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HEROES IN TIME (2017年)
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HEROES IN TIME
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解説 - HEROES IN TIME
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1. 失恋船長 (2019-11-08 17:33:04)

国内盤はRubicon Musicからリリーされている北欧のメロディアスHM/HRバンドの1st。メロディアスと言っても今風のデジタルサウンドを大導入、EDMのリズムを取り込んだダンサンブルなビートとハードなバッキングを主軸に、真面目そうな女性シンガー、エマ・ベンシングが素直な歌唱スタイルを披露する、新時代の予感を漂わせるデビューアルバムですね。
所謂、YouTubeで話題をかっさらい大きなディールを獲得したという今風の話も納得の音楽性なのだが、聴きやすさの代わりにエッジ不足かつロックなエナジーが少々不足気味なのが喰い足りないと思わせるのだが、昨今のブームを考えると、当然といも言える音楽性であり、わが国でもBABYMETALが世界中を席巻しているのだから、こういうスタイルが新時代のメタルとして牽引するのも、ありなのではないだろうかと思っている。
ハッキリ言ってメタルを初めて触れる人には親しみやすく、テンポの良い楽曲が続くので、メタル偏見自体をふっ飛ばしてくれる可能性がある。個人的には全然オシャレすぎで、熱くなる事は無いのだが、それでも、この壮麗な北欧風味満点のミンティアサウンドの煌びやかなオーロラ感は、歌モノロックを愛する身としては付き合う事は可能だ。
それに当時はバッシングにあったがEARTHSHAKERもトレチュアリーでは、大胆にシーケンスを導入し、多くのファンに刺激を与え、度肝を抜かせた事だろう。早すぎた変遷とも言われる音楽性だったが、今となっては、地上を賑やかすメジャーバンドの一つのスタイルとして定着しているらしいから、世の中も随分と変わり多様性を帯びたものだと思っている。

ダンサンブルな楽曲の合間にNIGHTWISH風の⑩みたいな曲を、しっかりと放り込んでくるので、ズッシリと重く響くへヴィさや、ハードなダイナミズムさよりも、テンポの良さは、疾走感を大切にする人には大いに需要があるでしょうね。
メタルとデジタルビートの融合、もう当たり前の時代が来ているんだな。



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