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ACTION! - WARNING IN THE NIGHT ★★★ (2018-09-21 12:00:41)

ギタリストが広川大輔にチェンジしてから1枚目のアルバム。デビュー当時から歌謡曲バリのポップスなんだが、ハードさもある不思議な感覚のバンド。名曲100.000VOLTのセルフカヴァーも収録。日本からしか生まれないであろうサウンドは十二分に個性的だ。


X-RAY - OUTSIDER ★★★ (2018-09-21 11:54:55)

専任キーボードが正式に加入してからのミニアルバム。とにかくポップなナンバーがズラリと並んだ。彼らがこの時期に目標としたバンドはジャーニーなどのアメリカンロックなんだろうな。レコード会社の介入が音楽性を変えさせたとも取れる。そういえばシングルでトゥイステッド・シスターのカヴァーやってBURRN!でも叩かれたもんな。そりゃ叱られるよ、売れたての曲をカヴァーしちゃあね。


ALICE IN HELL - Creation of the World ★★★ (2018-09-21 11:20:22)

東日本大震災のチャリティー・アルバムの第3弾としてリリースされたMetal bless JAPAN「KEEP ON FIGHTING」に提供した「Down The Highway」を聴いたのがきっかけでこのバンドを知りました。

若いのに渋めのスピードメタルをやっているのは好感が持てるね。ただ闇雲に速いだけではない間の取り方とか、ブレイクの仕掛け方等、細かいアレンジも結構効果的にやってる。

高い演奏力を持ったトリオによる、ブリティシュよりの拘りを感じさせるアプローチはジューダスプリースト調からアンスラックス風、果てはモーターヘッド並の爆走メタルまで聴かせてくれる。今後要チェックの若手だ。日本にも確実にピュアなメタルバンドが根付いてきたね。


JETHRO TULL - Under Wraps (2018-09-17 22:21:55)

やはりアメリカで売れたかったイアン・アンダーソン。前作は従来の姿勢を取り戻したのに今回はまた悪夢のニューウェーブ路線へと進んだ。大胆にフィーチャーされたシンセサウンドを前にイアンのフルートの音色が空しく鳴り響いています。

それもそのはずでイアン以外のメンバーが曲作りに深く関与しているのも影響しているだろう。移り変わりが加速しだした80年代、時代に取り残されまいとのアイデアなんだろうが、アメリカでは前作よりも売れずセールス的には惨敗。単にファンを失っただけのアルバムと酷評を結果に、それでもピーター・ジョン・ヴェテッシが、かぶせるシンセサウンドは彼のアイデアなしには実現不可能だっと思える。彼の貢献度がイアンの後押しになっていたのは間違いない。


JETHRO TULL - The Broadsword and the Beast ★★★ (2018-09-17 22:09:01)

多くのアーティストが直面した時代の流れ、その潮流の中でイアン・アンダーソンも大いにもがき苦しんだ。方向性をガラリと変えた前作は実験的な要素も強く意欲に溢れてはいたがセールスは惨敗。ツアーも盛況とはいかず多くのファンを失った。そして追い打ちをかけるようにメンバーもあいついで脱退。イアンのソロプロジェクト的なスタイルへと変貌を遂げていくことになる。
そんな過渡期の作品だがプロデューサーにポール・サムウェルスミスを招聘、外部の血を導入することで袋小路に迷い込んだバンドに新たなる可能性を見出そうと苦戦していたんだと思う。
前作よりもトラッド色が復活、不自然なほどに浮いていたキーボードもアジャストしてきた。当時は無名だったピーター・ジョン・ヴェテッシも重厚なサウンドのカギを握るかのように大活躍、その見事な指さばきは②⑥⑦⑧などで確認できる。


JETHRO TULL - A ★★ (2018-09-01 19:46:47)

メンバーチェンジを余儀なくされたイアンは、かねてから考えていたソロアルバムに着手する。元々はジェスロタルはイアンのバンドなのにソロとは?いかなる方向性に向かうのか興味が注がれていました。
結局はリリースにあたりレコード会社から、バンド名義で出せとプレッシャーを受けることに、それに伴い音楽性にも口を出してきた。

イアンは当時流行りのニューウェーブを意識したものでソロアルバムらしい意欲に溢れるものだったが蓋を開ければフォーク/トラッドも無理やり押し込んだ作風になった。
一番の問題は、これをバンド名義で出した為に、ジョン・エヴァンを解雇せざるをおえなかった事件が問題だろう。

エディ・ジョブソンのエレクトロニクスがアナログなサウンドと上手く融合しているのだが、それまでも流れから大きく逸脱している為の多くのファンを失うこととなった。かなりの問題作であり、幾度ジェスロタルらしい魅力を発見できないのだが、それは前述したソロアルバムの為のアルバムだった。したがって方向性が違うのは当然の結果である。
この一枚の失敗で、このバンドを見限ってほしくない。もし、このアルバムがイアンのソロだったら好意的に受け止められ高い評価を得られたと思う。けして質は低くないのだ。そして次へのステップへと確実に影響を及ぼしている。その一点だけでも価値は大きいのだ。

キーボードの裏でなり響くイアンの崇高なフルートの音色が空しく響いているのも間違いないけどね。


JETHRO TULL - Stormwatch ★★★ (2018-09-01 19:31:30)

この時期倒錯していたトラッド/フォーク路線に一区切りをつけたアルバム。世間的にはトラッド3部作のラストと認知されています。全体的なムードは冷やかでメロディアスな魅力を上手く強めているが、ジェスロタルならではのスリリングな演奏も楽しめる名盤だ。この後、バンドは大きな転換期を迎える。心臓病の悪化に伴いジョン・グラスコックがレコーディング途中で離脱。病状は良くなることなく帰らぬ人に、さらにはドラムのバリーモア・バーロウもバンドを去ることになった。


JETHRO TULL - Benefit - With You There to Help Me ★★★ (2018-09-01 19:17:24)

トラッド/フォークの影響も大きく出ている。なんと言っても寒々しいフルートの音色にドキッとさせられた。
冷やかな音色の中でハードなギターがクールさを倍増、そこの合間をフルートが駆け抜けた。
ナイーブだが逞しいイアンの歌声に酔いしれる。そんな冷やかな曲なのに終盤に向けて狂気じみた盛り上がりも鋭い。
やはり並のバンドでは表現できない魅力がこの曲だけ聞いてもハッキリと伝わるだろう。


JETHRO TULL - Benefit - Nothing to Say ★★★ (2018-09-01 19:12:00)

ヘヴィなギターリフと対峙するように感傷的なメロディが飛び込んでくる。
独特のムードを生み出すイアンの歌も素晴らしいが、裏でなるピアノに泣かされる。


JETHRO TULL - Benefit ★★★ (2018-09-01 19:08:24)

この時代のバンドをニューロックとかアートロックなんて言葉で区分けしていた。ジェスロタルもそういった部類に当てはまるのだろうが、いち早くジャンルの壁を乗り越えるかのように新たなるスタンスへと道を切り開く。アルバムを出す度に同じ路線を進まないというのもミュージシャンとしてあるべき姿なのだが、その革新的な創造性に多くのミュージシャンは影響をウケた。
どこかニヒルな荒涼としたメロディ、手触りの荒い乾いたサウンドは、これまでと明らかに違う感性を研ぎ澄ましてきた。前作のブルース臭を抜き、次のアルバムへと繋がる音楽性。バラバラの方向性にベクトルを放っているのに時系列で聞き直せば、そこには一本の道が繋がっていたと気がつかせるのが、ジェスロタルの凄さだろう。


JETHRO TULL - Aqualung ★★★ (2018-09-01 18:55:56)

パープルのSMOKE ON THE WATERのように有名なリフ①のインパクトが強烈。ライブでも重要なレパートリーなのも頷けるが、このバンドを紹介するとなれば、この曲は外せないだろう。蒸気機関車のあえぎ、やぶにらみのマリーのイカした邦題を頂戴した⑩③も代表曲だ。
このアルバムから正式メンバーになったジョン・エヴァンの存在感も大きい。アコースティックな静のパートからハードな動へのパートへと変化するスタイルに老舗プログレバンドと重なる姿も魅力だ。


DREAM THEATER - The Astonishing ★★★ (2018-08-28 19:20:13)

音楽と言うのは難しいものだ。健常者であれば音のない生活などあり得ないのだが、そのノイズすらも音階に聞こえる人間もいる。複雑怪奇な音の世界。その深みを理解出来、判断するのも能力の一つでありセンスが問われる。それらのスキルが高いものがミュージシャンとして成功を成し遂げるのだろう。

近年はRUSHやブライアン・メイなどの影響も顕著だったプロデュースも務めるジョン・ペトルーシ。このアルバムではズルリと一皮剥けてきた。
ストーリーの幕開けはポジティブで爽快、壮大なスケールと空間をもったキャッチーなメロディックロックでお出迎え。ゴリゴリのプログレヘヴィメタルとは早々と決別との印象を残す。
その後もダークな色合を排除する傍ら、場面展開に応じた超絶技巧を見せ場としたポジティブなサウンドが続く。
テーマとも言える支配する勢力への反逆はRUSHが得意とするモチーフ、その辺りはこのアルバムにも受け継がれているが、ドラマ仕立ての効果音を伴った演出など、様々な仕掛けを用意し何が飛び出すか分からないスリルがある。
またプログレ系に理解の深い人であれば、同じフレーズが何度も姿を変えながら何度するアイデアに、分かっているなぁと嬉しくなりますよね。それに、この巧みに織り込まれた豊かなアンサンブルなどYES,RUSHが好きな人は、それを待っていたと手を叩いて喜びたくなる瞬間が訪れる。

RUSH,YESを知らずしてこのバンドに触れるのは悲劇だ。それに楽器を演奏できないとツマラナイだろう。コード進行、主旋律に対するリズムの違いなど、複雑な場面展開にも理解できないはずである。
それこそ、分かりやすいやヘヴィだ、スピーディだ、ポップだと表面的な評価に終始しています。
かつてJETHRO TULLもA Passion Playを出したときに散々悪口を叩きつけられた。難解だ、意味分からん。変な寓話風の語りなどいらないとやり玉に挙げられ、ものすごいネガティブキャンペーンを叩きつけられた。ただ全米1位に輝き世間の評価もコロッと変わった。アレを目の当たりにしたときは、心の底から滑稽な奴らだと軽蔑した思い出がある。
このアルバムも歴史がいずれ証明するだろう。
日本でもHM/HRの掲示板として唯一ともいえるサイトが、この程度の批評では嘆かわしい。正しいとか間違っているじゃないRUSHやYESとの類似点に気が付けないのが悲しいのだ。
それが分かっていれば、そこのコメントがもっとあるはずだが、一人をおいて、お目にかかれないのが残念だ。


DREAM THEATER - Dream Theater (2018-08-28 18:48:57)

上記の発言を見ても誰ひとりとてRUSHの名前を挙げていない。「The Looking Glass」「Surrender To Reason」の2曲など完全のRUSHそのものと言える。その魅力に気がつかなければDREAM THEATERへの理解など得られないだろう。
日本においてRUSHがいかに人気ないかを痛感するね。そりゃ何度聞いても耳に残らないだろう。雑誌の評価も高いバンドで、イメージも崇高そうだからといって祭り立てることもないがムリは禁物だと言いたい。
とくにImages and Wordsの分かりやすさとヒット曲重視の耳では、耳が可哀そうだよ。

RUSHをお手本にした、超絶技巧が飛び交うバンド・パートからオーケストラ・パートへ移行の仕方など、誰が聞いてもそのものだ。
作品への嗜好など人それぞれ、点数などもどうでもよいが、誰ひとり、その点に気がつかないのが残念を通り越し無念。それでは批評にならない。喰ったことない料理の味を採点しているようなもので信憑性が0点だと言える。
もう少し勉強してもらいたいね。じゃなきゃDREAM THEATERが可哀そうだ。このオマージュ満点のRASHスタイルへの非難もないのが一番の不可解。くどいようだが、もっとRUSH聞けよといいたい。


JETHRO TULL - Heavy Horses - Heavy Horses ★★★ (2018-08-28 18:34:02)

デイヴィッド・パーマーがオーケストレーションを担当している。
彼の存在は大きなウェイトを占めているのは、この曲を聞けば一目瞭然だ。
数ある代表曲の中でも名曲中の名曲と推される。この曲をまずは聞いてもらいたい。


JETHRO TULL - Heavy Horses ★★★ (2018-08-28 18:28:13)

見事にソングライティング力が復活したバンドの勢いは留まらず、このアルバムもブリティシュなフォーク/トラッド路線を踏まえたものとなった。この時期、全盛期ほどの売り上げを残せない状況に陥ったのはバンドが悪いのではなく、世間の流れが確実に英国的なものから離れて行ったという背景がある。質は高いが利益を残せなければ失敗の烙印を押されるのは残念な結果だ。やはり芸術を数字で表すのは愚かな行為と言わざるを得ない。
聞きやすさ最優先した結果、楽曲はコンパクトになったが、それでもJETHRO TULLらしい満足感が得られるのは名盤の証。デイヴィッド・パーマーがいるのも心強い。


JETHRO TULL - Too Old to Rock 'n' Roll: Too Young to Die! ★★ (2018-08-28 18:09:44)

落ちぶれたロックスターの復活劇をストーリーにしたコンセプトアルバム。アルバムのジャケットを見ればわかるように、主人公のロックスターはイアン・アンダーソンに見立てているのがブラックジョークとして成立している。

ジェフリー・ハモンドからジョン・グラスコックへとベースの座は変わったが、バリーモア・バーロウとの相性が良くリズム面は今まで以上に複雑な展開へと様変わりした。イアンがプロデュースしたSTEELEYE SPANのマディ・プライアもゲスト参加。フォーキーなトラッド色も上手く出ているが、売れなければいけないプレッシャーと、イアン拘りの狭間で音楽性が揺れ動き、JETURO TULLの何ものでもないのに、どこか散漫な印象を与えてしまうのは何故だろう?コンセプト作なのに、一曲が独立している為にコクが薄まったのも要因。このバンドは、そういう色気を出さない方が良いのだが売れないと喰えない、背に腹は代えられないのだろう。


JETHRO TULL - Minstrel in the Gallery ★★★ (2018-08-28 17:58:19)

またもストーリー性を大切にしたアルバムに着手した。②は北欧神話を題材に、⑥はロンドンを舞台にした組曲。
このアルバムはフルートよりもアコースティクギターを弾く機会が多いイアンだが、それでもJETHRO TULLらしいリティッシュ・ハードロック/プログレッシヴ・ロックはスタイルは健在。独自の世界を切り開いている。この時点で一枚とて同じ内容のアルバムを作っていないという才能はもっと評価されるべきなのだが、日本ではプログレは人気薄なのが残念でならない。
全英20位、全米7位と思ったほどのセールスには結びつかなかったが作品のクオリティは高く従来のファンは勿論、新規のお客さんにも優しいアルバムだ。


JETHRO TULL - War Child ★★★ (2018-08-28 17:47:20)

前のアルバムが酷評された為にレコード会社からも口を挟まれたアルバム。イアンは74年に英国のエレクトリックトラッドと当時呼ばれていたスティーライ・スパンのアルバムをプロデュースしていたのだが、その時、トラッドの影響を受けたと公言。その影響もほどほどに、レコード会社の指示に従いコンパクトでポップな曲が増えた。
アメリカで売れた⑦などを聞けば一目瞭然だろう。しかしJETHRO TULLとらしいと言えば⑤だろうけど。
まだ正式メンバーではなかったがカール・パーマーがストリングスアレンジを担当。次のステージへと向かう準備を着々と進めていた印象が強い作品だ。


JETHRO TULL - A Passion Play ★★★ (2018-08-28 17:35:36)

キリストの受難という西洋人にはなじみ深いコンセプトを扱い。コンサート会場でも映像を使いながら演劇性の強いコンサートを行っていた時期の作品。
ファニーなイメージもあった「ジェラルドの汚れなき世界」に比べダークなイメージが強いのは題材がキリストの受難だからだろう。
英国で評判の悪かった演劇風コンサートに、ヘヴィでダークな曲調になったので、当時の日本では文句をいっぱい言われたアルバムだった。英国では13位止まりも全米1位に輝く、全米1位の影響を大きく、げんきんな奴らが手のひら返したのは滑稽だったな。

フルート以外にもサックスも大きくフィーチャーされ、他に類を見ない独自の世界を探求。新しい音楽の世界を開拓していた。70年代中期の演劇風サウンドを楽しんでいたバンド。その遊びに付き合えるかは音楽的な偏差値の高さを要求されるだろう。

当時、世界的に文句を言われたアルバム。日本でも好意的じゃなかったが今このアルバムを駄作と呼ぶ人も少なくなっている現状が実に愉快だ。昔はあんなに文句言ってたのにね。若気の至りですまされない時代になった昨今、不用意な発言は控えたいね。


JETHRO TULL - Thick as a Brick ★★★ (2018-08-22 22:44:09)

1972年リリースの5枚目。ジェラルド・ボストックなる少年が書いた詩が、大きな賞をとったと実際に起きたニュースのようなジャケットを使い、真実のように装ったアイデアが英国流のジョークなんだろう。イアン・アンダーソンのユーモアセンスがアイデアの源流なのだが
、これが傑作なんだ。
静と動のパートを行ったり来たりしながら目まぐるしく展開する、プログレシッブロックさながらのスリル。無駄のない演奏はいつ聴いても手に汗を握らせる。新ドラマーのバリー・バーロウのツーバスが、これまた迫力あるんだよ。
ちなみにデジタルリマスターヴァージョンの方がイアンのフルートの音色がハッキリと聞こえるからアナログ盤もっている人も聴き比べるべき。それにJETHRO TULLの代表作に上げるファンも多いから、未体験のかたには、これから聞くことを薦めるね。


JETHRO TULL - Stand Up ★★★ (2018-08-22 22:26:09)

デビュー作が話題を呼び売り上げもそこそこあったのだが、ギターのミック・アブラハムズが脱退。後釜に収まった人物が当時はEARTHと名乗っていたバンドのレフティ、トニー・アイオミであるのは有名なエピソードだ。結局アイオミはバンドに馴染めず早々と去ったのだが、マーティン・バレというギタリストが無事に後を収めた。
ミックが抜けバンドのイニシアチブはイアン・アンダーソンへと移行。イアンのフルートが主導権を握るシングルヒットした③を始め、バラライカを使った⑦、アコースティカルなストリングスナンバーの⑨と多様な音楽性の数々にイアンの才能の豊かさを感じた。
JETHRO TULLの歴史は早々とオリジナルラインナップが崩れた2枚目から始まったのは皮肉な出来事だ。
それを証拠に全英第1位、全米第20位に輝いたヒット作でもある。


JETHRO TULL - This Was ★★ (2018-08-22 22:15:27)

今一つ日本では人気のない英国のフルート奏者がいるユニークなラインナップが話題となった伝説のグループ。今も解散することなく活動を続けている凄いバンドなのだ。

当時流行りのブルースロックをベースにイアンのフルートが重なるスタイルはかなり斬新なアイデアだったが、デビューアルバムはギターのミック・アブラハムズの渋いギターが大きなウエイトを占めている。それでも単なるブルースロックの枠に収まらなかった個性が話題を呼んでいた。⑤はローランド・カークのジャズナンバーを取り上げたり、ドラムソロで幕が開ける⑥など年代を感じさせる作風でもある。


WARHORSE - Red Sea ★★★ (2018-08-21 21:12:59)

セッションミュージシャン稼業に精を出して食い繋いでいたニック・シンパー。ツアーメンバー等と意気投合して結成されたのがこのバンドなのだが、質の高いアルバムだが売れなかった1stに続いてリリースするもセールスは惨敗。ろくにツアーも行えずに解散に追い込まれた。

そんな悪い話とは裏腹に今回もニック・シンパー在籍時のパープルに良く似たサウンドが楽しめる。前作よりもややハードさは薄れたかもしれないが、ジョン・ロード風のオルガンも聞こえる、ギターもリッチー・ブラックモアのように延々と弾きまくっていたりと、インプロビゼーションなプレイがのっけから飛び出しているのが凄い。聴きどころ満載のテクニカル集団よる演奏は迫力満点だ。
元パープルとしては地味な男だが日本でも生粋の英国ロックファンは熱視線を送っていた、知る人ぞ知る名バンドだったと断言しておこう。


VOW WOW - Vibe ★★★ (2018-08-12 13:51:33)

海外での本格的な活動は自分たちのアイデンティティを呼び醒ましたのか、このアルバムには東洋的なエッセンスが今まで以上に出ている。ファンクなグルーブもあったりと、肌で感じるムーブメントに合わせるように多様化する音楽性に挑んでいる。
人見の歌や恭司さんに注目が集まるけど、やはり厚見のキーボードは重要な役割を占めていると改めて感じた。孤高の存在故に、今一つ明確にファン層を開拓出来なかったバンド。日本でも人気も尻すぼみだったように記憶している。
だからこそ、今最も再結成して欲しいバンドだろう。この音なら今の方が絶対、世界で認めてもらえると思う。


VOW WOW - V ★★★ (2018-08-12 13:42:43)

圧倒的な完成度を誇った前作。その中で海外を拠点とする活動の中でベースのキンさんが脱退を決意。その代わりがニール・マーレイというのだから驚きだ。
各自のプレイもさることながら、前作を凌ぐ計算され尽くしたサウンドに脱帽。ジョン・ウェットンが作詞で参加した⑨を筆頭に、他に類を見ない唯一無二の個性を光らせている。改めてバンドの潜在能力の無限さを感じた。このバンド一体どこまでいけるんだ?既成概念をぶち破る冒険心と伝統が息づく、これも名盤中の名盤だ。


VOW WOW - III ★★★ (2018-08-12 13:35:03)

LOUDNESSの対抗馬として日本国内でも確固たる地位を得たバンド。ジャパニーズヘヴィメタルブームの波にもなり高い人気を誇っていた。そんなバンドの名前を益々シーンの中核に押し上げたのが初期の代表作であり、最も愛しているアルバムが3枚目のこれです。
非の打ちどころのない比類なき完成度、経験と知識に裏打ちされた崇高なプレイアヴィリティ、とくに緻密な演奏の中でも、人見のパワフルな歌声は圧倒的な存在感だった。
テクニックだけじゃないフィーリングで酔わせてくれる山本恭司。厚見さんのキーボードは知的なエッセンスを加え、より幅広いそうに訴えてくれる。往年のハードロックの姿を自分たち流の解釈で世界に再提示してくれた名作中の名作だ。


VOW WOW - Cyclone ★★★ (2018-08-12 13:23:53)

前篇英語詞になり本格的な海外戦略の足場を固めることになった。実際英国でもリリースされ高い評価を得られる。
バンドとして成熟した2枚目のアルバム。荒々しいスピードナンバーの鋭さに舌を巻くが、日本人的な様式美スタイルを一切とっていないのが個性を最大限に光らせているのだろう。
借り物のアイデアを排除する姿勢に、このバンドの本質を見た。


MARINO - FROM ALL OF US TO ALL OF YOU ★★★ (2018-08-09 10:09:01)

前作同様ダークス・スタジオで録音されたスタジオラスト作。
日本人好みのメロセンスやキャッチネスさもあるが、大谷令文のギタープレイには、どこかアーバンな大人の魅力があって、他のバンドとは違う魅力がマリノにはあった。
男性化粧品のタイアップソングにも選ばれた「BRAKE」もそんな魅力が感じ取れるからだと思う。
前作同様、重厚なマリノサウンドとドイツレコーディングが生みだす独特の空気は、メンバーの個性が互いに共鳴しあうことで成り立ったんだと思う。


MARINO - MARINOⅡ ★★★ (2018-08-09 09:55:32)

当時は大谷令文の人気は高くデビューアルバムのと2枚目のアルバムの間にソロアルバムをリリースしていた。そんな勢いはバンドをドイツのダークス・スタジオへと連れていく。
前作と同じくマリノらしい重厚なメタルサウンドは、2枚目にして既に王者の風格が漂い、浮つき始めたメタルシーンに一石を投じてるようだった。
それにしても皆がロスやサンフランシスコなどアメリカでのレコーディングが多いのにドイツを選んだというのが、いかにもマリノらしい、そりゃ爽やかな青空が似合わないバンドだったけどさ(笑)


MARINO - TARGET ★★★ (2018-08-09 09:45:57)

ストラトの魔術師とギター誌などで呼ばれた大谷令文のテクニカルなギターに注目が集まるが、マリノの魅力と言えば関西の重戦車と名付けられた重厚なリズムプレイを中心としたパワーと、キレのある演奏が魅力だと思う。
その魅力を表しているのが、バンドの代表曲「IMPACT」でしょうね。
1984年にリリースされたデビューアルバム。ルックス重視の音楽界に一石を投じる本格派のバンドが登場したと注目された。


EARTHSHAKER - Live in Budohkan ★★★ (2018-08-09 09:30:43)

国内のメタルバンド初、武道館でのライブを収めた記念すべきアルバム。ありがとう君にもとい、ありがとう伊藤政則でしょう(笑)
アルバム「PASSION」に伴うツアー、人気も絶頂にあったバンドの勢い、その全てがパッケージされている。
ジェラルドの永川敏郎が正式メンバーとして正式に紹介されたのも、これからだったね。


EARTHSHAKER - Overrun ★★ (2018-08-08 11:03:39)

キーボードの比重が大きくなりファンの間でも賛否が巻き起こった。
個人的にはキーボードの安っぽい音に問題がある。BURRN!誌でも指摘されたスーパーのBGMみたいなである。

趣味の悪いキーボードに邪魔されているが、更なるファンベースを広げるキャッチーな曲はどれも魅力的に映り、時代に合わせバンドの音をアジャストさせていた証拠だろう。
もう一度、ファンの方にはフラットな気持ちで向き合って欲しいアルバムだ。


EARTHSHAKER - PASSION ★★ (2018-08-08 10:58:02)

バンドの勢いは留まる事を知らず、今度はRATTのアルバムにも参加したジム・ファラーシまで呼んでアルバムを制作。ハードさを残しながらも、音楽性はドンドンと拡散傾向にあり、まとまりがなくなりそうな瀬戸際で踏ん張っている。
ファンにとっては長年収録が見送られていた名曲「ありがとう君に」が収録されているのが嬉しい。


EARTHSHAKER - MIDNIGHT FLIGHT ★★★ (2018-08-08 10:51:57)

この時期のアースシェイカーの人気は凄かった。特に田舎の不良少年のバイブル的な存在だったともいえる。ボーイとかバービーボーイズとかブルーハーツなんかが登場するバンドブーム前のバンドしてギターキッズに愛されてもいた。
女にもてたいならMOREを弾けないとイケないと初心者がこぞってコピーされていたのも懐かしい逸話だ。

ファンベースが広がるバンドは最大のポップナンバー③絶望的に悲しいバラード⑧などスマッシュヒットへの後押しとなるナンバーも収録と完成度が高い。シリアスな世界観が都会の情景を冷たく見つめる①⑤なんて、このアルバムならではの収録曲だろう。


EARTHSHAKER - FUGITIVE ★★★ (2018-08-08 10:39:48)

偉そうなことは言えるが制作現場でのプロデュース力は全くなかった伊藤政則氏。バンドは本当のロックな音を求め海外へと向かう。
名曲「MORE」が収録されているのが名盤へと評価される理由だが、やはり多忙なスケジュールの合間を縫っての書き下ろしが多いため、充実度はデビュー作に劣るのだが、それでもY&Tを手掛けケン・ケーシーが参加したのはバンドにとっても嬉しい出来事だろう。
何故かと言えばバンド名の由来がY&Tだからね。
デビューしたての若手が海外レコーディングできたのも、アースシェイカーの為にマリオネットミュージックを立ち上げたゴットのおかげなのだから、やはり彼の影響はビジネス面では相当な力を有しているんだろう。


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER ★★★ (2018-08-08 10:33:50)

世界的にヘヴィメタルが隆盛を極めた時代に遂にわが国でも本格的なバンドがデビューした。ゴット伊藤政則氏の完全バックアップを受けて華々しくシーンへと登場。
勢いのある楽曲を中心としているが、バンド名と同じなのは自信の表れなんだろうオープニングを飾る劇的な①など貫禄たっぷりだ。
ストレートな②情感は弾け飛ぶバラード④益々攻撃的な⑧と今でもライブで演奏される代表曲が多い。
そのなかでも一際異彩を放つのがエイドリアン・スミスが寄稿してくれた⑥。
こうして改めて聞けば、いまだに色褪せない名曲揃いなのが凄いと思った。改めて再評価されるべき日本を代表するバンドのデビュー作だろう。


44 MAGNUM - Actor (2018-08-08 10:17:32)

初の海外レコーディングに挑んだ3作目。今まで以上にバラエティに富んだ曲が増えセールス的な成功に導いた。
その半面,今までにあった刺々しさが薄まったのが後の路線変更を示唆するものなのだろう。
44マグナムらしい勢いを失ったのは痛かったな。


44 MAGNUM - ストリート・ロックンローラー ★★★ (2018-08-08 10:11:37)

バンドが目指す音を追求するためにセルフプロデュースを手掛けた2枚目のアルバム。ライブで鍛えられたメンバーシップは益々強固なものに生まれ変わった。演奏も楽曲も全てレベルアップ、充実した姿はバンドの名を一躍シーンのトップへと登り詰めさせている。

ラウドネスやアンセムとは違うジャパニーズメタルの形を作ったのは44マグナムだろう。ワルっぽい危険な香りのするバンドだった。


44 MAGNUM - Danger ★★★ (2018-08-08 10:05:44)

アルバムタイトルが示す危険な匂いのするデビュー作。危なっかしい演奏がさらに危険な空気を作りだしているから、ロックってのはハッタリも必要な要素だよなぁと強く思うね。

派手派手の金髪にグラマラスなステージ衣装、モトリークルーなどのL.A勢の影響は大きいものだ。ある意味、ヴィジュアル系の発想ってのは常にあった。音よりもまずは見た目も大事ってね。

ジミーはジョン・サイクス、フリークだと分かる①、攻撃的な⑤、ダンサンブルな③、KISSフリークのバンちゃんが書いた⑨とライブでも定番の曲が収録さています。

関西を中心に巻き起こったヘヴィメタルムーブメント、その勢いの中で切磋琢磨してデビューを果たしただけに、どの楽曲にも勢いがあった。


ANTHEM - The Show Carries On! - Complete Version ★★★ (2018-08-08 09:57:28)

L.Aのカントリークラブ公演を収録したライブ盤。実は以前に収録されたものは幾度、ヴォーカルとギターは差し替えられたものだというのが今作を聴いて判明した。
当時の熱気、念願の海外戦略を果たしたバンドの勢いが見事のパッケージされている。


ANTHEM - Bound to Break ★★★ (2018-08-08 09:52:27)

大物プロデューサー、クリス・タンガリーディスを迎え制作された初期の代表作。
ヘヴィメタルバンドANTHEMとして進むべき道、ヘヴィメタル道を突き詰めた快作だ。

ソリッドに研ぎ澄まされたリズムプレイ、大内の成長著しい姿は、柴田直人のプレイに喰らいついていこうと必死の形相が伺える。その鉄壁のリズムセクションが濃密なメタルサウンドを生み出しているのが分かる。

のちに判明した坂本英三の脱退劇。このレコーディングを最後にしていたと思って聞くと全身全霊を掛けて歌い上げる姿には、単なる成長の跡だけではない男の姿があり、なんともいえぬ清々しい気持ちになれる。そして坂本のパフォーマンスは聴く者の魂を揺さぶる熱きスピリットが宿っていたと断言出来るだろう。

ANTHEMが描く理想のヘヴィメタル像とは、その答えを問いかけるような力作。日本人だからとバカにされることだけは理解できない。


FIVE FINGER DEATH PUNCH - War Is the Answer ★★★ (2018-08-07 16:46:55)

パンテラ風のグルーブメタル魂を継承するバンド。そこに哀愁度が強いメタルコア勢との接近をはかり、面白可笑しくごちゃまぜに混ぜ合わせ今風のニューメタルに仕立て上げた。
ニューメタルの最終形態。早くから海外のメディアで取り上げられ絶賛の嵐となるも日本では完全にシカト。レコード会社の言いなりの忖度ジャパンのBURRN!では紹介されることなく日本での知名度は低い。
その代わりにブレットフォーマイバレンタインのようなアイドルを、猛プッシュするという不可解な事件を起こしていた

このアルバム、CDが売れない時代にアメリカだけで100万枚を売りプラチナディスクを獲得。人気のほども伺えるだろう。
凄くヘヴィでグルーヴィー、それでメロディがめっちゃキャッチーときたらノリノリだよね。
細かいジャンルに分かれるラウドシーンを統括するようなソリッドで刺激的なサウンドが楽しめる名盤だ。


SABER TIGER - Brain Drain ★★★ (2018-08-07 16:33:42)

メンバーチェンジの多さが有名なバンド。そのせいで活動がままならなかったと語られているが、ようやくこの頃からラインナップが固まる。サーベル特有のハイテンションで緊迫感のある演奏は、牙をむき出しに迫ってきた獣のようだ。
下山武徳の書くメッセージ性の強い歌詞も歌声もバンドの顔となる。


SABER TIGER - Invasion ★★★ (2018-08-07 16:27:21)

1981年にはバンドは動き出していた。LOUDNESS同様、日本でも最古参の部類に入る北の凶獣サーベルタイガーの正式なフルアルバム第一弾。
久保田陽子のメロディセンスが素晴らしい。キメキメの複雑なリズムやツインリードを繋げる役目は久保田の歌だと思う。兎に角、長きにわたるサーベルの歴史の中で一番好きなのは久保田陽子時代と上げるファンも少なくないが、リリース当時は、女が歌っているとネガティブな発言が多かったことを記憶している。


LOUDNESS - Live-Loud-Alive: Loudness in Tokyo ★★★ (2018-08-07 16:16:44)

撃剣霊化のレコーディングとヨーロッパツアーを終えて凱旋帰国後すぐに行われたライブを製品化。
海外でも確かな感触を掴んだバンドは、ものすごい手ごたえと熱気が籠ったライブになっている。
とくに音の良くないスタジオ盤を遥かにしのぐ迫力、手直しが少ない熱狂のライブ盤。高い演奏技術があるが故の完成度の高さに圧倒されます。

惜しいのは魔界典章からのナンバーとシングルが中心で、2ndから一曲もチョイスされていないのが残念ちゃん。


LOUDNESS - LIGHTNING STRIKES ★★★ (2018-08-07 12:23:30)

レコード会社からボーカルとミックスにクレームが出たため再度マックス・ノーマンが歌入れを録り直したShadow Of WarのUSミックスヴァージョン。
アメリカンマーケットを意識した②のブライトさは爽快感もあり新境地を切り開いた。山下昌良の趣味を反映した⑨のプログレスタイルも顕著な曲もあったりとバンドはより多面性をアピール。
高い技術の演奏はアメリカのキッズをノックアウト、ビルボードチャート最高位の64位にランクイン。名実ともに日本およびアジアを代表するメタルバンドになった。


LOUDNESS - THE BIRTHDAY EVE 〜誕生前夜〜 ★★★ (2018-08-07 12:02:33)

アイドルから本格的にミュージシャンへと変貌。ジャパニーズメタルの扉を開けたLOUDNESSの記念すべきデビューアルバム。メンバー全員20歳そこそこの若者なのに、プレイアビリティの高さがエグイ。しかもレコーディング期間はたったの1週間!!。スゴイよ、スゴクねぇかこれわ!?
短期間のレコーディングだけに荒削りだけど、楽曲の出来は申し分なし、ド頭の雷の如きノイズギターに脳天がカチ割られたかと思ったよ。

ライブの臨場感を出すために一発録りに拘ったレコーディング、これだけ凝ったフュージョンやプログレからの要素も巧みに取り込んでいるのにね。
本当に凄い奴らが日本から現れたと思ったよ。


WARHORSE - Warhorse ★★★ (2018-08-05 12:45:41)

パープルから追い出されたニック・シンパーがセッションミュージシャンを経て、その人脈を生かして結成されたのがウォーホース。
ディープ・パープルを意識したようなシャウトシンガーやジャズやR&Bにクラシックまで飲みこんだキーボードプレイヤーなど、似たような雰囲気が出ているのが面白い。

ジョン・ロードよりはキース・エマーソンなんだが、その存在感の強さが渋めのハードロックサウンドの中で強烈に光っている。
ブリティッシュアートロックの精神性を引きずるハードロックサウンドには、新しい可能性を模索する野心に満ち溢れている。

ただ、ハードにガナリ立てるんじゃない崇高なロックスピリットは唯一無二の個性だ。70年代のロックバンドからは本物のヴァイヴを感じる。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless ★★★ (2018-08-05 12:24:48)

変態的なリズムとハードなギター、そこにロッド・エヴァンスの甘く太い歌声、個性的な曲は前衛的なプログレスタイルは斬新なものだったがアメリカでは売れず、メインソングライターのドラマー、ボビー・コールドウェルが脱退。
今作では3人のメンバーを新たに加え再始動。よりアメリカンマーケットを狙ったサウンドで勝負を仕掛けるが売れなかった。

やはりどう聞いても英国的な暗さがメロディやサウンドに溢れすぎている。多少はシンプルになったし聴かせ方も変わったが、英国のバンドでしょうよ。この音はさ。
ミュージシャンとしての凄味はデビュー作の足元に及ばないが、聴きやすさならコチラの方が狙い通りにいっている。

あとこのバンド、やたらとスペイシーだとか言われているが、聴けば分かるが全然そんなことないので気をつけましょう。
ラテンアメリカンなノリにスペイシーなんて微塵もないよ。

結局、これも売れずロット・エヴァンスもバンドを去ることに、その後のロッドは偽パープル事件まで音沙汰なしの状態が続いた。
パープル時代では発揮できなかったロックミュージシャンとしての資質。高いスキルもあるのに無駄に終わらせたのは残念で仕方がない。

このラテンアメリカンロックのリズムと英国プログレサウンドの融合も悪くないぞ。
サンタナみたいじゃないのかね。


CAPTAIN BEYOND - Captain Beyond ★★★ (2018-08-05 12:12:40)

ディープ・パープルを首になったロッド・エヴァンスは夢を追い求め渡米。アイアン・バタフライのメンバーとドラムにボビー・コールドウェルを加えてバンド結成へと漕ぎつけた。
ロッドとコールドウェルの二人が書き下ろしたハードロックはロッドのソフトな歌声を生かした複雑なもので卓越したミュージシャンの高いスキルが重なり合う濃厚なものだった。
甘く太いロッドの声が、この音に合うとは夢にも思わなかった。このアルバムは彼にとってベストテイクだろう。
そして凄腕ドラマーとして呼び声の高いコールドウェルは、その呼び名に偽りなしの剛腕を発揮。ソングライティング力も含め、素晴らしいミュージシャンだった。この二人なくしてキャプテンビヨンドは成り立たなかっただろう。

アメリカでの成功を目指したのいセールスは振るわず、コールドウェルが早々とバンドを去ることに、今聞いても個性的で斬新な楽曲を有するバンドの船出は暗礁に乗り上げてしまった。

プログレッシブな展開はアメリカ人の好みじゃないのね。それに英国丸出しの陰気臭さもうけない要素なんだろうよ。
だが日本では名盤として語られている。

ロッドが偽パープル事件さへ起こさなければ今日の評価も絶対に違うはずなんだけどなぁ。


RAINBOW - Bent Out of Shape ★★★ (2018-08-04 11:17:36)

コマーシャル路線になってから、何かと悪口を言われるようになったバンド&ブラックモア。特にジョーに対する批判は相当なものでグラハムは許せるがジョーは評論家の、お眼鏡にかなわず、不自然なほど絶賛されたグラハムキャンペーンを再びは起こしてもらえなかった。
そりゃそうだ、既にアメリカで成功したマネージメント側が大金払って、アジアの小国に売り込む必要もないのでね。
そんな裏事情も知らず、とにかくジョー時代は、フォリナーやサバイバーと比較して悪口をいってる輩が多かったことを克明に伝えておきたい。

確かにコマーシャル路線を極めた印象の強い一枚だが、同時に崇高なムードすら漂う独特のサウンドへも変換したアルバムだ。
とくにポップの質感が大きく変わった。英国特有の憂いが全体を覆い尽くしアルバム全体のカラーを変えた。
ロックバンドとしてのパワー、そして売れるためのコマーシャル性、一つ頭を抜け円熟の域へと到達したアルバムを最後のバンドは解散の道を歩むこととなる。
このラインナップの終焉は残念だが、全てをやり尽くしたとインタビューで語るブラックモアのコメントも腑に落ちたのも事実としてある。いつまでも、この路線は進めないよな。


RAINBOW - Down to Earth ★★ (2018-08-04 10:45:41)

ギャラの問題など待遇面に不満をもったロニー・ジェイムス・ディオがバンドを去ることに、予想もしていなかった事態を救ったのは短髪のグラサンが似合う、アロハを着たパワー・ポップシンガーのグラハム・ボネット加入がバンドにとって最大の転換期をなった。

前作のコマーシャル論など吹き飛ばすほどのアメリカンナイズド路線。これがあのRainbowかと本気のファンは嘆き悲しんだ。
しかしレコード会社と評論家による後押しは凄く作為を感じさせるもので、あちらこちらで大絶賛されたことを覚えている。一種異様な様子だったよ。
手ごたえを感じていたのに売れなかった前作に危惧を感じたんだろう、グラハムレインボーへのポジティブキャンペーンは引くくらい凄かった。

このアルバムからロジャー・グローヴァーとブラックモアが再合流。バンドが終わりを告げるまで二人三脚でバンドを盛り立てることなる。

新たなる可能性を模索したアルバム。ALL NIGHTはまだしも、SINCE YOUはやり過ぎだろうよ。でも今作最大の問題は、急激に売れたがりコマーシャル路線に走ったブラックモアに嫌気をさして、バンドを去ったコージー・パウエルの脱退劇を置いて他にないだろう。


RAINBOW - Long Live Rock 'n' Roll ★★★ (2018-08-04 10:31:59)

パリの古城でレコーディングとはブラックモアの中世を愛するが故の遊びだろう。
アメリカンマーケットを視野に、大作路線を捨てコンパクトな楽曲を中心とした作風は、当時ファンの間で賛否の声が飛んだというのだから今なら、このエピソードを誰も信じられないだろうね。

中世バロックの世界に倒錯した大作ナンバーはなくなったが、その代わりに名曲中の名曲「Kill the King」が生まれたり、ムード満点のバラード「Rainbow Eyes」などライブでも重要なナンバーが多数収録。作風はけして間違ってはいなかった。
この程度でコマーシャルになったと叩かれる70年代って純粋に凄いと思うよ。その目もけして間違っていないもの。


RAINBOW - On Stage ★★★ (2018-08-04 10:25:08)

本当は日本公演のものを完全にパッケージしたライブ盤になる予定だったが、ラストのStillが気に入らず、ヨーロッパ公演のものに差し替えられた為に「On Stage」と名付けられた。
本当はどんなタイトルになる予定だったんだろうと日本人なら気になるでしょう。

ステージのほぼ全容を収録したライブアルバムは脂の乗り切ったバンドの凄味を体感できる名盤。ライブだと俄然勢いが増すコージー・パウエルのドラムが、これまた凄い事になってる。


RAINBOW - Ritchie Blackmore's Rainbow ★★ (2018-08-04 10:13:12)

ディープ・パープルから脱退したリッチー・ブラックモアが、ソロバンドのシングルを録音するために交流のあったエルフのメンバーを起用。結局は、これが決め手となりソロプロジェクトが動き出した。
やはり、なんといってもロニー・ジェイムス・ディオの獲得が一番大きな出来事だった。

ファンク路線に嫌気がさしていたパープル時代のブラックモア、このアルバムでは彼の趣味趣向がダイレクトに反映、中世バロック音楽とロックの融合を最大のテーマに掲げ重厚なサウンドへと仕上げた。
ライブで人気のバラード「Catch the Rainbow」も収録されている今作だが、宗教的な「Temple of the King」も異色のアコースティックナンバー、そしてハイライトはRainbowらしい様式美ナンバーの「Self Portrait」が聴けるからだろう。

シングル候補にもなった「16世紀のグリーンスリーブス」もクラシックナンバーとして重要な役割を果たしていた。

ただこのアルバム、主役たるブラックモアにギターに覇気が足りない。もっと鋭気溢れたものを期待したのに、大人しい無難なプレイはソロとしては物足りないものだと思う。パープルで不満を抱えてのソロなのだから、ちょっと肩すかしを喰らった気分だ。


WHITESNAKE - Slip of the Tongue ★★ (2018-07-25 19:32:12)

BURRN!誌でも当時は良くカヴァーデイルとジョン・サイクスの組み合わせは最強だったと評価をされ、実際にあの記事が出た後は周りに同調する人間は勿論、自分が言ったみたいな勢いでウンチクを語る猛者が急増したことを鮮明に記憶している。
全米での成功を狙いすぎた人選は上手くいかなかったと思うが、それはブルージーなサウンドにヴァイの機械的なギターは合わないという論調なんだろうけど、その後、日本ではポール・ギルバートがギターを弾くMR.BIGだ大成功した。
同じようなブルースロックにポールの機械的なギター、ヴァイの方が理論的で革新的なギターを弾いていたと思うが、ポールの事を機械的なギターと非難する人に出会ったこは少ない。
したがって、何故ここまでヴァイが非難されるかは理解不能だ。やはり酒井氏の発言になびいた結果だろう。
キース・オルセンによる全米チャートを意識したポップ路線は前作同様だと思う。

その後、BURRN誌ではヴァイも合わないけど、カヴァーデイルもムリしてシャウトしていた、みたいな論調で着地した。
当時、評論家が口を揃えて否定した為に、多くの人が同調して悪口をいったことで有名なアルバム。
だから流石のカヴァーデイルも空気呼んでイマイチだったかもねと最終的に答える始末。
これだけネガティブな情報があるなかで聞くのは勇気もいるだろう、だけど普通の人たちは当時、結構当たり前に聞いていたのでバイアスが掛っていないならイケるだろ。

これは断言できるけど、昔のWHITESNAKEが好きな人は前のアルバムがアメリカンすぎてバンドから離れて行ったことも言及しておきたい。だから前作は最高で、今回はダメという意見がいかにBURRN!ライクなものだったかはハッキリと伝えておきたい。


WHITESNAKE - Whitesnake ★★ (2018-07-25 19:12:23)

めちゃくちゃコマーシャル路線を突き詰めたアルバム。マイク・ストーンとキース・オルセンの二人をプロデュースに迎えたのは大成功と言えるだろう。
ヤングギター誌でも大絶賛のラブバラード「IS THIS LOVE」などジョン・サイクス加入の成功例を見てとれるが、やはりリメイクしたヒット曲「HERE I GO AGAIN」の成功が全米2位へと導いたのは間違いないだろう。
その半面英国では16位までしか上らなかった。
しかしカヴァーデイルの野心はここに成就することになった。


WHITESNAKE - Slide It In ★★★ (2018-07-25 19:02:23)

ベテランのエディ・クレイマーをプロデュースに迎え入れシングル『愛の掟』を先行リリースするも、最終的にはマーティン・バーチが戻ってアルバムを完成させた。
すったもんだでメンバーの出戻りもあったが、コージー・パウエルのソリッドなドラムを軸としたハードロックサウンドは、今までのブルース路線と上手く融合。そのかいあってゲフィンレコードとの契約に漕ぎつけることが出来た。
しかしMIXに難を示したゲフィンの要望でUSヴァージョンを制作、リメイクナンバーの追加やギターパートをジョン・サイクスのものと、ベースパートをニール・マーレイに差し替えてのリリースと、また米と日、英ヴァージョンの違いのあるアルバムが出来上がってしまった。
過酷なドサ回りも経験した全米ツアー、その活動は全米制覇へと繋がる足がかりになったのは間違いないだろう。


WHITESNAKE - Saints & Sinners ★★★ (2018-07-24 18:49:58)

メンバー間のゴタゴタでレコーディングは途中で棚上げになる。おまけにカヴァーデイルは娘の病気を理由に休養と問題が多すぎた。すったもんだでメンバーは解雇。ベーシックトラックは録音済みだったので、契約をこなすためにメル・ギャレーを呼んでレコーディングを完成させた。
そんな内部事情はアルバムにもモロに反映されている。なんだかとてもまとまりのない作品になってしまった。それでも6曲目がスマッシュヒット。そのおかげで全英9位と面目は保たれた。
そのヒットしたHere I Go~はリメイクして大ヒットする。


WHITESNAKE - Come an' Get It ★★★ (2018-07-24 18:39:50)

アスコットの旧ジョン・レノン邸で録音したアルバム。だからバットフィンガーのヒット曲に似たタイトルや歌詞を引用したのかな?エロジャケットも含め遊び心も満載なんですね。

Fool For~がヒットを飛ばし良好な状態でリリース。そのおかげで全英2位と今回も売れた。気を良くして全米ツアーに出かけるもビルボードチャートは圏外、ツアーのチケットも売れず散々な結果に、この惨事がきっかけでブルースロック黄金期のメンバーシップが瓦解することになるとは夢にも思わなかった。

シングルカットされた3曲目の Don't Break~を筆頭のカヴァーデイルの歌声は益々、色気が増している。特に凄いと思うのは、今とは違い一つ一つに心を込め丁寧にうたっていること、そんだけでも聞く価値はある。
全米で売れなかったのは、アメリカ人にとっては暗すぎたのかな?


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Blindman ★★★ (2018-07-22 17:54:06)

オリジナルも捨てがたいが歌が上手くなったぶん、こちらに軍配を上げます。
でも甲乙つけがたいな。


WHITESNAKE - Ready an' Willing ★★★ (2018-07-22 17:34:49)

独特のシンコペイションが魅力のドラマー、イアン・ペイスが初参加となるバンド名義3枚目のスタジオアルバム。バンドの代表曲のFool for~がシングルとしてヒット、その影響もあり英国では最高位6にチャートイン。念願のビルボードチャートにも100位以内に顔を出しバンドとして大きな成功を収めた。
他にもカヴァーデイルの魅力を堪能できるブルースナンバーや、バラードなど名曲が満載、初期の代表作と呼ぶに相応しい完成度の高いアルバムに仕上がっている。中でも名曲Blindmanを再録してくれたのが嬉しい。当時よりも確実に上手くなったカヴァーデイルの歌でもう一度楽しめるんだから感謝です。
ディープパープルから3人もいるせいか、勝手にコチラが自分にバイアスをかけてしますのだが、もしパープルが解散していなかったら、こんな音楽性になっていたんじゃないのかと想像出来るのもお楽しみの一つだったりする。


WHITESNAKE - Live at Hammersmith - Ain't No Love in the Heart of the City ★★★ (2018-07-22 17:18:12)

ボビー・ブランドのカヴァーソングだが、もはやバンドの持ち歌といっても差支えないだろう。
カヴァーデイルの色気のある歌声に恋人も濡れる街角だよ。


WHITESNAKE - Lovehunter ★★★ (2018-07-22 17:14:06)

前作と同じくマーティン・バーチのプロデュースによるバンド名義2枚目のアルバム。そのせいかは分からないが6曲目に代表されるようにディープ・パープル第3期や4期の音楽性を意識したような作風に仕上げているのが印象的だ。2曲目は今でもライブで演奏される重要なレパートリー、カヴァーディルとバーニーのソングライティングチームによる名曲だろう。3曲目はアメリカ人レオン・ラッセルの曲。
パープル時代と比較されるような音楽性に落ち着いたが、その半面、カヴァーデイルのシンガーとしての成熟ぶりを堪能できる一枚だと思う。ここにはかつてのような、たどたどしい面持ちや不安感は一切ない。今ならグレン・ヒューズと互角に渡り合えるだろうと実感させたパフォーマンスが詰まっている力作だ。


WHITESNAKE - Trouble ★★★ (2018-07-22 17:02:10)

キーボードにジョン・ロードも加入、万全の態勢の中、遂にWHITESNAKE名義で本格的に始動。カヴァーデイルもディープ・パープル時代のようなロックシンガースタイルを取り戻す。二人のギタリストが譲り合いながらソロを弾く場面や、バーニー・マースデンが9曲目でリードシンガーを務めたりと民主的なバンド運営が印象的だ。とくにジョン・ロードのキーボードは、一発でそれと分かるプレイなど全体的な聞くべき点も多い。意外なのはビートルズのカヴァーがあることだろう。


DAVID COVERDALE - Northwinds - Only My Soul ★★★ (2018-07-21 21:38:53)

ムード満点。
いかにもカヴァーデイルらしいソウルフルなバラード。


DAVID COVERDALE - Whitesnake - Blindman ★★★ (2018-07-21 21:09:24)

魂を震わす本物の歌がここにある。
ジョー・コッカーも真っ青だね。


DAVID COVERDALE - Whitesnake ★★ (2018-07-21 20:52:45)

以前から顔見知りだったミッキー・ムーディらと曲作りを始め、ロジャー・グローバーにプロデュースを頼みリリースしたソロアルバム。パープルを抜けたばかりの影響なのか第4期時代の影を引きずりつつも、よりファンキーでソウルなロックナンバーやフリーのようなブルージーなバラードを軸としたスタンダードな音楽性をお披露目する形となった。
諸般の事情があり英国に帰国できなかったカヴァーデイルはドイツで歌入れを行っている。名曲Blindmanなど聞くべき曲が多いアルバムだ。


DEEP PURPLE - The Battle Rages On... (2018-07-21 18:12:42)

結成25周年を迎えマネージメント側は強引な形でイラン・ギランを復帰させることに、当然ブラックモアは難色を示したが説得に応じギランが再々カムバック。
その話題性を引っ提げリリースされたのがリッチー・ブラックモアのラスト作となる超問題作。
それまでよりも顕著なアイデアのリサイクルに昔からのファンは戸惑いを隠しきれずに不安を覚える。そして益々衰えが深くなったギランのパフォーマンス。これを最新作として楽しめる若いファンを羨ましく思えるような駄作に仕上がった。
大失敗の余波はリフの流用に留まらず、超産業ロックナンバーTime to Killの場違い感、そしてアグレッシブなA Twistを完全に歌えないのに用意したことなど、問題点は多い。
このアルバムで25周年を祝おうと言うのだから残念だし無念である。巷ではAnyaを名曲とまつられているがリフはまんまRAINBOWのストランテッド、そしてギランの歌唱力不足に何を見出せばよいのか…
そしてこれがブラックモア最後のアルバムになったのも晩節を汚したようで、やはり残念で仕方がない。このバンドもっとやれたはずである。


DEEP PURPLE - Slaves and Masters ★★★ (2018-07-21 17:56:00)

作品も低調だった前作、その余波は犬猿の仲である、ブラックモアとギランの対立構造をより明確になものへとなる。そしてギランの解雇という最悪のシナリオを迎えることとなった。バンド存続の危機を乗り越えるべく、数多のオーディションの末に迎えられたシンガーが、ジョー・リン・ターナーという意外な形で決着することなったのも驚きだ。
実質ソングライティングチームがRAINBOWになったことで益々RAINBOW化に拍車が掛ったが、BURRN!のクーデター酒井ほど、極端なレビューを受け入れるほど、あの雑誌の信者ではないので、再結成DEEP PURPLEらしい雰囲気が前作よりも戻っている。
また野心の燃えるジョーの歌は、覇気のないギランなど比べ物にならない精気に満ちていて、へなちょこな歌を聞かされるストレスが無くなったことがストレス発散へと繋がった。
頭3曲の流れは良いし威厳も戻っているが、どこか小粒な印象を残す楽曲とプレイに問題を感じる。特にイアン・ペイスのドラムはギラン以上に覇気のないものに映り完全に足を引っ張る形となった。
のちにBURRN!誌の記事によって、イアンのテイクはドラムマシーンだったことを知り仰天したことを覚えている。
DEEP PURPLEらしい空気感があっても売れなければダメで、このラインナップな短命に終わりことになる。ジョン・ロードが前の2枚にはない、魅力的な演奏を披露していただけに残念だ。


DEEP PURPLE - The House of Blue Light - Mitzi Dupree ★★ (2018-07-21 17:34:29)

このアルバムでは一番まともに聞けるブルースナンバー。


DEEP PURPLE - The House of Blue Light (2018-07-21 17:33:46)

再結成DEEP PURPLEの第2弾アルバムは前作以上に後期RAINBOW化していた驚いた。元々、金に困っていたイアン・ギランの働きかけで再始動したみたいな文言が雑誌に踊っていたが、蓋を開けたらブラックモアとロジャーの二人がイニシアチブを握るバンドだった。その二人の趣味が音楽性にモロ反映、それでも前作には王者としての風格が漂っていたが残念ながら今回は、その空気は皆無。究極の産業ロックナンバーCall Of~が始まったときの落胆は相当なダメージを与えた。
雑誌では当然の如く高評価、したがってBURRN!誌の信者は軒並み絶賛したが、それ以外のファンは大声で異を唱えた。
過去の財産を食い潰しリサイクルする音楽性、過去の幻影を追い求めるファンにとっては、もっとも見たくない凋落する姿だろう。それでもブルース色の強いMitzi DupreeやラストのDead or Aliveでは、どうにかバンドの体裁を保つ曲を披露出来ただろう。とにかく後は前作のアウトテイクのような曲であり、覇気のないアルバムになった。一番の戦犯はギランの覇気のなさだが、ブラックモアの趣味趣向が反映されすぎたのも問題だろう。やはり後期RAINBOWとDEEP PURPLEは相反するものだ。


DEEP PURPLE - Perfect Strangers ★★ (2018-07-18 18:03:42)

再結成の噂がずっとあった第2期DEEP PURPLEが遂に再始動。多くのファンは往年のキレまくった暴走ロックを期待したが、いきなり後期RAINBOW時代から存在していた「Knocking at Your Back Door」でスタート。
当然あれっ?と肩透かしを喰らったファンも多かったでしょうが、ここはかつてのバンドと切り離して聞いて欲しい。
貫禄溢れるオープニングナンバーはライブでも重要なレパートリー、その雰囲気をそのままに、またも後期RAINBOWな「Under the Gun」の登場と完全にアダルトなロックサウンドへと変貌を遂げました。

そんな中でも「Perfect Strangers」は再結成パープルの指針となる新境地開拓の名曲。これが中盤にあるからディープ・パープルだと認識できると言えよう。それくらい全般的に後期RAINBOW風の楽曲が多いアルバムだ。
このアルバム、今となっては神格化されたが、少なからず当時は勢いがないと否定的な意見も多かった。でもアルバムの出来不出来はともかく、やはり劣化したイアン・ギランのパフォーマンスが全ての評価のカギを握るだろう。もう少しなんとかならんかったかね。独特の緊張感に水を差しているような…それでもこのアルバムが再結成後、一番充実していると感じるのが、なんともいえない気分になる。


DEEP PURPLE - Made in Europe ★★★ (2018-07-14 22:19:55)

第3期メンバーによる1975年パリでのライブ音源。二人のシンガーによるバトルが凄い。ベースも歌も目立ちまくりのグレンだが、沢山のステージで鍛えられたカヴァーデイルの自信を深めた歌も圧巻だ。
選曲も3期のものばかりでファンキーなサウンドに変貌を遂げる姿を克明に伝えている。変わりゆく姿に嫌気をさし、このステージを最後にブラックモアはバンドを去った。その意味でも今作を聞く価値は高いだろう。


DEEP PURPLE - Stormbringer ★★★ (2018-07-14 22:09:59)

新メンバーの加入が奇跡的な化学反応を起こし既に漂っていたマンネリの雰囲気を打破。前作は今まで以上に多彩な顔をもつ表情豊かな音楽へと進化した。
今回はよりファンキーなリズムを前作以上に推し進め、二人のヴォーカルを中心としたスタイルへと向かった。
それはハードロックギタリストのパイオニア、リッチー・ブラックモアのプレイを抑えることにも繋がり、リリース面の失敗もさるここながら、ファンからも不評を買う形となった。

理由は各メンバーのインタビューなどを要約すれば、シンガーの座を巡る対立と、ブラックモアが新しい音楽性に不満を持っていた等など、メンバー間の不和が一番の問題だ。
その決定的な軋轢がスタジオに入りアイデアを集約して曲作りを行う当時の録音法にも大きな影響を及ぼし、リスナーにとっても不満をため込む内容と仕上がりになってしまった。

しかしプロミュージシャンとして自信を掴んだデイヴィット・カヴァーデイルの歌は明らかにワイルドな魅力や色気を発散、そこに負けじとグレン・ヒューズが対抗心を剥き出しに絡むのだから悪いわけがない。
それに演奏だった、ファンキーなグルーブとDEEP PURPLEらしいタイトな演奏力は、今作でしか聞けない斬新なアレンジとプレイが詰め込まれ、自分たちが作り上げたスタイルからの脱却をはかろうとしてるにも分かる内容だ。

やはり一番の問題は、バンドの方向性にやる気を失ったブラックモアのプレイに尽きる。彼がレコーディングに前向きではないことが、楽曲全体の詰めの甘さに繋がり全体的な印象が散漫で覇気の足りないものに映ってしまったことだろう。

でもこのアルバム、ブラックモア主導では見ることのできない新しい景観があり、成功とまではいかないが、手ごたえの感じさせる力作であることは間違いない。ブラックモアだって自分のアイデアにはない奏法を披露したりと面白味のあるものだった。


DEEP PURPLE - Live in London ★★★ (2018-07-12 18:31:53)

この音源は英国のBBCで放送されたものが元。アルバム「紫の炎」リリース後の英国でのライブ。
やはり注目するのは代表曲「Smoke on the Water」二人のヴォーカルのぶつかり合いは聞きごたえたっぷり。グレンのやり過ぎでカヴァーデイルの立場もなしだが、会場は熱狂的に新しいアイデアを歓迎している。
ライブだから求められる再現性とインプロ。第3期がいかに優れたミュージシャンが集合していたかを、この一枚で明確に表せている。しかし日本では第2期がやたらと人気が高い、それはひとえに我が国での来日公演がなかったからだろうと言われている。
やはり伝説のLIVE IN JAPANの影響が大きいのだろう。


DEEP PURPLE - Burn ★★★ (2018-07-12 18:16:23)

ジ・エンド・グッバイ…そう大阪の公演を最後にイラン・ギランはバンドを去り、ベースプレイヤーのみならずソングライターとしても優秀でバンドを確実に支えていたロジャー・グローバーも脱退。バンドは大きな転換期を迎える事となった。
前作で見せた多様性はリッチーの望むものではなかったし、ファンにとっても類似性の高い音楽であろうとスピーディーなロックを望んだ。ライバル、レッドツェペリンは全米を熱狂させるもパープルは何時も後塵を拝する思いで見ていたであろう。やりたいことと望まれることの違いに苦しむメンバー、それは修復不可能になるまで決定的な亀裂を生みだすことに、華麗なる黄金期と呼ばれた第二期は危うさのうえで成り立っていた。

新ヴォーカルを探すのに難航したバンドは、雑誌に広告を打つほど困窮することに、やっとの思いで加入させたのがディヴィット・カヴァーディル。ブルーアイドソウル丸出しの歌い方はバンドに新しいイメージを植え付けることに成功。同じような趣味を持つベースのグレン・ヒューズとの相性も良く二人のシンガーが共存する形は斬新だった。
ちなみにカヴァーディルには興味深いエピソードがあり、まだギラン加入して間もない頃、彼の不真面目な態度に不安を覚えたジョン・ロードが前座で歌っていたカヴァーディルを見て、不測の事態が起こればあいつに声を掛けようとインプットさせている。

こうして新メンバーを加えたバンドは、既存のスタイルに、今までになかったエモーショナルな歌とファンキーなグルーブを持ち込み、よりソウルフルな感情表現を用いた音楽性に変貌。そのかいあってか、今まで以上に幅広い層に支持されるバンドになる。
多彩なリズムと今までにないコード進行はハードロック一辺倒からの脱却と言えるだろう。

その中でも、①はハードロックのクラシックナンバーとして広く認知される。バッハから影響を受けたクラシカルなコード進行、そして計算されたギターソロ、ハードロックの持つ重量感と凶暴性を上げつつもヨーロピアンテイスト溢れる構築美を持ちいり創造性豊かな、このバンドならではの魅力に富んだナンバーとなっている。特に新加入組の黒っぽいフィーリングもマッチしているので、この新しい姿は間違いではないと強烈にアピールしている。
イアン・ペイスのドラムが大暴れする⑤、ロックの歴史に燦然と輝くブルース⑦など、このメンバーだからこそ体験出来る名曲が多い。


DEEP PURPLE - Who Do We Think We Are ★★ (2018-07-11 19:05:07)

意味深なアルバムタイトルが面白い。そのタイトルが示しように今回のアルバムは、実験的な要素も多くリッチーの関わりが薄いのは明白だと思われる。
その分、ジョン・ロードはメロトロンまで持ち出しバンドをサポート、イアン・ペイスもギランも主役不在の穴を埋めるが如く迫力のあるパフォーマンスでバンドの矜持を保った。
リッチーがいないとロック色が薄まるのは当然の結果だが、ハードロックスタイルとは違う第2期サウンドという新たなる可能性も見せていて、楽曲の出来不出来にバラつきがある割には新鮮に聞けるのが面白い。

リッチーの関わりが薄くなったのは犬猿の仲になったイアン・ギランのせい、その関係性は今作をもって一旦終止符を打つ事になる。ギランとリッチーの関係性は音楽と言う名のもとでは素晴らしいケミストリーがあった。それはIN ROCKやMACHINE HEADを聞けば疑いのない事実だろう。それだけに、今作が全盛期時代の最後になったのは残念極まりない事件だ。


DEEP PURPLE - Made in Japan ★★★ (2018-07-11 18:54:35)

我々日本人にとっては「LIVE IN JAPAN」の名で浸透している、初来日の模様を録音した当初は日本のみでリリースされたライブアルバム。このライブアルバムを聞けば、いかにバンドが均整のとれた演奏をしている事に驚かされる。ムリ無駄のないプレイ、ライブでも完璧にこなす高い技術、それでありながらも臨場感のある才気に満ちた演奏は、このバンドの真骨頂とも言えるドラマシズムと構成力の高さとアイデアを見事に具現化している。
その完璧な演奏の中にあっても、リッチーは枠をはみ出たプレイで一人狂乱とも言えるパフォーマンスを披露。その崩し方の美学は言葉に尽くせぬほど、才気に溢れていて、そりゃ毎回凄いってわけじゃないけど、このバンドの原動力はリッチーだったことは疑いのない事実だろう。
そして気管支炎になり万全な体調ではない中でもギランのパフォーマンス力はファンを満足させるものだ。
日本限定で発売された商品なのに、あまりの出来の良さが話題を呼び、タイトルを「MADE IN JAPAN」に変え世界でリリースされた。
その人気ぶりは、ライブアルバムの名盤として後世に名を残し、このアルバムこそ、DEEP PURPLE最高のアルバムに上げるファンも多い事で知られている。


DEEP PURPLE - Machine Head ★★★ (2018-07-11 18:42:46)

このバンドの代表作と言えば、このアルバムを推す人が多いだろう。前作に続き全英1位を獲得。その人気の勢いは留まるところを知らず世界中でも売れまくった。今もって人気のある一枚だろう。
DEEP PURPLE的様式美の確立。レコーディング環境も整い随分とまとまりのある演奏が聞ける。それに一番の強みは前作の負のイメージを払しょくするほど粒の揃った楽曲が多く、その辺りも世界的にうけた要因だろう。
一部の根強いファンからはIN ROCKのような荒さが消えたと残念がるファンがいるのは事実だが、それを差し引いてもハードロックの完成系とも言えるスタイルをさらに推し進めているのは疑いのない事実であり、やはり代表作と呼ぶに相応しいハイパフォーマンスと曲の良さは特筆すべきであろう。


DEEP PURPLE - Scandinavian Nights ★★★ (2018-07-11 18:25:57)

1970年にストックホルムで行われたライブ。IN ROCKリリースの後だから、とにかく暴れまくりだ。第1期の曲もギランが上手くアジャスト。この時期のギランは凄い。


DEEP PURPLE - Deep Purple in Rock ★★★ (2018-07-11 18:17:53)

ジョン・ロードとクラシック路線のアルバムを作った後に、制作されたハードロック路線へと変貌を遂げた第2期メンバーによる最強のアルバム。その魅力は①から炸裂。ブラックモアとジョンによるスリリングな掛け合い、それが最高潮に達したとき、ギランの歌が爆発するという構成はロック史に残るハイパフォーマンだろう。
冴えわたるギランのパフォーマンスは早くも③で頂点を迎えた。そしてブラックモアも③において今もってベストテイクと言える完璧なソロを弾いてる。
ギランとブラックモアのタッグは⑤でも高い相性の良さを見せている。ハードなリズムセクションとヘヴィなギターリフ、そこにギランのシャウトがハードロックのお手本のような迫力を生み、このアルバムに対する意気込みが伝わってくる。

このバンドはハードロックの元祖として祭り上げられているが、けして新しいアイデアを用いたわけではない。
しかいロック本来の魅力とも言えるゴツゴツとした荒っぽさと、アイデアを具現化する高い技術をもちいり、後世に残るハードロックの雛形を提示することとなった。


DEEP PURPLE - Deep Purple ★★ (2018-07-10 20:58:00)

前作ではブラックモアのギターが目立つ内容だったが、今回はデビュー作のようにジョン・ロードのプレイを前面に出した作風に戻った。そして各メンバーがアイデアを寄せあい自己主張を強めたアルバムでもある。
特にアルバムリリース後にクビになる、ロッド・エヴァンスとニック・シンパーの二人が今まで以上に個性を発揮。その各メンバーの個性が噛み合えば良かったが、アイデアが渋滞を引き起こし上手くいったと言えないアルバム。
もしこのままバンドが継続していたら、のちのパープルは存在したのか興味深い。ジョン・ロード主導の制作環境にブラックモアもストレスをため込んだろうにね。


DEEP PURPLE - The Book of Taliesyn ★★★ (2018-07-10 20:48:59)

バンドとしてまとまりが出たのか前作以上にバラエティに富んだ内容に仕上げているが、とっちらかった印象はない。ブラックモアのギターもハードで個性的なフレーズが増え明らかに前作よりも冴えている。
それに引っ張られるようにジョン・ロードもロックよリのアプローチが増えた。
しかしアイデアと表現力が追いつかない面も多々あり、その辺りの不満がメンバーチェンジ劇へと発展したのだろう。


DEEP PURPLE - Shades of Deep Purple ★★★ (2018-07-10 20:43:31)

ハードロックの創始者として語られるバンドだけに、60年代後半に流行ったサイケデリックロックは随分とイメージとはかけ離れたものだろう。
ジョン・ロードもクラシカルなフレーズというよりはR&Bやジャズの要素が強いプレイは多い。ブラックモアのアコギを随分と多用している。

このバンドの面白さは、やはり泥臭いブルース臭が薄い。そして覚えやすいメロディが多い。その分かりやすさからくる親しみやすさが人気の秘訣だろう。このポップ性が第2期時代の成功に繋がっている。
やりたい事が明確になっていない分、散漫な印象を強く与えるが、そこが魅力と言えるデビュー作。このメンバーだから④のような曲が生まれイメージ的にピッタリとハマっている。


BULLET FOR MY VALENTINE - Temper Temper (2018-07-07 23:22:18)

新世代メタルバンドとしてBURRN!誌でも大絶賛されたバンド。リンキン・パークのプロデューサー、ドン・ギルモアがいるのだからニューメタルからの影響が強いのは当たり前なのだが、それはさほど気にならず、むしろ初期の頃は○○の影響が強い曲も目立ったが、ここにきて個性を確立させてきたことの方が評価出来る。
でも純粋のメタルと呼びには抵抗がある。やはりメタルの影響を受けた別のジャンルの音楽だろう。
BURRN!の後押しは影響も大きく、今ではこれがメタルの基本になるらしい。そのおかげで益々世代間ギャップを生みだしたけどね。
あの雑誌の罪は大きいよ。まさかヨーロッパはもとよりアメリカでも豪華客船を借り切ったベテラン組のショーがうけるとは読めなかったのだろう。
これをメタルと呼ぶと読者は離れる。若者は最初から本は読まない。そもそも若い奴は、このバンドを古臭いメタルバンドと思って欲しくないからね。老若男女の橋渡し役になるほど新しくもないし魅力もなかった。
しかしBURRN!信者は軒並み大絶賛するバンドになるも今作のうけはイマイチだったことに驚かされる。しかし最新作よりは遥かにメタルだろう。でもあっちはうけてるって…んなアホな


BULLET FOR MY VALENTINE - Gravity (2018-07-07 23:07:11)

これはメタルとは言えないね。単なる流行りもん。コロコロ音楽性も変わる。アメリカで売れたいだけ。
日本でいうところのMAN WITH A MISSIONやONE OK ROCKだな。
これ聞いて喜んでいる奴が何を語っても説得力がなくなる。ようは売れてる音楽が好きなだけでしょ。
メタルってのはこういうのじゃないからね。究極のにわかファンだよ、流行りもんに手を出しまくる奴はね。
昔からのファンは遥か昔にソッポを向いた。でも流行りもんになったから大金を手に入れた。ミュージックビジネスだからそれで良い。今のBURRN!なら手放しで大絶賛されるだろうよ。
みんなこれを聞け!これが目指す未来のメタル像だってか?
これをメタルと言うのなら俺はメタルファンではない。
メタルにEDMのリズムってベビメタだろうよ。これが最高ならアッチも褒めないとね。
あぁでもBURRN!に載らないものはレビューできないか…


LOUDNESS - LOUD'N'RAW - Speed King (2018-07-02 22:57:10)

柴田さんのベースはグレン・ヒューズみたいなノリが出ている。
でもこのヴァージョンは最低の部類に入るだろう。
この音楽性ならわざわざカヴァーせんでもね…
今やって欲しいなぁ~


LOUDNESS - Engine ★★ (2018-07-02 22:55:05)

柴田直人に本間、昌樹が一緒に活動していたスーパーグループ。なのに残念な音楽性に終始していた。高崎もおかしな連中と付き合いブッタだの、氣だのおかしな事をいっていたもんね。つくづく惜しまれるスーパーグループによる残念なアルバム。これはラウドネス名義でやるべきじゃないものだったね。
でも演奏の中身は濃いよ!だから聞ける!!そして今聞くとけっこう違和感がない!!!高崎晃は早すぎた!!!!


LOUDNESS - SOLDIER OF FORTUNE ★★★ (2018-07-02 22:51:01)

レコーディング中に二井原実を解雇。後任に迎えられたのがマイク・ヴェセーラ。レコーディングは素晴らしかったがライブはイマサンだった。急遽代役とはいえ武道館のステージは全く歌えていなかったぞ、しかも自分の歌をね。
名曲 Soldier of Fortuneはやっぱりオリジナルの方がいいな。


OUTRAGE - Outrage(1987) ★★★ (2018-07-02 22:47:17)

メタリカに影響を受けたバンドと雑誌に書いてあった。その書評通りの音楽性だがクオリティでは負けていない。IT'S PACKED!5曲入りライブ盤にボーナスとして収録されたのは大事件だったろう。
幻の自主製作盤。その仕上がりっぷりに震えあがるぜ!


STEVE GRIMMETT - Personal Crisis ★★★ (2018-06-29 21:41:18)

久しぶりに我々のグリメットが帰ってきたと印象付けたソロアルバム。熱いエナジーをまき散らす情熱的な歌が最高にクール。つまんない曲もあり、このパフォーマンスに釣り合わないが、それでも一級品の感触を残しているのが凄い。本作を聞けばグリメットの魅力がなんなのかを知ることが出来るだろう。


WHITE WOLF - Standing Alone ★★★ (2018-06-29 21:27:08)

BURRN!誌においてジャケットがイマイチだからダメと評されたアルバム。もっと中身を吟味しろよ。論点が…!!
その評価を真に受けたアホが続出して真っ当に認められなかったデビューアルバム。
聞かず嫌いはもったいないよ。欧州的香りが漂う哀愁、疾走感もあるし勇壮感もある。そしてキーボードが程良く絡み分厚い音の塊となり劇的なドラマを生み出している。捨て曲など見当たらない名盤に仕上がった。
これが70点代なら、80点を超える作品なんて年間に10枚くらいになるよ。


SILVER MOUNTAIN - Roses and Champagne ★★★ (2018-06-29 21:20:18)

リリース当時は好意的に受け止められなかったアルバム。北欧のイモ臭さをイイ感じで残しつつ垢ぬけた印象も強い。甘く叙情的なメロディに切れ込むクラシカルフレーバーたっぷりのヨナスのギターが猛烈に泣きを発散することで唯一無二の個性を確立。今となってはこのアルバムがベストに上げるメタラーも多い名盤と言えよう。


BEAST IN BLACK - Berserker ★★★ (2018-06-23 21:55:02)

バトル・ビーストを抜けたA・カバネンの新バンドによる初アルバム。勇壮な曲調から哀愁系の泣きメロまでバトル・ビーストそのものだ。それもカバネンがメインソングライターなんだから当然だろう。男性版バトル・ビーストは本家よりも過激で甘い楽曲が多数収録、その振り幅についていけるかがカギだ。キャッチーなメロディを中心に様々な要素を独自の解釈でミクスチャー系に仕上げたセンスが驚異的な閃きだと思うよ。ダンサンブルなリズムにも必然性を感じられる。


ANTHEM - ENGRAVED - FAR AWAY ★★★ (2018-06-23 21:43:32)

緻密な楽曲構成は比類なき完成度を誇る名曲。
哀愁系だがキャッチーなメロディを忘れてない、この曲の持つ魅力は新生アンセムの旗手となるだろう


RUNNING WILD - The First Years of Piracy - Fight the Oppression ★★★ (2018-06-19 22:06:35)

戦え!!
燃えるぜ!!


SAXON - Into the Labyrinth (2018-06-17 21:49:12)

ややフックに乏しいアルバム。ヘヴィなことに重きを置いたのだろう。聞き通すと肩こるわ。もう少し親しみやすい方が聞きやすいよね。このアルバムからマンネリ化が始まったと言えよう。


SAXON - Power & the Glory ★★★ (2018-06-17 21:37:47)

今でもライブの定番「Power and the Glory」や「The Eagle Has Landed」など名曲が収録された名盤。人気に陰りが見えたNWOBHM路線を捨てコマーシャルな面を強化。ライトな音だがパワフルだ。ノリの良いポップソングもあるし、今聞いての懐かしさと共に新鮮さも運んでいる。当時、名物編集長の酒井が酷評したらしく、その意見に乗っかるドがつくミーハーが真に受け、イマイチな扱いを受けているんだから不思議だ。海外では高い評価をうけているのにだ。やはり日本のメタルシーンは閉鎖的すぎるんだろう。一人二人のDJや編集の人間に流されるんだからね。恐ろしいよ。今は平成30年、そんな奴はいないだろうと思っていたら、サクソンのページは当時の論調を引きずるburrn!信者の多さにドン引きする。


ROSENFELD - Pigs of the Empire ★★★ (2018-06-12 20:08:10)

AIONのHisayoshiが歌うバンドのデビュー作。こいつらもヴィジュアル系ものどきの派手なメイクとファッションが誤解を招いてコアメタラーに完全にバカにされていた。出している音は紛れもないスラッシュなのにヴィジュアル系扱いは不当だったろうね。
AIONにも通ずるスピード感とブルータリティに満ちたスラッシュサウンドはパワーが漲っている。