日本編集のベスト盤「THE HEART OF CHICAGO 1982-1997」の続編的アルバム。 未発表曲や世界初CD化の曲が入ってて、裏ベスト的な内容です。 You Come To My Senses、Explain It To My Heart、We Can Last Forever、 Hard To Say I'm Sorry(Get Awayへ続くアルバムバージョン)など、 タイトル通りバラード(AOR)路線に変更後の80~90年代の曲が中心なので、 そのあたりのCHICAGOが好きな人はぜひ聴いてみては。
双子の兄弟ガナー&マシューを中心としたバンドのデビュー・アルバム。 アイドル・バンド的売り出され方をしたため、一般層も巻き込んで大ヒットを記録した反面、多くのHR/HMファンからは毛嫌いされることも多いと思う。 実際、私もなめてかかっていたのだが、「AFTER THE RAIN」のPVを見てあまりのかっこよさにアルバムを買ったところ、他にも良い曲がたくさん詰まっていた。 アコースティック中心の爽やかな(CAN'T LIVE WITHOUT YOUR)LOVE AND AFFEKTION」、哀愁あるメロディを持つ名曲「AFTER THE RAIN」、サビのメロディが美しい「OMLY TIME WILL TELL」、ハードな「(IT'S JUST)DESIRE」に「FILL YOU UP」、明るさとドラマティックさを兼ね備えた「EVERYWHERE I GO」、焼酎のCMにも使われた(本人たちも出演)「TOO MANY DREAMS」等は必聴!
最初ロン毛のHRお兄さん風の二人が出てきたので、どんなんかなーと思ったらhere she comes!!!(超美コーラス)。普通にこけました(笑)。これは老若男女受けする、大衆音楽と言っていいでしょう。それを当時の流行に合わせてあんなルックスで登場させるから、一部から非難ごうごうだったんでしょうけど。とにかく、サワヤカで聴き易い。おとんおかんのみならず、じーちゃんばーちゃんに聴かせても大丈夫!自分的には、懐かしい1枚です。
ネルソンの最強アルバムですね。 「珠玉のメロディ満載」同感です。 ナンダカンダ言われても、こんなにポップで良質なメロディーを紡ぎ出してくれる所は凄いと思います。 "Will You Love Me?" "(Can't LIve Without Your) Love and Affection" "Only TIme Will Tell" の3曲は大好きです。
美麗ハード・ポップの極み。(HM/HRの範疇に入る・入らないの問題は措いといて)正しく『名盤』と呼ぶに相応しい傑作です。 これ程までに素晴らしいメロディを創れる・聴かせる才能。ネルソン兄弟はホントに天才です。 「(Can't Live Without Your) Love And Affection」、「After The Rain」、「Only Time Will Tell」、「Too Many Dreams」等、多数の名曲を収録。 アメリカン・ロックの『良心』の塊のようなアルバムです。
Love And Affection・After The Rain・Only Time Will Tellの3曲を筆頭に、キャッチーで普遍的な楽曲が並ぶ。 最近では、新品がネットで1000円ちょっとで売っているのを見かけるので、 興味を持った人は悪いことは言いません、是非とも買いましょう。 余談ですが、HM/HRを知らない友達に「これメタルなんだよ」と言って薦めてみると、意外と引っ掛かってくれたりする。
「範囲がわかりません」スレからこっちを覗いてみました。あぁ、「非」に入っているんですね、なるほど。 僕の本作への印象は、「非の打ち所のない、(いい意味での)産業ロックの手本」で、American Hard Rockの名盤です。上の方々も仰ってますが、とにかく前向きで明るい歌詞と、それを伝えるキャッチーこの上ないメロディー、それを更に強く印象付ける甘くて爽やかな男声コーラス、そのどれもが究極の完成度を誇っていると思われます。 AtitudeとしてのMetal、すなわち「でかい音、いかついいでたち、キャッチーさを排除したサウンド、技術の応酬、あるいは頽廃的で危ない匂い」に拘る貴兄には、このどれにも当てはまらない本作をお奨めは出来ません。ただ、Metalが齎すのと同等の、パンチの効いたサウンドによる爽快感をここで得る事が出来ます。
Boogie的にHM/HRアーティストとして初めて購入したアルバム。 でも、とてもポップになった酷評されたアルバムらしい。 しかし全体に良いメロディに溢れていると思うし、ブラッドの名演「Sentimental Street」や「I Need a Woman」、Jeffの名演「Goodbye」「4 in the Morning」を聴くことができる。 アルバム全体を眺めた、ヒットポテンシャルという意味で完成度が非常に高いので、お勧めしたい。 曲にあっていて、コンパクトなよいギターソロの研究をしたい人にもお勧めできる。
前作以上にバラエティーでクオリティーが高い作品の『名盤』!! オープニングのボレロ調のドラムが印象的な壮大でドラマティックな『Seven Wishes』。 イントロのカッティングギターリフが疾走感を感じさせる、かっこいいロックナンバー 『This Boy Needs To Rock』。バッキングリフも中間ソロも素晴らしい。 間奏でモトリーがコーラス?叫び?が面白く、後半相変わらずアーミングが吼えまくる ミディアムテンポのヘヴィーチューンの『Night Machine』。 ポップで爽快なメロディーが心地良い『Faces』、『Four In The Morning』、『Sentimental Street』、『I Will Follow You』。 ダークでヘヴィーな重~い『I Need A Woman』。 陽気で疾走感・アメリカンポップ『Interstate Love Affair』。 最後はアンプラグド的で癒される12弦ギター奏でるカントリーバラードの名曲『Goodbye』。 素晴らしいアルバムです。
SURVIVORが'85年に行った、新宿厚生年金会館での初来日公演の模様を捉えた実況録音盤。VHS版だけでなく、CD化までされてたとは知りませなんだ。(自分が購入したのは『LIVE IN JAPAN 1985』と改題された日本盤) 名作『VITAL SIGNS』を発表し、意気上がるSURVIVORの最も脂の乗り切った時期のライブゆえ、メンバーのパフォーマンスにしろ、『VITAL~』収録曲中心のセットリストにしろ、そしてそれを受け止める観衆の盛り上がり具合にしろ、とにかく全編に亘って勢いが感じられます。各楽器陣のソロ・タイムまでしっかりと設けられた本編構成は、「売れ線狙いのポップ・バンドと侮らないで頂きたい!」との、SURVIVOR側のロックな主張が迸るかのようで、特にスタジオ盤ではその存在をさして気にしてなかった(酷)、リズム・セクションのタイトな仕事ぶりには感銘を受けましたね。 それに比べると、音を外したり、声が引っ繰り返りそうになったりと、ジミ・ジェイミソン(Vo)の歌唱は結構危なっかしい(ライブでの不安定さはずっと指摘されていましたけど)。いやでも、実力派シンガーとして鳴らした彼の荒い歌唱が聴けるのも貴重な記録と言えますし、ファンとしてここは「ライブならでは臨場感が味わえる」とポジティブに思考したい所存。観客の大声援を受けて、ジミが嬉しそうに「愛シテマス!」とか答えるのを聞くと、今となってはホロリと泣けてくるというね…。会場のボルテージが最高潮に達するハイライト、名曲“EYE OF THE TIGER”のジミ・バージョンがCDで聴けるのも有り難い。 SURVIVOR唯一(?)の公式ライブ盤という点でも、一聴の価値がある1枚ではないかと。
コレは見たこと無いけど、自分の手許にあるLive in Japan 1985(09年リリース)と音源は同じみたいだね。しかし曲数がそれよりも2曲少なくて It's The Singer, Not The Song と I Can't Hold Back がカットされてる。と言う訳で厳密に言うと唯一ではないのだが、どっちも元は同じ貴重な音源ということでこれ以上ツッコみません。JIMIのノドが案外弱いことは火薬さんの仰る通りです。他の何かの映像で観た&聴いたBurning Heartなんか高音が全然出てなかったなァ…。
84年暮の作品。プロデューサーにRon Nevisonを起用。 また、vo.交代直後初の作品でもある。 SURVIVORの代表作で、商業的にも本作から4枚のシングルが生まれた。 新vo.のJimi Jamisonのハイトーンヴォーイスと曲のセンスの良さとが うまくはまっています。 爽快なメロディアスHRナンバーがずらりと並び、 どの曲もシングルカット可能なほどの出来映え。 国内盤併録の唯一外部のソングライターを起用の The Moment Of Truthも秀作。
ジミ・ジェイミソン、名前の通り地味(違うだろ!殴)でワイルドな風貌に似合わず声がいい。ロン・ネヴィソンの手になるクリアな音がいかにも1984年そのもの。曲単体ではEye of the Tigerが断トツなれどアルバムはコレが一番人気なのも納得の、正に100点満点が付けられる最高傑作。ただ、時期が超有名な~the TigerとBurning Heartの丁度狭間だし、今や収録曲のオンエアもまずないので、御存知ない方も多いだろう。私事…愚かにも当時のアナログ盤を手放してしまい、日本盤CDで再度巡り会ったのは99年のことであった。以来どうも再発はないみたいだ。若い皆さん、中古盤を頑張って探しませう。
「SEARCH IS OVER」「HIGH ON YOU」「I CANT HOLD BACK」など彼らの代表曲が堪能できるメロディックロックの傑作!!キーボード満載で、爽やかな声質のジミ・ジェイミソンの魅力が際立ち、楽曲はどれもフック満載。シングル以外にも、「FIRST NIGHT」「ITS THE SINGER NOT THE SONG」などたまらない曲がいっぱい。それにしても、この作品が28点って・・・レビューした奴はする資格ないね。完璧自分の好みでレビューしたってことだし。
前作VITAL SIGHNSと並ぶSURVIVORの代表作。 VITAL SIGHNSのメロディアスHR路線を継承しつつ、より重厚な音に仕上がっている印象を受ける。全体的に哀愁漂う曲(Keep It Right Here、Man Against the World、Oceans、Backstreet Love Affair)が増えいるが、アルバム全体のバランスを取るのに効果的と思う。メロディアスなHow Much Love、Is This Love、Rebel Girlは、この時期を代表する曲。
個人的には、充実の名盤「VITAL SIGNS」より好きだ!!彼らの中で最も感動的なポップ曲「IS THIS LOVE」はホント稀代の名曲!!そのほかにも「HOW MUCH LOVE」とか「MAN AGAINST THE WORLD」「REBEL GIRL」「OCEANS」などなど。それにしても「IS THIS LOVE」の素晴らしさって言ったらもう・・・
それ以降も名曲を出し続けたけど、「VITAL SIGNS」とこの「WHEN SECONDS COUNT」はアルバムとしての完成度が高いですね。 清廉なピアノの音が印象的な必殺バラード「MAN AGAINST THE WORLD」は前作の「THE SEARCH IS OVER」に決してヒケをとらないバラードだと思うし、 「HOW MUCH LOVE」やら「IS THIS LOVE」やら名曲の宝庫。 タイトルトラックの「WHEN SECONDS COUNT」にしろ、超名曲「REBEL SON」にしろ、このアルバムは聴いているとポジティヴな気分にさせてくれます。 なにしろ、「REBEL SON」は大学受験に臨む日の朝にこれを聴いて会場に向かった、という思い出深い一曲だし… この曲はVAN HALENの「DREAMS」とともに聴き手を一瞬にしてポジティヴな気持ちにさせてしまう珠玉の名曲だと思います。名盤。