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CLAIMING SUPREMACY (2017年)
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CLAIMING SUPREMACY
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解説 - CLAIMING SUPREMACY
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-02-05 23:37:17)

順調にアルバム・リリースを重ねる5人組マカロニ・スラッシャー、’17年発表の4th。前作『CRIMES AGAINST REALITY』の感想を書き込んだ際に「日本盤が出ない」ことを愚痴ったら、その願いが天に届いたわけでもないでしょうが、今回初の国内盤発売が実現。愚痴ってみるもんだなぁと。まんじゅう怖い。
内容については、レコード会社に国内盤発売を決意させただけあって、流石のクオリティ。イントロで十分に焦らしてからファスト&フューリアスな突進へとシフトする冒頭①②の流れだけで、スラッシュ愛好家の皆様が握り拳を振り上げる姿が目に浮かびましたよ(幻覚)。チャック・ノリスについて歌ってたようなバカスラッシュ感はすっかり影を潜め、徐々に明確になりつつあったシリアス且つテクニカルなアプローチは、本作でも継続。例えば⑤⑥を筆頭に、全編に亘って弾きまくるツインGを軸に、押しと引き/緩急を纏って目まぐるしく展開していく楽曲からは、プログレ・メタル的な風情も漂ってきたり。
そうした音楽性の幅の広がりに気を取られて足元が疎かになることもなく、全編を貫くのは飽くまでスラッシュ・メタル然とした突進力であり突破力。硬質なプロダクションを得て(エンジニアとしてTOXIC HOLOCAUSTのジョエル・グラインドを起用)、男臭い発声のVo、粗挽きリフと構築感に溢れたメロディを次々紡ぎ出す2本のG、ドカスカとラウドに打ち鳴らされるリズムが一丸となった本編前半のスタート・ダッシュ、並びに抒情インスト⑧を皮切りとする⑨⑩のラスト・スパートには思わず血が滾ります。
この力作での日本デビューを機に、更なる人気を獲得することを願って止みません。



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