇妙だ。東欧圏の人たちは巻き舌になるし語感が強い。日本人とは違うが母音の発音に癖がある。フランス系も違う。南米なども顕著。アジアはカタカナ英語になる。これらを言葉で説明するには難しい。 でもここで面白いエピソードをいくつか教えます。 外国人の前でスコーピオンズのRock You Like a Hurricaneをカラオケで歌ったのだが、若い女性が大笑いしていた。彼女はアメリカ国籍のアルジェリアの女性なのだが、 何を唄っているかチンプンカンプンで面白い。とにかくファニーでありストレンジと言われた訳すなら奇妙でおもろいである。 Rock You Like a Hurricaneという文法がアメリカではありえないからだ(それ以外にも歌詞全般) 石原さとみの発音をイジる人間は沢山いるが、スコーピオンズの歌を爆笑する日本人に出会った事はない。無駄に力んだ発音のドイツ訛りに、めちゃくちゃな歌詞、それがスコーピオンズがアメリカ人に、興味を持たれた一つになった事実がある。それが1984年の出来事だ。1984年に渡米したバンドで、なにをして正確なのかはさておき、アメリカ人が満足する発音で英詩を唄うアーティストなど、ものすごく限定出来なことだろう。南部訛りや黒人訛りをバカにする人種だからね。 そういう自分たちも地方出身だ。日本でも東京に住んでいることに優越感を感じている究極の田舎者は沢山いるからな。同じようなもんだよ。
日本のバンドが抱える一番の問題は、英語の発音以上に文法である。Rock You Like a Hurricane同様に、壊滅的な文法に尽きる、何を言っているか分からないのに、あやふやな発音が重なれば、それは英語ではない。私も含め英語に堪能な人は前後の文章を組み合わせ、全体的にこういう感じで唄っていると判断するからだ。
これは1984年に日本向けにリリースされた企画EP。目玉はA面収録のランディ・ローズの未発表曲「You, Looking At Me Looking At You」とジェイクの未発表曲「One Up The 'B' Side」が聞けること、ランディの曲は地味だがシンプルな奏法だけに、ランディのファンにとっては、一音に魂を込めるジェイクのプレイに感動できる。 ジェイクは、やっぱ若いよ。これは上手い下手の話じゃない。時代の違いを感じる。趣旨が違うんだよね。