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1. 失恋船長 ★★ (2019-02-05 16:23:25)

1985年の9月にリリースされた、元祖メタルアイドル早川めぐみの4曲入りEP。
『高橋よしろう、本田恭章が早川めぐみのために、書き下ろしの曲をプレゼント!君も、メグのはじけるPOWER POPかじってみない?!!』の帯タタキに香ばしい匂いを嗅いでしまいます。
遠くを見つめつつ、聴き入るはポップ路線へと進む音楽性。ちなみに2枚目のフルアルバムが1985年の6月にリリースされた3ヵ月後に世に出たEPですからね。ハイペースにも程があるんだろうと驚きますが、芸能界ってそんなもんでしたね。

アナログのA面にあたる2曲『Shake Me』『Mystic Magic』を高橋よしろうが作詩作曲、演奏も山根基嗣と本宮日登士がいた時代のACTIONが担当。B面の1曲目の『Heart To Heart』は本田恭章作詩作曲、もう一つは次のアルバムに収録される『Wanna Be Free』は松本孝弘のフラッシーなメタルギターも楽しめるヴァージョン違いの4曲を収録。
高橋よしろう作の楽曲は、お得意の歌謡ロックナンバー、相変わらずの歌唱力に苦笑いですが、まさにはじけるパワーポップ!当の本人がかじっているのですが、昭和の匂いを発散する曲調にスクールメイツがボンボンをもって一緒に踊る姿の目に浮かび、8時だよ全員集合を思い出し、夜のヒットスタジオでスモークまみれになったジュリーの姿を思い出します。その懐かしい昭和感は2曲目でも全開で発揮。ACTION!のポップセンスとめぐみちゃんの融合を楽しめる一曲へと仕上げてきました。
本田の曲は打ち込みもののポップロック、ギターは松本孝弘、キーボードは増田隆宣の盟友コンビ(増田さんはバリー・スパークスみたいにビジネスライクでクビにしちゃダメよ)と、恐らくマネージメントも含め、今後進むべき方向性は、この曲なんだろうと予感させる打ち込みものとハードなギターを融合したスタイルを示唆、彼女的にも一番無理を感じさせない歌声を聴かせてくれます。

本格派のメタルアイドルとしてデビューされられた早川めぐみちゃん。本人が、この路線で活動したいと思っていたとは個人的にはどうしても思えないのだが、整ったヴィジュアルは、ブリブリのアイドルでもイケたんじゃないかと今でも思いますね。
アイドルにうつつを抜かした事がない冷めた思春期のワタクシにとって、彼女の1stジャケで魅せてくれたアメリカンポリスコスプレや2ndの裏ジャケ花嫁姿は衝撃的でしたが、今回の片足をグインと高く上げる姿もインパクト大でしたよ。



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