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HIRO YANAGIDA (1971年)
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HIRO YANAGIDA
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解説 - HIRO YANAGIDA
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1. 夢想家・I ★★★ (2018-02-19 22:45:36)

日本のロック黎明期にザ・フローラル、APRIL FOOL、FOOD BRAINといったバンドで活躍した鍵盤奏者であり、作曲/編曲家でもある柳田ヒロ氏が '71年に発表した2ndソロ・アルバムです。
帯には「七才の老人天国」という邦題が記載されていますが、アートワークやインナーにはタイトルらしいものは無く、海外では「HIRO YANAGIDA」の名称で通っているようです。
このアルバムは昔「ニューロックの夜明け」というシリーズで見掛けた際、その邦題のインパクトからずっと気にはなっていたんですが、当時は他にも聴きたいものが沢山あったので後回しにしているうちについ購入しそびれてしまい、後悔していた一枚でした。
それが去年めでたく最新リマスターで再発されたので喜び勇んで購入、やっと聴く事が出来ました。
内容は期待に違わず素晴らしいの一言! けっしてテクニカルとかでは無いんですが、形式にとらわれずに、あふれるアイデアを全て形にして詰め込んだ感じの、紛れも無くあの時代のプログレの響きです。

'71年というと、日本ではロックの情報もまだまだ少なく暗中模索の状態だったと思いますが、本作も含めて総じて高水準なのには本当に驚かされます。やはりGS時代から蓄積されたノウハウも大きいのでしょう。
ニューロックからGSに遡ってみるのも面白いかも知れませんね。
改めて、そんな事を思った一枚でした。



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