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90年代
|
O
|
アメリカ
|
ポップ/キャッチー
|
産業ロック
OPEN SKYZ
OPEN SKYZ
(1993年)
1.
None of It Matters
(0)
2.
Nothing Without You
(0)
3.
Golden Years
(0)
4.
Open Skies
(3)
5.
The Answer
(0)
6.
Every Day of My Life
(0)
7.
Pickin Up the Pieces Again
(0)
8.
Give a Little Bit
(0)
9.
Candy From Strangers
(0)
10.
Take Me There
(0)
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Open Skies
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Recent 50 Comments
1.
火薬バカ一代
★★
(2020-02-09 22:50:20)
現在はソロ・シンガーとしても知られるヒューゴが在籍していたVALENTINEは、90年代突入と共にHR/HMシーンに吹き始めたグランジ/オルタナティブ・ロック・ブームの逆風の煽りを食い、所属レーベルからドロップ。その後メジャーのRCA RECORDSとの契約を手にすると、「バンド名が80年代過ぎる」と名前をOPEN SKYZに改め心機一転。ベテランのリッチー・ズィトーをプロデューサーに迎えてレコーディングを行い、'93年に発表した出直しデビュー作がこちら。
伸びやかで透明感のあるヒューゴのVoが主役を務めるメロディアスHRサウンドという基本的音楽性に大きな変化は見られませんが、VALENTINE時代に比べるとKeyによるキラキラな装飾が大きく減退。アレンジは90年代らしくシンプルに、曲調もミドル~バラードを中心に落ち着いたテンポの楽曲が増える等、全体としてポップ・メタル路線からAOR/産業ロック路線への軌道修正が感じられる仕上がりに。
正直、地味と言えば地味。ただ流石にリッチー・ズィトーとバンド、二人三脚でアルバム作りに励んだというだけあって、要所で煌めくメロディのフックには捨て置き難い魅力があり、殊にTHE BEATLES風のイントロから壮大なスケール感を伴って展開していくアルバム表題曲④、ヒューゴのスティーヴ・ペリー似の歌声が映えるJOURNEY風味のバラード⑦⑩、爽やかな哀愁を纏ったメロハー・チューン⑨といった楽曲の充実ぶりはお見事です。
ただ、本作を以てしても時代の逆風に抗えず、バンドはまもなく解散。ヒューゴはソロ・キャリアを選択し、日本での知名度は格段に高まることとなるので、結果オーライ…だったのでしょうか?
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