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WAKING THE DEAD (2002年)
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WAKING THE DEAD
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解説 - WAKING THE DEAD
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. DDT ★★ (2004-03-07 22:46:00)

輸入盤だけど一応現時点の最新作。
これはカッコいいよ。路線は3rdに近いかな。BRIDESもよかったけど、LA.GUNSも平行して
やってくれ。



2. 失恋船長 ★★★ (2021-05-05 14:10:17)

大御所であるアンディ・ジョーンズがプロデュースを務める意欲作。個人的には、出たり入ったりとメンバーが流動的だったりと、影の薄い時代のアルバムだが、この後、トレイシーとフィルが共演するのは2017年まで無かったと思うと感慨深いアルバムではある。創立者はトレイシーなのだから、二つのガンズがあるのは奇妙だった。そして何より、今では第三のガンズが出てくるのだから、摩訶不思議アドベンチャーなバンドだと思う。

オープニングからいきなりL.A GUNSのディオ風味な曲に驚くが、2曲目以降も懐かしい匂いをさせた曲が続く。ハードでメタリックなギターはいかにもトレイシーらしい野心が漲り、新時代を迎え撃つべく自身のルーツを奮い立たせ気合いを入れてきた。このバンドの肝は、危うさにあると思っている。どこか胡散臭いのも魅力だ。その嘘くささを際立たせているのが、雰囲気重視のフィル・ルイスだと言うのが面白い。
この相反するようなトレイシーとフィルが融合することで独自性をアピールしてきた。モダンさも取り込んだスタイルの中で、二人の化学反応は間違いなくあり、このバンドらしい魅力に溢れている。

なによりもらしさが全開である。退廃的なムードといい意味でのコマーシャル性、ロック本来が持つ危うさ、そういうものを2002年と言う背景もそこそこ意識しながら自分達のカラーを真正面からぶつけてきた。それだけに国内リリースが見送れたのは、混迷極める時代だけに、彼等の人気を薄めてしまったのだが、再ブレイクしつつある今なら、視聴する環境も整っているだけに、マニアならずとも大いに楽しんで欲しい。
プロデューサーの助力もあるのだあろうが、個人的には初期の時代よりも良い出来だと思っている。抜けの良いトレイシーのギターがあってのL.A GUNSである。リズム隊も妙に生々しい。歌も相変わらず下手ウマの雰囲気重視だが、見事にバッチリ組み合っている。
影の薄さが嘘のような会心の一撃でしょう。○○に似ているが気になる潔癖な方には向きませんが、ストライクゾーンも広めに見て欲しい。元々がそういう雰囲気重視のバンドですからね。



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