アルバムを通して乱舞しまくるツインギターはすでに絶品でメイデンも真っ青の正統派。
エクソシストのイントロから女のあえぎ声が聞こえてきたかと思うと、雷鳴の爆音と共に始まる1はギターもさることながらベースソロも素晴しい名曲確定の悶絶曲(別の意味でも悶絶します)。以下捨て曲無しでつっぱしり、X JAPANのXに出だしが似てるけどこっちのほうがかっこいい4とか、7,8あたりもおきにいり。
しかし気になる点もいくつか。
8曲32分の短さ(ANGRAの企画ミニアルバムより短い・・・)と、上の方達も指摘されているデス声の使い方。曲によってはデス声がマッチしている曲としてないのがあり、してないほうでは聴きながら「あ～、ここにデス声はいらないなあ」とか「ここはコーラスにしてほしかったなあ」と思ったりもしたけれど、大丈夫だという方もいらっしゃるのだから多分大した問題じゃないのでしょう。むしろこれがなきゃWIDOWじゃないなって気もするし。
しかしデビューアルバムにしては驚異の完成度には間違いなし。これを聴けば次回作に否応なく期待が高まってしまう。