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Reckless (失恋船長)
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Reckless

オリジナルは1980年にリリース、『炎の女王』という邦題で国内盤も出ている一品(厳ついタイトルなのにジャケが中途半端)。メロディアスかつワイルドなハードサウンドを引っ提げ、邦題もハッタリじゃないなと思わせる活きのいいサウンドをオープニングから炸裂、英国寄りの王道サウンドは、多くのバンドに共通するポイントを押さえつつも、女性シンガー、ジャン・メランソンのパンチの効いた唄を前に出す事でバンドのカラーを確立、そこにギターオリエンテッドなスタイルで攻勢を掛ける事でバランスをとっており、野心溢れるサウンドへと昇華させている。
どこかグラマラスに聴こえるのはセクシーな女性シンガーの存在感だけではなく、バンドから醸し出される空気がそうさせているのも重要、アメリカンでもブリティッシュでもない、これがカナディアンなスタイルという事なのだろう。

2ndでは洗練されたスタイルになり、今作のような灰汁の強さは無くなった、これは嗜好の問題だが、個人的にはスッキリと洗練された2枚目よりは、手探り感はあれど、バラエティ豊かでうねりのある今作の方が好きである。

失恋船長 ★★★ (2019-10-11 14:06:39)


Heart of Steel

自動登録されたものと、ワタクシが所有する現物との内容があまりにも違うので下記に収録曲を掲載します。
なんでこうなったのだろう?

1.Hot 'n Ready
2.Heart of Steel
3.Drivin' You Mad
4.Feel the Fire
5.Need You Next to Me
6.In the Night
7.Only After Dark
8.Shadows of You
9.Don't Walk Away

カナダ産の4人組による正統派のHM/HRサウンドを披露。メンバーもギタリスト以外は刷新と大きく転換しているのだが、今回新たに加わったベースとヴォーカルの二人はWitchkillerのメンバーであり、1984年にEPをリリースしている。そこでバンド活動に一旦区切りと付け、今作からこちらに移籍となったのか?興味は尽きない。
憂いのあるメロディだがベタつかないのはカナダ産ならでは、メロディアスだがキビキビとした大陸的なビートもカナダ産ならではの味わいでしょうね。メロディに気を配し丁寧に作り込んでいるのだが、ミドルナンバーが中心の為に、少々退屈に聴こえてくる。一曲の出来は悪くないのに、やっぱ9曲もあればガツーンと活きのいいのが聴きたいとなるんですよね。
それなりに整ったルックスとしっかりとした演奏力があるだけに残念でなりません。①もシングルカットされたが大きな動きは無かった。バンドは70年から続くも、メタルバブル期に解散となる。

失恋船長 ★★ (2019-10-11 13:39:00)