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Disturbing the Noise (1991年)
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Disturbing the Noise
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解説 - Disturbing the Noise
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1. 失恋船長 ★★★ (2023-05-31 13:28:18)

アルバム毎に音楽性も変わるということで賛否もあるでしょうが、ブラジルを代表するスラッシャーであることに変わりはなく、日本ではイマイチ伝わっていない南米産の代表格と言えるスタイルを構築している。
ブラストビートほど峻烈ではないが、このグルーブ感と暴虐性の高いリズムは実に有機的なリズムをたたき出しており、血沸き肉躍る高揚感を誘発、ドスを効かせ咆哮するシンガー、狂った雄たけびを上げるセンセーショナルなギターと、すべてが一体となりスラッシュメタルの一つの型を力いっぱい聴かせてくれる。
一寸先の展開を読ませない急降下する爆撃機、その機体から放たれる速射砲の殺傷力は、聞き手の感性をズタボロに、カチッとまとまらずいい意味でのラフさというのも、このサウンドの中にねじ込まれており、よく動く展開の中で効果的に機能と、異様なまでの緊張感が全体を覆いつくします。
ビックネームを入り口に入ってきた若い人にこそ聞いてほしい時代を問わない残虐クラシックスラッシュメタル。もっと過激でブルータルなものもたくさんあるが、スラッシュメタルの枠組みでガッツリと語れるスタンスであることが何より嬉しい奴である。ブラックまでいかないんだよねぇ。



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