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Need Each Other / Eagle Flight (火薬バカ一代)
Eagle Flight (火薬バカ一代)
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Need Each Other / Eagle Flight
ディーン・カストロノヴォのエモーショナルなVoと、
アレッサンドロ・デル・ヴェッキオのメロディ・センスとが
絶妙な化学反応を起こした哀愁のメロハー・チューン。
悲哀に満ちたサビメロには辛抱たまらんものがありますよ。
バンドがリーダー・トラックに選んだのも納得です。

火薬バカ一代 ★★★ (2023-06-07 00:27:51)


Eagle Flight

紆余曲折を経て現在は目出度くJOURNEYに復帰を果たした、「歌うドラマー」ディーン・カストロノヴォがVoとDsを兼任して主役を務めるプロジェクトREVOLUTION SAINTS、’23年発表の4thアルバム。
デビュー作からの付き合いだったジャック・ブレイズとダグ・アルドリッチが脱退し、後任にはジェフ・ピルソン&ジョエル・ホークストラが加入。このメンバー・チェンジがアルバム作りにどの程度影響を与えたのか定かではありませんが、ギター・オリエンテッドな作風が志向されていた3rd『RISE』(’20年)に比べると、今回はハッキリとウェットな欧州風味が大増量。ダグのGでハードかつ景気よくスタートをきった前作から一転、ピアノの調べに導かれてしっとり幕が上がる本編OPからして、その作風の違いは鮮明です。
爽快なアメリカン・メロディアスHRテイストが薄れたことを残念に思う向きもあるやもしれませんが、この方向性こそがプロデューサーたるアレッサンドロ・デル・ヴェッキオの最も得意とするフィールドとも言えるわけで、なので完成度の高さは微塵も揺らいではいません。…つか寧ろ、ディーンの歌う猛烈な愁いを発散するサビメロに悶絶させられる③、涼し気に駆け抜けていく⑦、哀愁を帯びてキャッチーな⑧、重厚な泣きのバラード⑨…と、アレッサンドロが伸び伸びと曲作りに興じたことが容易に想像出来る逸品が集結していますよ。それでいて本編の締め括り役には、従来路線を受け継ぐ爽快なメロディック・ロック・チューン⑩を配するという隙の無い仕上がりっぷりにも舌を巻く次第。
プロジェクトの寿命が更に10年単位で伸びたことを確信させられる充実作です。

火薬バカ一代 ★★★ (2023-06-06 01:11:45)


Rise

ディーン・カストロノヴォがメインシンガーを務めるメロディックロックプロジェクトの3枚目。今回もジャック・ブレイズとダグ・アルドリッチの力を借り、総監督アレサンドロ・デルペッキオの元、極上のサウンドを作り上げています。もはや疑いようのないメンバーシップ、ジャーニータイプの曲以外にも、ハードなギターが躍動するアメリカンロックも増量あり、前作の流れをしっかりと踏襲しつつも、ヴァージョンアップに成功している。バンドとしての個性と求められるジャーニータイプのメロディアスロック、歌えるドラマーをサポートするジャック、⑦では女性シンガーも加わり、手を替え品を替え楽しませてくれます。
耳を惹く良質なメロディ、そしてダグのハードワーク、ダグのギターがグッと前に出てくる瞬間のカッコ良さ、アルバムを通してのバランス感覚で攻めるサウンドに唸りますね。定番だしベタ過ぎるだろう、そもそもジャーニー感が強めだから聴き手を選別することにもなりそうだが、ドラマーとしても一流なディーン、その惚れ惚れされる歌声を同時に楽しめるのだから、メロディ派にマニアならば、手を出さずにはいられないでしょうね。だってサブスクだもん。無料じゃない。本当に欲しくてたまらんヤツだけ、購買すれば良いのですからね。

失恋船長 ★★★ (2023-01-29 16:46:39)