この曲を聴け!
マダム・マダム (2008年)
MyPage

マダム・マダム
モバイル向きページ 
解説 - マダム・マダム
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★ (2020-03-11 23:53:40)

当時楽天イーグルスに就任した田尾監督がテレビで嫁がマダム・レイとして活躍していますと恥ずかしそうに告知させられていたことを思い出します。今作の主役は田尾監督の奥さんだということに度肝を抜かれたのですが、参加メンバーにJETフィンガーの異名で愛される横関敦を筆頭にMASAKIにそうる透という実力者が完全サポート。
メタリックなナンバーを歌うには、明らかに声が可愛い過ぎるのだが、それでもロックに本気で挑み取り込んでいる姿に色物感は皆無。普通のおばさんがガチンコのメタルを歌いたいという思いが、ここに結実している。その熱い思いに乗れるかが評価を分ける最大のポイントだろう。日本の嬢メタルシーンの歌い手が弱い。例えばアルディアスの2代目などは、完全に場違い感が漂い、だれも得をしていない状態にあったと思う。そういう観点からみても、マダム・レイは歌が弱い。しかし本気でやっている。そこにメタルを愛するものとして激しく共鳴しあうものがあり、正直④みたいな渡辺美里が歌詞でも書いたのかと言いたくなる曲は苦手だったりするも、歌謡テイストを含んだジャパニーズメタルサウンドは、その筋のマニアは勿論だが、国籍で音楽を聴く偏見でもなければ、大いに楽しめるだろう。
脇を固める演者の本気度も高く、どっしりと構えているために、多様性のあるハードサウンドを巧みに料理している。なんだかんだ言ってアルバムを最後まで聴かせる力量があるのは確かですね。
どこか色物的な要素が出たのはレフティスナイパーでお馴染みの、単身渡米で活動したKUNImみたいに、でかいアイマスクみたいなコスプレをしたのが、なんだか上手くいかなかったように感じている。そりゃ田尾安志の奥さんだもん、結構な歳だからね、その変を誤魔化すための苦肉の策だったのかもしれないが、音楽が実に真っ当なものだけに残念ですね。
それにしても横関は歌モノで成功できない男だなぁ。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示