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SONGS OF LOVE AND DEATH (2015年)
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SONGS OF LOVE AND DEATH
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解説 - SONGS OF LOVE AND DEATH
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1. 失恋船長 ★★★ (2017-12-01 12:57:17)

麗しの女性シンガー、ジェニファー・ハーベンを中心として結成されたドイツ産ゴシカルHM/HRバンドの記念すべきデビュー作。多彩なゲスト参加に、プロデュースにサシャ・ピートが絡んだりと、レーベルの気合いの入りように驚きますが、その期待に応えるように、フォーキーでトラディショナルな音楽とダイナミックなロックサウンドの融合を、諸先輩たちの手法をお手本にガップリ四つ取り込む姿勢に、この手の音楽を愛する方なら身を出さずにはいられない熱量を放出しているでしょう。
才色兼備という言葉が当てはまるジェニファーの歌い回しも、この手のバンドにありがちな、裏声でフワフワのパヤパヤな可愛い奴じゃないので個人的にも大いに楽しめる事になりました。
壮麗なシンフォニックサウンドによる陰影を際立させたアレンジ、そこに絡む有機的な歌声、緩急をコントロールする、若いのに芸達者なバンドサウンド、ダイナミックなグルーブと可憐な哀愁美溢れるメロディの融合、装飾は多いが無駄を省いたアレンジの旨味に惹き寄せられます。
個人的には、この手のゴシック調のHM/HRは語れる程、聴いていないし、もし彼らが誰かの度を越した模倣をしていても気がつかないのですが、鮮烈なるフレーズを紡ぐギターは聴き惚れるし、美女と野獣の対比をコントロールするヴォーカルパートも絶妙だ。2017年にLOUDPARKにも参加したと言うのだから、期待の程も伺えますね。その影響もあるのか、2年遅れで国内盤もリリースされた一品。質の高いドラマ性と哀愁のメロディの酔いしれたマニアなら押さえておいて損はしないでしょう。
⑤ではKissin' Dynamiteのシンガーと歌い分けています。



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