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STYGIAN BOUGH VOLUME I (2020年)
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STYGIAN BOUGH VOLUME I
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解説 - STYGIAN BOUGH VOLUME I
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1. kamiko! ★★★ (2020-09-06 23:59:08)

米産フューネラルドゥーム2020年作
真性フューネラルドゥームバンドBell WitchとダークフォークユニットAerial Ruinのコラボ作品。
この作品はかなり楽しみにしていた。軽く試聴した段階で、その真性さに衝撃を受け、悶絶してしまった。
ギターレスのBell Witchだけでも強烈なサウンドだというのに、そこにギターが加わるんだから、その期待は大きい。
最大の聴きどころは、風のように物静かなフォークサウンドと、極太のベースの対比が素晴らしいところだ。
ベースの厚みば半端ナイ。しかも、相当な負のオーラを帯びており、こんなに存在感のあるベースを今までに聴いたことがない。
特に1曲目のクオリティの高さに圧倒される。フューネラルドゥームの神髄はコレだと言わんばかりの葬式っぷりは圧巻だ。
初めて聴いた時、この1曲目でベースが登場した瞬間に鳥肌が立った。直感的にコレはホンモノだ、と思わせるインパクトがある。
この盤はフューネラルドゥーマー必聴盤である。ただ、作品全体で評価すると、ボクはBell Witch単体作品の方が好きかも知れない。
タッピングやハンマリングを駆使した独特な奏法で、ベースのみでギター的旋律までフォローしていた演奏の妙は、この盤では感じられない。
ベースの重低音の魅力に特化され過ぎた感があり、曲が進むにつれて、フォークサウンドの必要性をあまり感じなくなる。
また、1曲目のインパクトが強すぎて、中盤以降までボクは集中力が続かない。大作主義な上、Bell Witch単体作品よりもベースの演奏が
単調に聴こえるからだ。音質のインパクトはこちらが上だが、フォークギターの助けが入った分、ベースの多彩さが失われたと感じさせる。
かなりツボに入った好きなサウンドだからこそ、ダメ出ししてしまうが、この盤はスゴイ作品である。
フューネラルドゥームがここまで進化したのか、と思わせる悶絶必至の作品だ。就寝しながら聴くと、そのまま死ぬんじゃないかと思うよ!



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