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DON'T CRY WOLF (1986年)
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DON'T CRY WOLF
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解説 - DON'T CRY WOLF
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1. 失恋船長 ★★★ (2014-07-08 12:53:38)

所謂グラマラスなルックスから想像もつくポップでキャッチーな人工甘味料をたっぷりまぶした甘さが、ある種の代名詞だったL.Aメタルにおいて彼らほど、人脈を語る上で外せないバンドもなく古くはニッキー・シックスとギターのリジー・グレイの二人が中心となり立ち上げた事も有名なエピソードの一つですが、結局彼らは後輩の成功を眺めるだけで自らは栄光を掴む事無く消えてしまいました。聴く前から何となく○○風も想像出来るし、あまり期待をしていなかったのですが、これが以外とシリアスな筋の通ったメタルバンドでもっとパーティロック前回のグラムサウンドを想像していたので驚いたものです。⑧のKilling timeなんてグレイ・ホワイト風のナンバーだったり⑤ではビートルズをカヴァーするなど意欲的な作風を聴かせています。L.A的なシャープなメタルナンバーから、お約束のグラムサウンド、そしてワイルドなロックサウンドが危険な匂いを撒き散らし時には疾走する姿は十分、刺激的だし猥雑で毒気がある。荒削りな雰囲気モノのロックサウンドをカッコよく聴かせる術を知り尽くした、男たちのパフォーマンスは最後までテンションを下げさせる事無く聴き手を鼓舞し続けるでしょうね。個人的には10曲入り36分のランニングタイムも丁度よく、夏の暑い日に窓を開けドライブのお供に持って来いのサウンドでした。個性不足もなんのその、アラが出そうな危なっかしさも逆にスリル倍増、L.Aのクラブシーンをオーディン同様、ブイブイと言わせていた彼らが1986年にリリースした2nd。マニアならずとも手に取って欲しい一枚ですね。この雰囲気がたまらんよ


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