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Игра с огнём (1989年)
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Игра с огнём
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解説 - Игра с огнём
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2004-07-06 00:04:00)

80年代のテイストがこれでもかと散りばめられた不思議な魅力があるHR。
メカなのかガイコツなのかよく判らないモノが宇宙で光を放つ異様なダサいジャケ。
このジャケではフツウの人は買わんよ(笑)。
当時はHR/HMがワリと全盛の頃で、有名バンドと比較すると格下感があったのかも知れん。
というワケで雑誌などでは殆ど取り上げられることもなく、むしろ酷評を得ていたと思う。
今でこそロシアンメタルが台頭しつつあるが、当時は皆無に等しく辺境メタルだった。
ダサいジャケと辺境というコトでギャグで買ったものの、中身は有名メタルバンドに全く引けを取らないクオリティと華やかさがある。




2. 失恋船長 ★★ (2008-10-12 21:36:00)

HM/HRの王道を行くメイデン+プリースト的な音楽性が魅力のロシアンメタルバンドが1989年リリースした4thアルバムを紹介します
当時としては僕がロシアの音楽に触れるのはスーパーファミコン版のテトリス以来だな
古き良きNWOBHMの臭いもする古典的な手法が懐かしく、そこにマイナーなメロディが顔を出しチョコチョコと琴線を触れていきます。薄っぺらい音質や粗いプレイも見受けられますが、そん事はモロともしない迸る熱いエナジーが燃え滾っている、むしろテクノロジーに頼らない姿に好感が持てる(ドラムのヘッドにピックアップを付け爆音なんて断じて許さん)メイデンを彷彿とさせるアグレッシブなツインリードがこれでもかと哀愁のマイナーサウンド聞かせてくれ、クラウス・マイネ風のVoがアグレッシブにまくし立てる姿に焦がれメタル魂に火がつきます。もの悲しいフレーズから勇壮に突っ走る①が聴けるだけでも充分です、こう言う曲を聴くために僕はHM/HRファンを自負してきたのだから、個人的にはARIAのアルバムの中で今作が一番好きですね




3. 火薬バカ一代 ★★★ (2011-12-26 22:21:17)

'89年にモスクワでミュージック・フェスティバルが開催されたのを契機に、ロシアン・メタルが瞬間風速的に盛り上がった時期がありましたが、GORKY PARKやSHAH、TOVARISCHYといった国内盤がリリースされたバンド以上に深い感銘を受けたのが、このARIAが'89年に発表した4thアルバム。(尤も、ARIAの作品はこれしか聴いた事がないのですが)
舌とコブシ回しまくりの勇壮な歌メロを、後ノリでリズムに追っ付ける歌唱スタイルが独特の味わいのVo、隙あらば聴き手の涙を搾り取ろうと咽び泣く2本のGを中心に展開されるサウンドは、JUDAS PRIESTの“THE HELLION”を思わすイントロに導かれスタートする①と、IRON MAIDENばりのクールなリズム・チェンジ・パートを備えた②という開巻早々の2連発が物語る通り、ド直球の正統派HM路線を邁進。
そこに北欧ヴァイキング・メタルばりの雄々しいドラマティシズムや、聴いているだけでブリザード吹き荒ぶシベリアの永久凍土が目に浮かぶような、猛烈な寒々しさと物悲しさが全編に亘って充満しているのが本作の特色で、VoとGが悲壮に泣きまくる③なんて涙さえも凍りつくような名曲ですよ。
思わず「・・・デモテープ?」と呟きの一つも漏らしたくなる貧乏臭いプロダクションも含めて、まさしくロシアン・メタルの様式美を堪能させてくれる1枚ですね。



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