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Detestation (1983年)
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Detestation
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解説 - Detestation
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1. 失恋船長 ★★★ (2018-07-27 16:43:28)

メタルとハードコア・パンクスの融合、わが国を代表するメタル黎明期に表れた異端の存在だったバンドのデビュー作。その個性極まる音楽性は日本だけに留まらず海外でも高い評価をいち早く受けたバンドであり、その唯一無二の個性に影響を受けた海外のデスメタル系のバンドも少なくない。
ファズの掛かった汚らしいギターの奥にある暗黒美が光るフレージングで魅了するランディ内田のギター、噛みつく程に迫力のある歌はメロディを綺麗に歌う訳ではないしハッキリ言えば下手くそだ、しかしキレた狂気と言えば良いのか、そのタカが外れた時の壊れっぷりたるや、正に狂気が孕んでいますね。
ノイジーサウンドを高めるベースの特異性、ドラムの音も引っ込み気味だしアナログ盤なんで、平坦な音作りには難色を示したくなりますが、逆にその低音質が邪悪で禍々しいハードコアサウンドとしての独自性を演出していると思えるから不思議だ。
このバンドの面白さは、やはり人を喰ったような歌い方をする横山SAKEVIの存在感もあるのだが、メタルサイドから言わせてもらうとランディ内田のメタル系のリフやハッとさせるメロディを奏でるソロにあると思う。上手い下手では語れない魅力こそ、この魔術的なバンドサウンドの根幹を支えるんだろう。ハードコアパンクスなら、このぶっ壊れたリズム隊って凄いよね。時々ベースが何を弾いているのか分からなくなるのも理論では語れない魅力なんでしょう。

この作品にはチョイとした想い出がある。母子家庭の友人は母子家庭住宅なる壁の薄そうな集合住宅に住んでいたのだが、このアルバムをワタクシの前だからなのか、イキりまくりの大音量で聴きだした。『そんなデカイ音で聴いたら近所迷惑だぞ』と注意するも、大丈夫と取り合わず。なんだか気まずくなり早々と帰りたくなったワタクシは適当な理由をつけて退散。
玄関で靴を履いていたら、パート帰りの若いお母さん(童顔なので余計にそう見えるが、16歳で出産のわけありなヤツです)に遭遇。お邪魔しましたと言うと、○○君が友達を家に連れてきたのは珍しいから、夕飯でも食べて言ってと声を掛けられる。お母さんの申し出に断る事も出来ずハイと返事をするも、ワタクシの返事を背中で聴き、お母さんは友人の部屋に乗り込み、大声で叱る。そりゃそうだ、近所迷惑だもん。
その時のお母さんのセリフで今でも忘れられないのがある『○○君、いい加減にしなさいよ、今に痛い目にあうわよ』である。山田雅樹ジャンと心の中で呟いたのは言うまでもない、1988年の夏休みであった。



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