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Neon City (2019年)
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Neon City
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解説 - Neon City
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1. kamiko! ★★★ (2022-05-12 21:39:37)

フィンランド産NWOBHM2019年作
鉄板のB級メタル路線、粗暴な濁声ヴォーカル、適度にシケシケなギター、メロディを割と大切にした楽曲で程良いダサさがある。
衝撃的な前作Rebels Beyond The Pale(2016年)ほど70~80年代を意識した録音状態ではないが、現代録音によるNWOBHM路線では
かなり好きな音である。完全に懐古主義になることなく、よく聴くときちんとエフェクトが施されていたりする。
それでいて粗暴な感じに聴こえるのは、全てヴォーカルのせいだな。このアンバランス感がなんとも愛らしくてイイ。
このサウンドには、シケシケギターによるハードさや、ノーエフェクトを思わせるベースなどの魅力が込められているんですが
そんな粗雑な音であるにも関わらず、割と哀愁が深く、実はウマいのに下手に聴こえるヴォーカルがわざとらしく哀愁を込めるところが魅力だ。
前作のジャケも凄かったが、今回は2丁銃を持ったミュータント的な人物が描かれる。楽曲タイトルにもなっているElectric Manだろうか。
バンド名と全然違うキャラが描かれているのがいい。天使じゃないのかよ、飛び道具じゃなく剣持ちなさいよ、とツッコミたくなる。
また、ジャケ裏を見ると、この電気男がベッドで裸の女2人を抱いている。そっちも2丁拳銃か、とツッコミを入れたい。



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