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TOKYO (1981年)
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TOKYO
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解説 - TOKYO
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-07-04 22:06:09)

今でも暇を見ては読み返す機会のあるBURRN!!誌'98年11月~12月号の好企画「いにしえのメロディック・ロック」特集で取り上げられ高評価を受けていた、ジャーマン・ハード・ポップ・バンドの'81年発表のデビュー作。(国内盤の邦題は『トーキョー』・・・って、そのままですな)
CRAAFTやLULEY等での活動で知られるリード・シンガー、クラウス・ルーリーの張りのあるハイトーンVoが、時にLUCIFER'S FRIENDのジョン・ロートンを彷彿とさせることを除けば、ドイツ的な要素は殆ど感じられない本作。その最大の魅力は、美麗なハーモニーを作り出す3人のリードVo、リリカルなメロディを紡ぐGとKey、メリハリの効いたビートを刻むリズム隊の職人的な仕事振りがキラリと光る、垢抜けたメロハー・サウンドで、特にOPナンバーにしてアルバム表題曲(&バンドのテーマ曲)“TOKYO”は、大都会のネオンの如き煌きと哀愁を帯びた曲調に胸キュンを誘われる名曲中の名曲。
これ以外にも、タイトル通りの物悲しさが漂ってくる“CRYIN'”、溌剌としてポップな高揚感に満ちた“GIRL”、サックスの導入が効果を上げている“FATHER OF TIME”等、秀逸な哀メロ・ソングが鮨詰めな本作は、まさしくメロディ愛好家なら1度は聴いておいて損のないクオリティ。中でも“TOKYO”はご一聴をお薦めします。




2. 失恋船長 ★★★ (2020-09-22 18:13:28)

Michael Wynn Bandで活躍したロビン・ムセンビクラーはオーストリア時代のバンド仲間、フリッツ・マツカに再び声をかけ動き出す、ベースはアフリカ系ミュージシャン、ケン・タイラーが加わり、キーボードのみならずコンポーズとしても貢献したロタール・クレル、そしてドイツのHM/HRバンドSchlossのシンガーだった、クラウス・ルーリーも参加と5人編成のバンドして始動。
ポッと出の新人ではないミュージシャンだけに、音楽性の質は高くワールドワイドな洗練性の高いメロディアスサウンドを披露。曲によってはサックスまで飛び出すのだから、その音楽的土壌の豊かさに舌を巻きますね。無理無駄のないアレンジと、ミュージシャンとしての懐の深さ、曲に合わせ3人のシンガーが歌い分けるというのもバンドの武器となり最大限の魅力を発揮してるでしょう。
一頃、このような歌モノばかりを聴き漁る時期があったからこそ知ることが出来たのだが、今となっては忘れ去られた存在でしょう。個人的には、名曲①を聴くためだけにも歌モノマニアなら手に取って欲しいと思いますね。
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東京で出会った女性と恋に落ちた外国人が、国に帰らなければいけないみたいな話です。タイトル通り演歌な世界だし、フォークな世界ですが、親しみやすい欧州的哀愁のメロディに胸キュンです。



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