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THE ROAD TO HELL (2018年)
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THE ROAD TO HELL
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解説 - THE ROAD TO HELL
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1. 失恋船長 ★★★ (2018-09-03 15:46:36)

メロディ派にとってはオアシスのような存在であるFrontiers Musicからリリースされているジョー・リン・ターナーのメロディックロックプロジェクト。主役はジョーだが、裏で支えるのはFrontiersお抱えのソングライティングチームによるサポートがあってだと言う事を忘れてはいけないプロジェクトでもある。

盤石の体制の上に成り立つ期待を裏切らない安定感。それはどこか聴いた事のあるデジャブ感を誘発する危険は伴うが、もはやこの手のジャンル&ジョーの作品では、当たり前の事と断言できるほどの安定感なのである。それほどジョーは、この手のスタイルに従事していた証明でもある。スリルや真新しさとは関係ない、船越英一郎や片平なぎさ、内藤剛志が主演する2時間ドラマのようなもんだ。キャスティングだけで犯人が見えてくるお馴染みのヤツである。しかしマンネリの中で期待を裏切らず、やはりそうきたか、いやそうであって欲しいと思わせ、満足させる楽曲を用意出来た制作者側の勝ちであろう。
ジョーも紅蓮次郎の如く喜怒哀楽の激しい情感豊かなパフォーマンスを披露(山下容莉枝役がいれば完パけだ)。
過激なモノやスピード命な方にはススメられないが、メロディ派なら手にとって損はしないでしょう。アレッサンドロ・デル・ヴェッキオ恐るべしである。



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