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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-12-19 00:23:12)

カナダのバンクーバーを拠点にスタジオ・ミュージシャンとして活躍していた腕利き連中が結成し、その来歴や志向していた音楽性等から「カナダのTOTO」とも評されたという5人組が、'80年に発表した1stアルバム。(邦題は『カナディアン・ロマンス』)
実際、都会的な哀愁を湛えたメロディを、卓越した演奏テクニックと、プログレ・ハード寄りの凝ったアレンジ、そして歌心に溢れたVoと華やかなハーモニーに包んで届けてくれるスケールの大きなサウンドは、1stや2ndの頃のTOTOを大いに彷彿とさせます。
ノリのいいアップテンポの曲調に、ホットなGとクールなKeyが多彩な彩りを加えるOPナンバー①(邦題は“熱い夜”)、歯切れ良く軽快に跳ねるリズムの上をボーカル・ハーモニーが華麗に舞う②、サビでの盛り上がりっぷりが大いなる感動を呼ぶ③という冒頭3曲は、そうした印象を着実に補強してくれます。
独自性の乏しさを取り上げて本作を批判することも可能でしょうが、個人的にはここまでクオリティが高ければ誰に恥じる必要があろうかと。特に心地良い疾走感に溢れたハード・ナンバー⑥、そしてストリングスをフィーチュアした劇的なイントロだけでその名曲ぶりを確信させられる、邦題“哀しみのステージ”に相応しい悲哀に満ちたメロディの洪水に浸る⑩(ちょっと中期STYXが演るプログレ寄りの楽曲っぽい)は、世の中にはまだまだ知らない名曲があるのだなぁと思い知らされましたね。
LPがリリースされたきりだった本作の国内盤初CD化に踏み切ってくれた(しかもお値段も良心的)レコード会社に感謝感激雨霰ですよ。



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