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1. 失恋船長 ★★★ (2020-01-19 17:48:21)

オリジナルは1975年リリースの2nd。プロデューサーに、ロイ・トーマス・ベイカーを迎え音楽性と統一、ミドルナンバー中心ではあるが、英国らしい憂いのあるメロディとハードブギーサウンドが心地よく鳴り響き、タイトなリズムが締め上げるソリッドな質感とアーシーなブルース臭が絶妙に絡み、大陸的なグルーブとメロなのに、カラッならないのがお家芸ともいえるスタイルを披露。英国の伝統を色濃く伝えてくれます。
無駄の装飾を削ぎ落したサウンドは、骨太なのに、ほんのりと泣かせの情緒を加味させているのが、日本人の島国感情に訴えかけますね。今作を最後に解散してしまったが為に、イマイチ認知度を広められていないのだが、英国ロック好きは勿論だが、70年代ならではのアーティスティックな古典ロックの鋭い感性にグッと惹き寄せられるでしょうね。



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