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FUNK'D RAPT'D TRASH'D
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解説 - FUNK'D RAPT'D TRASH'D
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1. 失恋船長 ★★★ (2018-10-17 13:20:43)

凄腕ギタリスト、ディック・ビワープ率いるバンドが1992年にリリースした記念すべき1st。世界中を席巻するアメリカンバブルは北欧はスウェーデンの地までも飛び火、音だけ聴けば完全にファンクロック路線のハードサウンドです。
でも隠せないお国柄とも言えるメロディセンスがチョイチョイ絡んでくるのがミソ。全般的にどこかで聴いた事のあるような楽曲がチラホラ顔を出すのはご愛嬌として、ここは頭を空っぽに、北欧産のパーティーロックを楽しんで欲しい。
勝手に身体が動き出すようなノリの良いグルーブをビートをたたき出すリズム隊の華やかさ、スウィープにタッピングとテクニカルなソロは派手さを極めており、時折楽曲に似合わないほどフラッシーなプレイもある。流石はリーダーと言いたくなるのだが、なんとも奇妙な取り合わせだ。とにかくギターは巧者で、キーボードをフィーチャーしている為、ボリュームは抑え気味だがバッキングでもテクニックを惜しげもなく披露している。
一発で耳に残るようなキャッチーなメロディラインは、瞬時に口づさめる親しみやすさを誘発、借りもんのアイデアでも洗練されたサウンドは、ひたすら華やかで躍動感に満ちている。雰囲気だけでいけばWarrantの北欧版と言ったところかな。
それにしても④はAerosmithに怒られないのかね(笑)他にもやり過ぎ感が凄いっすよ。そういう意味でも、お気楽なベストヒット的な楽しみ方も可能な一枚でしょう。くれぐれもコンプライアンスに厳しい潔癖症なマニアにはススメられません。大ヒット曲は直後で無ければ皆でシェアしていいアイデアです。
そういう意味でも今作はギリギリ、レッド回避のイエローカードです。その旨味を恐れる事無く調理したバンドの逃げ勝ちでしょう。
ただ反省したのか次のアルバムは、もう少しオーソドックスなスタイルに修正。そこで歌うのは北欧ヴォーカルマスターの、ピート・サンドベリです。北欧マニアなら身を乗り出したくなるバンドですよね。



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