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Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-03-05 00:25:52)

ROXETTEとかROXANNEとか、似た名前のバンドが多くて混乱しますが、こちらはオーストラリア出身のKey奏者を含む5人組。本作は彼らが'91年に発表し、本国アルバム・チャートにおいて最高第5位にランクインするヒット作となった1stフル・アルバムです。
いきなりのメジャー・デビュー、プロデュースはINXSやSTEELHEARTとの仕事で知られるマーク・オピッツが担当するというお膳立ての揃いっぷり。更にBURRN!!誌の輸入盤レビューで高評価をゲットし、TDKから出ていた国内盤が中古盤市場じゃ高額で取引されている…なんて話を耳にすると、その内容について弥が上にも期待が膨らみますし、実際ダニー・ヴォーン系のハート・ウォーミングな声質のVo、エネルギッシュ且つ歌心に溢れたG、HR然とした躍動感を楽曲に付与するリズム隊、抒情的なKeyに柔和に彩られたメロハー・サウンドは、そうした高まりきったリスナーの期待に見事応えてくれる出来栄えです。
終始メロメロに泣きまくる作風を期待すると、オーストラリア産HRバンドとしての地が出た感じの③⑥みたいなロックンロールがノイズになる可能性もありますが、あのランダル母娘との共作で豪シングル・チャート最高第13位に食い込んだヒット・バラード⑤を始め、哀愁を湛えた①④、明るく爽快なポップ・チューン②⑨、グルーヴィーなヴァースから伸びやかなサビメロへ絶妙な曲展開にグッとくる⑧、ラストをしっとり締め括る⑩…と、次々繰り出される優良メロハー・ソング群を前にすれば、寧ろ本編にメリハリをつけてくれる良いアクセントぐらいに思えてきますよ。
ジェフ・パリスがプロデュースを手掛けるも、残念ながらお蔵入りしてしまったという2ndアルバムも是非聴いてみたかったなぁ。




2. 失恋船長 ★★★ (2021-10-11 17:32:50)

フルアルバムが一枚だけで消えてしまった幻のメロディアスHM/HRバンドとして知られるROXUS。オーストラリアという事で大陸的なグルーブも飛び出すが、メロディアスなサウンドメイクは実に硬派でクールなのに情熱的。それでありながらも大衆性も意識した音作りを行い、その奥行きのあるサウンドの完成度は1stとは思えない。アメリカン仕様のWHITESNAKE風味の④をやっても様になる説得力の高さ、合い間に挟まれるAC/DC風味のロックスタイルも多様性を広げる事に貢献、一本筋が通っているので、守備範囲の広さが魅力になっている。哀愁のメロディが好きだを合言葉に、バラエティ豊かな楽曲を揃えた事は大いに支持できるでしょう。時代が90年代だっただけに不遇を味わう音楽性だったと思うが、今こそ見直されるべき一枚だと思いますね。


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