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LIVE ACT II (1994年)
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LIVE ACT II
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解説 - LIVE ACT II
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. さいたまプロレス ★★ (2006-09-16 14:14:00)

1曲目から最高にかっこ良い!!
「STREET ROCKNROLLER」のリフがアレンジ(ジミヘンコードのカッティングが入ってる)されててこれがまたカッコ良い!!最近の愛聞盤です。



2. J.K.O. ★★ (2006-09-21 14:12:00)

44MAGNUMの作品はこれしかもっていないのですが、音も良いしけっこう名曲も収録されているので80年代のジャパニーズ・ハード・ロック/ヘヴィ・メタルを知らない自分には持ってこいのアルバムでした。



3. 火薬バカ一代 ★★★ (2021-06-29 00:11:23)

MARINO、RAJAS、X-RAY、MAKE-UP…次々にCDで復刻されるジャパニーズ・メタルの名盤を片っ端から買いまくっていた90年代。当然44 MAGNUMのカタログにも手を伸ばしたのですが、当時は「和製MOTLEY CRUE」との評判に対する先入観もあり、さして聴き込むことなくアルバムを手放してしまい、彼らのことを見直すのはもうしばらく経った後、このライブ盤を入手するまで掛かることになったという。
本作は'85年7月に渋谷公会堂にて行われた公演の模様を、LP時代は2枚組、全18曲というボリュームで収録した実況録音盤で、LPリリース時のD面にはロンドンのカムデンパレスで行われたライブ音源4曲も収録されていました。(CDではカット。現在は復活済み)
やたらフェードアウトが目立ったりと粗めの編集は多少気になるところではあるものの、HM時代を総括するかの如く初期3作から名曲を選りすぐったセットリストに加えて、MCからシャウトまで絶好調で飛ばしまくるポール(Vo)を筆頭に、上り調子のバンドの勢いを如実に反映した前のめりのパフォーマンス、それに「打てば響く」オーディエンスの熱狂的な反応までが揃えば、最早そんなことは枝葉末節。特に疾走感溢れる⑦、ハイテンションなコール&レスポンスが繰り広げられる⑨、一転してじっくりエモーションを吹き込む感動的な⑩、客席の合唱も取り込んで猛然と走り抜ける⑭といった、バンドと観客のエネルギーが真っ向ぶつかり合う名曲の盛り上がりは圧巻です。
勝手に想像してた軽薄さは皆無であり、寧ろパワーメタル顔負けの迫力に圧倒される1枚。下手なベスト盤に手を出すよりも本作を入門盤代わりにどうぞ。




4. 失恋船長 ★★★ (2025-12-06 14:41:35)

関西殴り込みギグなんて物騒な冠名も似合う関西メタルの雄。80年代のメタルシーンの黎明期は西高東低などと呼ばれ、EARTHSHAKERやMARINOらと共にシーンに賑わせた最右翼にいた彼ら、いち早くメタルシーンから抜け出しダンサンブルな世界へ進みドラムの宮脇が抜け、その後はなし崩し的な終わりを迎えた。

ド派手はルックスを武器にシーンに殴り込みをかけた彼らは、ある意味、日本で最初に成功したヴィジュアル系なのかもしれませんね。まぁ音は全然違いますが、日本人なのにポールだのジミーだのと横文字を名乗るのも、そういうコンセプトだったのでしょう。ラウドネスに続けとばかりにロンドン公演を敢行するも、まったく受けなかったという悲劇が、音楽性の変遷に繋がったのかもしれませんねん。倫敦の乱 - Live in LondonはDVD化されていないと思いますね。

そんな黒歴史もありますが、日本での人気は高く、このライブは正に最盛期となる時期に収録されたものになります。ロンドン後にリリースされたのですが、まぁ複雑な時期だったでしょう。次の作風は決まっていたのかなぁ?なんて今なら思うのですが、いずれにしろHM/HRバンドとしての区切りとなる、実況ライブ盤。もし、彼らが路線変更しなければ、過去の作風に拘り初期の硬派な音源を引っ張り出せば、または幻のStill Aliveを1987年に出していたらと思わずにはいられませんが、マグナムは先見の明はありました。ただ、振り切れなかっただけです。

このライブを聴くと子供だった自分に戻りますね。甘酸っぱい青春時代を想起させる一枚。いろんな思いが音源と共に蘇る。そんな一枚なのですが、今作最大の聴きどころはマグナムは路線変更をしたので、純粋にHM/HRをやることができた。その勢いがパッケージされている。多くの国産メタルは、やはりシングルヒットを課せられ討ち死にするケースは少なくない。MARINOは器用にやれず、X-RAYは順応し過ぎた。EARTHSHAKERは世界ではなく紅白歌合戦を狙い、皆が次の一手を模索して、本文を危ぶまれた。それだけにマグナムの路線変更は悲しい出来事だったが、今作にはライブバンドとしての矜持を強烈に主張している。ある意味、ベストオブマグナムだ。

再結成後の活動の方が長く、パーキンソン病と闘うポールの姿はただただ勇敢なロックスターだ。歳をとらないジミーのカッコよさ、ジョーも同じく若々しいですよね。紆余曲折を経てメンバーチェンジを繰り返しながら、バンドを堅持する関西メタルの雄。その若き姿を堪能できる名盤ですよね。

まぁぶつ切り的な面はあるのですが、ベストアルバムがライブ音源という企画的な面もあると思えば全く気になりません。改めていいバンドだ。札幌で見たのが最後だから、今のうちに見ておかないとね。ちょっとライブに行きたい熱が復活しつつあります。



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