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All Over Now / My Many Sides (火薬バカ一代)
My Many Sides (火薬バカ一代)
Living in the Light (失恋船長)
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Living in the Light (火薬バカ一代)


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All Over Now / My Many Sides
ブルージーな色合いが強いアルバムの中にあって
アルバムの終盤を〆るこの曲は爽快な曲調にキャッチーな
コーラス、それにジョー・レッタの熱いVoとが相俟って
80年代ポップ・メタル的な味わいを感じさせてくれます。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-12-18 00:53:27)


My Many Sides

それこそ肩眉を剃り落して山に篭りそうな勢いで(誤ったイメージ)ひたすらJOURNEY型メロディアスHRサウンドを求道し続ける「馬鹿よのう…まさにメロハー馬鹿」なギタリスト、ジョシュ・ラモス。RAMOS名義では『LIVING IN THE LIGHT』(’03年)以来、実に17年ぶりとなる、’20年発表の2ndソロ・アルバムがこちら。
トニー・ハーネル、ダニー・ヴォーン、エリック・マーティン、トニー・ミルズ…著名な実力派シンガー勢をゲストに迎えてレコーディングされている本作でも、当然JOURNEY路線のメロハー・サウンドが聴けるものとばかり思っていましたが、意表を突いて本編の幕開けを飾るのは、イントロからGが派手に弾きまくられ(そもそもSHRAPNELからデビューを飾った人なのでテクニックは十分)、70年代HRばりの豪快さを伴って繰り出される①。アルバム全体としても所謂クラシック・ロックからの影響を伺わせる渋めのサウンドが展開されており、まさしく表題『MY MANY SIDES』を地で行く仕上がりだったという。
思ってた方向性と多少異なるとはいえ、ブルージーなフィーリング漂わす楽曲には元XYZのテリー・ルイス、再結成SWEETのフロントマンとして知られるジョー・レッタらの粘っこい熱唱がハマっていますし、またそれらの楽曲においてもジョシュの類まれなるメロディ・センス、一音入魂のGプレイはしっかりと健在。特にGを雄弁に歌わせるインスト・ナンバー⑩にゃ聴き惚れずにはいられませんて。そしてアルバム終盤にはちゃんと「これぞジョシュ・ラモス」という爽快メロハー⑪が用意されているので、聴後感も良好です。
予想は裏切るが期待は裏切らない1枚。でも、出来れば次はメロハー物をヨロシク。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-12-17 01:05:34)


Living in the Light

LE MANSとしてSHRAPNELから世に出たときは速弾き系だったが、次のTHE STORMでは一転メロディ派のロックバンドで活躍する腕利きギタリストとして再登場(LE MANSもSHRAPNELから離れたらメロディアスサウンドに変貌)、その類まれなセンスを生かし名を上げる。
今ではFRONTIERSお抱えというのか、仕事人として多くのプロジェクトに顔を出すギタリストの、ジョシュ・ラモスがラモス名義でリリースした歌モノのソロアルバム。FRONTIERS仲間も多数参加、ケリー・ハンセンと共同プロデュースの立場をとり極上のメロディアスHM/HRサウンドを仕上げてきました。
シンガーにはジェフ・スコット・ソートがいたメロディアスロックバンドEYESにジェフの後任として参加していた、マーク・ウェイツの名前もあったりと、マニアなら食指も動くラインナップが集結、レーベルの安定感も手伝い容易に手が出せる布陣となっています。
楽曲中心、唄をたっぷりに聴かせる仕様ではあるが、軟弱なソフトロックとは一線を画す、ラモスのエモーショナルなギターが随所に顔を出し、曲を邪魔することなく絶妙なさじ加減で存在感を誇示。そのバランス感覚に感嘆あるにみ、ハードな曲もいいが、エモーションを込めた泣かせのバラードなどで聴けるソロは、彼の独壇場とも言えるハイライトシーンとなり、溜息が連発で駄々洩れですよ。
上手いギターと良質なメロディに抱かれ、日々の喧騒を離れ癒されたい。しかしロックな歯ごたえが欲しい、そんなメロディ派のマニアにはうってつけのアルバムでしょう。
シンガーのマークもジェフ・スコット・ソートの声にやすりを掛けスッキリとさせた声質で、歌い方もジェフにそっくりですから、このジャーニータイプとも言えるメロディアスロックにピッタリの人材だったでしょう。
キーボードやピアノの使い方も抜群、リズムプレイもキレがあり、良質な仕事をこなしています。流石はFRONTIERSだなぁ。

失恋船長 ★★★ (2020-09-02 02:03:03)


Tell Me Why / Living in the Light
タメを効かしたギター
流麗に流れる美旋律
ジョシュ・ラモスのセンスの味わえる名曲
ジェフ・スコット・ソート似の歌声もバチコーンとハマっています
これだからメロディアスロックは止められん
そしてFrontiersだよなぁ

失恋船長 ★★★ (2020-09-02 01:42:55)


Tell Me Why / Living in the Light
スペーシーなイントロで十分に焦らしてから
哀愁のメロディが走り始める、本編においては
ハード寄りな仕上がりのロック・チューン。
ギターも比較的弾きまくっていますが、
常に歌心を失わないのがこの人の美点。
物悲しくもキャッチーなコーラスが絶品ですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-05-19 01:26:31)


Winds of Change / Living in the Light
マーク・ウェイツの美しい歌声に導かれてスタートする
爽やかな清涼感溢れるメロディアスHRナンバー。
Keyの用い方も効果的で、THE STORMやTWO FIRESといった
バンドのアルバムに収録されても立派にハイライト・チューンの
役目を果たせたのではないかという名曲ぶりです。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-05-19 01:15:23)


Living in the Light

ギタリスト発掘人ことマイク・ヴァーニー社長の目に留まり、LE MANSの一員としてSHRAPNEL RECORDSからプロ・デビュー。しかし以降は一貫して「テクニックの披露よりメロディ」「ギターより歌」重視のスタンスを崩すことなく今に至るギタリスト、ジョシュ・ラモスが、現FOREIGNERのケリー・ハンセンをプロデューサーに迎えて(バックVoにも参加)'03年にFRONTIERS RECORDSから発表したソロ・アルバム。
初めてのソロ名義、その上フュージョン畑で活躍するスチュワート・ハム(B)、SHRAPNEL作品でお馴染みのアトマ・アナー(Ds)、元EYESで、イングヴェイのバンドのシンガー候補だったこともあるマーク・ウェイツ(Vo)等、腕に覚えのあるミュージシャン連中がバックを固めていることあり、もしかしたら今回は派手にGを弾きまくったインスト・アルバムなのかも…と思いきや、別にそんなことは全然なかったという。そりゃそうだ。
主役は飽くまでマークの伸びやかな歌声であり、適宜Keyも効かせたキャッチーなJOURNEY型メロディアスHRサウンドを実践。日々のストレスが綺麗さっぱり洗い流されていくような清涼感溢れる③と、イントロで焦らした後、哀愁を伴って駆け出していくHRナンバー⑥は、この人の長いキャリアの中でも上位に食い込める名曲っぷり。また②⑤等バラード系の楽曲に顕著な「少ない音数でいかに多くを語るか」を追求したような、タメと揺れを十二分に効かせたニール・ショーン直系のGソロも相変わらずエモい輝きを放っています。
ソロ作ということで購入を後回しにしていたのですが、何のことはない。彼がこれまで関わってきたバンド/プロジェクトのアルバムに匹敵するメロハーの逸品でしたよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-05-17 23:37:34)