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INVADERS (1986年)
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INVADERS
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解説 - INVADERS
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1. 失恋船長 ★★★ (2020-03-24 15:17:48)

前作から4年のブランクを経てリリースした2枚目。シンガーとベーシストは交代するも音楽性にブレはなく、むしろ音質や楽曲面も含め大幅にパワーアップ。憂いのある英国的なハードサウンドが厳つく走り抜ける、これぞNWOBHMなスタイルで真っ向勝負。疾走するリフワーク、ラフなパワーを内包した疾走ビート、沸々と燃え盛る英国らしいハードサウンドは、何を伝えたいかを明確にし聴き手に伝えてくる。
聴き手を挑発するようなロックの持つ大胆不敵さ、その荒っぽさと、いなたい空気感に、86年としては少々古めかしいのだが、遅れてきたNWOBHMサウンドに時代性など不必要。音楽性の幅を広げることにも果敢に挑み、明るく成り切れないキャッチーさも従えストレートに表現することで、自らのアイデンティティを誇示することに成功した。こういうスタイルの音楽性だから、メロウな⑤も違和感なくハマる。歌い手のいろんな意味で甘めな歌唱スタイルもマッチした。
この後、詳しいバイオは分からないが、バンドは Flash Point改名して活動。1987年には自主制作盤を出してるのだが、何が起きたのか興味は尽きませんね。
余談だが、NWOBHM史にとっては名盤の部類に入る力作なんだが、イマイチ跳ねなかった。個人的には、どう考えても悪質なムンクの叫びをいじったジャケに問題があるとおもっている。あれみてジャケ買い出来んぞ。



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