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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-10-01 23:54:51)

待遇改善を図りレーベル移籍を果たした707が、'83年に発表した3rdアルバム。実際は2ndとの間に、レコーディングはされたがお蔵入りしてしまった幻のアルバム『THE BRIDGE』('04年に正式リリースが実現)もあるのですが、まぁそれは置いといて。
専任Key奏者の再加入や、東宝東和のハッタリ宣伝に乗せられて映画館へ見に行ったらタックコムの期待を裏切る小ささに子供心にガックリ来たアクション映画『メガフォース』の主題歌を収録していたりと、色々語るべきポイントの多い本作なれど、何はさておき先ず特筆すべきは名シンガー、ケヴィン・チャルファントの加入ですよ。従来のツインVo体制に不満はありませんでしたが、更に一段も二段もレベルが上の専任シンガーが歌うことで、楽曲の個性がクッキリと際立ち一層輝いて聴こえるのは間違いのないところ。
サウンドの方は前作の流れを順当に引き継いだ、煌びやかなKeyを身に纏ってポップ&キャッチーに弾むAOR/産業ロック。ピアノをフィーチュアして抒情的に始まりドラマティックに盛り上がるバラード③、本編中最もロックしている④、華やかな高揚感に満ちた⑤等、ケヴィンの激ウマVoを得た本編は秀曲に事欠きません。そしてやはりハイライトはアルバム表題曲①。ジョナサン・ケイン(JOURNEY)のペンによる由緒正しきメロハー・チューンとはいえ、しょっぱいB級映画の主題歌がビルボードのメインストリーム・ロック・チャートで最高第11位にランクインしてしまうのだから、80年代は無邪気な時代だったのだなぁ、と思わずホロリ。
今もって日本盤未発売ってのが信じらない高品質な1枚。「正義は勝つのさ!80年代でもな!」のキメ台詞を唱えながら、久々に『メガフォース』のVHSを引っ張り出して来てしまいましたよ。



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