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ヘヴィメタル/ハードロック
アーティスト分類-ABC順
W
WEHRMACHT
SHARK ATTACK
(1987年)
1.
Shark Attack
(0)
2.
Blow You Away
(0)
3.
S.O.P.
(0)
4.
Jabberjaw
(0)
5.
Barrage of Skankers
(0)
6.
United Shoebrothers
(0)
7.
Part II
(0)
8.
Go Home
(0)
9.
Anti
(0)
10.
Napalm Shower
(0)
11.
Crazy Ways People Die
(0)
12.
Fretboard Gymnastics
(0)
13.
Termination
(0)
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SHARK ATTACK
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Recent 50 Comments
1.
失恋船長
★★★
(2019-09-15 21:37:19)
かの有名な商業誌のレビューにて一ケタ代の点数を献上したUS産のクロスオーバースラッシュバンドの1st。とにかく聴く価値のないアルバムと酷評されていたと言うのだが、今作が後世に残した影響は大きい。
問答無用のスピードサウンドのオンパレード、ブラスト寸前の爆裂ビートを1987年に導入したのはかなり早いアイデアだったと言えよう。とにかく速さに特化したサウンドはデスメタルやハードコアサウンドが激しい渦を巻きながら、全てをなぎ倒していくような破壊力がある、その押さえの効かない無軌道ぶりに恐れおののくのだが、New Renaissance Recordsの雑な仕事のおかげで分離の悪い音に仕上がっているのが、更なる衝動性を叩きつけてくる。メタルとハードコアの激しい部分をくっつけたような騒々しさ、ノイズをまき散らす磨き上げたスピードサウンドを前に、骨がギリギリと軋み、思考回路を寸断していくように理性を激しく蹂躙していきます。
こういうクロスオーバー系のバンドって、割とダークな面が強いのだが、彼らはどこかファニーな部分があるのが面白い、暗さに中にある朗らかさ、その珍妙な変わり種感も独創性に拍車を掛けたと言えよう。
メジャー性の高い大衆向けのバンドでは味わえない異形の佇まい。何物にも属さない個性、彼らから歴史が始まったと言えるほど、当時は革新的なスタイルだった。比較するなら完全にグラインドコアメタルの帝王と呼ばれるNAPALM DEATHとなるのだが、そちら系のマニアから言わせると、このバンドの方が先だというのだから興味深いですよね。
日本では一ケタのレビューに引っ張られウンコ扱いで終わりでしょうが、世界中のアンダーグランドメタルマニアを狂喜乱舞させ、多大なる影響を及ぼしたと言うのだから、世の中なにが起こるか分かりませんね。月並みですが、百聞は一見に如かずとはこの事を言うのでしょう。
ほぼ3分を切る楽曲の中で、毛色の違いを魅せるインストナンバーだけ5分声、これがスリリングで悪くないのが、このバンドの魅力。単なるスピード馬鹿ではない事を物語っています。①のイントロでは映画ジョーズのテーマをダークに潰しまくって引用していますよ。
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