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Streetwise (失恋船長)
I've Got to Know / Sergeant (失恋船長)
Make Your Move / Sergeant (失恋船長)
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Streetwise

オリジナルは1986年リリースの2枚目。前作はやや拡散方向にあった音楽性だったが、今作はキーボードを前に出しつつも、バンドサウンドを中心とした堅実な作り込みとアレンジが冴えており、英国的な湿り気と情緒の強いハードサウンドで勝負。いい意味での洗練度とポップセンスを放り込みつつ多彩な楽曲を用意、その絶妙なバランス感覚は口うるさいロックファンの不満を黙らせるだけの説得力がある。

1986年という時代もそこそこに意識をしているが、燃え上がるロックな情念もそこにあり甘口にさせないキリっとしまったロックテイストが肝だろう。誰が主役ではない楽曲中心のバンド運営も今となっては貴重。こういう本格派のグループというのはシーンにとっては必要不可欠だと思う。
1stアルバムを叩き台にドラマ性と膨らませた叙情派メロディアスHM/HRサウンドは質実剛健な一枚へと仕上がっている。

失恋船長 ★★★ (2020-07-31 18:51:20)


I've Got to Know / Sergeant
ハードさと爽快感が
絶妙に絡み弾んでいます
こういうアレンジと聴かせ方が
このバンドの旨味
単なる大衆路線バンドではない堅実さ
そのハードテイストは大人が聴いても恥ずかしくない作りになっている

失恋船長 ★★★ (2020-07-30 16:41:26)


Make Your Move / Sergeant
憂いのある英国的なメロディ
そこにキーボードが爽快な風を送っています
このバンドの魅力を端的に伝えています
泣かせ具合が絶妙なんです

失恋船長 ★★★ (2020-07-30 16:34:49)


Sergeant

スイスとイギリスの混合チームによる1984年にリリースされた1st。オープニングはキャッチーで弾むような陽性ロックで幕開け、その素直さに思わず笑みもこぼれますが、二曲目以降も割と陽性のロックナンバーが顔を出す構成、そこに爽快感のあるキーボードを隠し味に、ハード目のギターも飛び出し、硬軟のバランスを上手く取りながら、スイスと英国の競演を楽しめます。
歌い手もオライアンことマーヴィン・スペンス辺りを思わせるエモーションとソウルフルな歌声を持っており、後に
Forcefieldに参加した人物でも知られているように実力は十分。この英国的湿り気とスイスの爽快な風を受け止めながら、楽曲の魅力を適切に伝えてくれます。
ハードな面をしっかりとアピールしつつも、泥臭くない洗練度、行きすぎる前の産業ロック勢からの影響も強い普遍的音楽。歌モノマニアなら大いに楽しめるでしょう。一撃必殺はないかも知れませんが、味わい深いマニア泣かせの堅実さがたまりません。

失恋船長 ★★★ (2020-07-30 16:25:40)