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LIVE IN STOCKHOLM 1990
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LIVE IN STOCKHOLM 1990
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解説 - LIVE IN STOCKHOLM 1990
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2020-08-24 23:57:44)

デビュー作がいきなり本国で記録破りの大成功を収めるも、その代償として発生した諸々の雑事に嫌気が差したジム・ジッドヘッドが「もっと自分の時間が欲しい」とアイドル的なことを言い残して脱退。後任シンガーとして当時MADISONで歌っていたピート・サンドベリを加えたALIENが、2nd『SIFTIN’GEAR』発表前の’90年に、ストックホルムで行われたフェスティバルでトリを務めた際のライブの模様を収めた実況録音盤。(詳細に関してはもうリーダーのトニー・ボルグもあまりよく覚えていないらしい)
'00年にひょっこり本作がリリースされた時は「こんな音源があったんかい!」と、かなり驚かされました。ライブで歌うピートのパフォーマンスが聴けるのはこれぐらいじゃなかろうか?特に会場の盛り上がりが最高潮に達する大ヒット・ナンバー“ONLY THE WOAMN”における彼のエモーショナルな歌声は実に感動動的ですよ。
“DREAMER”みたいなハードナンバーも演って欲しかったなぁとか、選曲に関しては少々注文を付けたくなる部分がありますし、EUROPEの“THE FINAL COUNTDOWN”を思わすシングル曲①(アルバムには未収録)のファンファーレに導かれてスタートする本編は、差し替えやオーバーダブの類を一切行っていない「文字通りのライブ」(ピート談)のため、歌声やパフォーマンスに少々不安定な場面が散見されるものの、そうした要素が逆にライブならではの臨場感を高めてくれているのもまた事実。
何より、本作のようなお宝音源のリリースに踏み切ってくれたバンドには感謝しかないという。できればジムが歌っていた時期のライブも発表してくれると尚嬉しい、なんて。




2. 失恋船長 ★★★ (2021-10-07 01:46:10)

俺は英語は苦手なんだと言って失踪したと言う都市伝説を持つ前任のシンガー、ジム・ジットヘッドの後任として奇跡的にバンドは逸材を獲得、そのおかげで見事に難局を乗り越えたんだなぁというのか、このライブ盤を聴けば一目瞭然ですよね。違和感なく収まったピース。オープニングナンバーはその、ピート・サンドベリが参加後、すぐにリリースされたシングル盤のGO EASYで幕開け、ファンファーレのように高らかに鳴り響くキーボードのフレーズに心も踊り掴みはOK。いかにもライブならではの臨場感あふれるプレイはMCや各パートによる短めのソロタイムなんかも挟みテンポよく進んでいきます。

このライブアルバムが素晴らしいのは生々しい演奏もパッケージした清さにもあるのだが、選曲の良さも素晴らしい。特にピートヴァージョンではカットされた1stのDying By The Golden Ruleも聴けたりするのが嬉しい。収録されているギターソロは短めでが、ソロからのつながりで北欧メロディアスサウンドに流れる展開に個人的にはグッと掴まれますよね。ミドルナンバーが多いとか、ポップな曲調は多いなどガチンコメタルが好きな人には少々甘口からも知れないが、メロディ派のメタルリスナーなら絶対に聴いて欲しいエイリアンのライブアルバム。
やはりいい曲とフィーリングを持っているバンドは強いなぁと改めて関心しました。ようやく最近手に入れましたが、苦労しましたよ。



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