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CANDLEMASS
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Mirror Mirror
/ Ancient Dreams
→YouTubeで試聴
久しぶりに聞いたが、改めて良い曲。
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★★★
(2022-06-12 01:57:01)
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Ancient Dreams
オジー期のBLACK SABBATHに、北欧然とした神秘性やドラマ性、更にはメタリックなエッジの鋭さを加味することで、「エピック・ドゥーム・メタル」なる音楽性に先鞭をつけたCANDLEMASS。本作は、その彼らが英国輸入盤チャートで№1の座をゲットする成功を収めた『NIGHTFALL』(’87年)の勢いを駆り、’88年に発表した2ndフル・アルバム。
前作のジャケットにはトマス・コール画伯の代表作の一つ『人生の航路』より『老年期』が用いられていましたが、今回は同シリーズより『青年期』を採用。連続性を感じさせるこのアートワークが物語る通り、サバシーなリフ・ワークから漆黒のメロディを奏でるGソロまで、高い「トニー・アイオミ度数」を誇るレイフ・エドリングのGプレイ、タメの効きまくったリズム、その上で歌唱力も体型も横綱級のフロントマン、メサイア・マコーリンが朗々響き渡らせる(歌唱というよりも)「詠唱」と評したくなるオペラティックなVoをフィーチュアした唯一無二の音楽性には、些かのブレもありません。むしろ重厚長大にして、ゴシカルなドラマティシズムに磨きが掛けられた楽曲群からは、より一層闇の世界の深淵へズブズブと沈み込んで行くような暗黒オーラが濃密に立ち昇っています。
重々しく荘厳な立ち上がりから、ラストのこの上ないハマリ具合のBLACK SABBATHのカヴァー・メドレーに至るまで、ドゥーム・メタルと聞くと敷居の高さを感じてしまうリスナーも、要は「スローな様式美HM」と思えば恐るるに足らず。METAL BLADE RECORDSを通じてアメリカでのリリースも実現した結果、インディーズ配給ながらビルボード・チャートに飛び込む好成績を残したCANDLEMASSの代表作と言われるのも納得の1枚です。
火薬バカ一代
★★★
(2017-08-01 00:12:03)
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Black Eyes
/ Chapter VI
→YouTubeで試聴
①が凄い事は認めますが、コノ曲⑦の事も忘れてもらっては困りますネ。特にサビでのドラマティックな展開は素晴らしいと思いますヨ。正しくヴィクストロムに変わってこそ出来た1曲だと...。
聖なる守護神
★★★
(2016-10-16 10:40:16)
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Chapter VI
まぁ前任者マーコリンのあの細かく震える独特のヴィブラート唱法がアンマし好きじゃなかったんで..."曲は好きなのに...なぁ"って感じが当時のこのバンドの評価でした(なので1stはとても好きでした)。
そしてこのヴィクストロムに変わったわけですが...その乾いたストレートなハイトーンがとても気に入り、ほんと良く聴いた作品でしたね。まぉ個人的には、楽曲に於いて言われるほど大きな変化ってないように思いますが、起伏がソレほどなく朗々と歌う前任者に比べ、何処か乾いた印象のヴィクストロムのハイトーンが炸裂して楽曲によりドラマティックな効果を与えているのかも...と(ソレは8分半越えの③辺りを聴くと良くその違い/効果が分るかもしれません)。
...で、良く聴いた曲と云いますと①は当然ですが、④"The Ebony Throne"そしてサビがドラマティックな展開を見せる⑦"Black Eyes"辺りですネ。
そしてそのヴィクストロムですが、この後STORMWINDやTHERION等を経て北欧屈指の実力者と云われるまでになるわけです...が。
聖なる守護神
★★★
(2016-10-16 10:36:06)
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Into the Unfathomed Tower
/ Tales of Creation
→YouTubeで試聴
CANDLEMASSといえば、超重くてスローで…と言ったら
「ああ、メサイアの体型のことね」
…って違います。音楽性の話です。
ともかくドゥームメタルの権化的な先入観があったので、
このインスト曲を初めて聴いた時は大層驚きましたね。
スピード・メタルばりの疾走感に、
テクニカルなGが華を添える曲調がインパクト十分。
火薬バカ一代
★★★
(2016-10-03 09:13:52)
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Tales of Creation
CANDLEMASS来日の報に触れ、自宅の棚を漁って引っ張り出した'90年発表の3rd。
本名エディ・マコーリン、しこ名…じゃなくてステージネームはメサイア・マコーリン(Vo)を擁するラインナップの最終作となった本作は、『創生神話』なる仰々しい邦題を手始めに、まるで宗教画の如き威容を誇るアートワーク、ストーリー・アルバムさながらに曲間の切り詰められたドラマティックな構成等、まさしくメサイア在籍時代のCANDLEMASSを総括するに相応しい、集大成的内容に仕上がっています。
陽の当たらぬ地下世界へと、ズブズブ沈み込んでいくような錯覚に陥るBLACK SABBATH直系の楽曲群は、徹底してダークな色合いで塗り潰されているにも関わらず、邪教の神官の説法を思わすメサイアの朗々とした歌唱に、荘厳なドラマ性漂わす曲展開、北欧のバンドならではの荒涼たる泣きと憂いを孕んだメロディとが重厚に組み合わさり、例え暗黒色で統一された世界観であっても(さながら名匠の手による絵画の如く)豊かな陰影が迫り出し来るかのよう。また、意表を突いて流麗なGプレイを伴いスピーディにかっ飛ばすインストの名曲⑤が本編に起伏を演出したりと、この手のバンドにありがちな単調さや、ダラダラとした冗長感も皆無。そういえばドゥーム・メタルなんて言葉が一般化する以前は、単純に「良く出来た様式美HMアルバム」として本作を楽しんでいたことを思い出しましたよ。
CANDLEMASSというブランドに敷居の高さを感じてしまう初心者リスナーにも取っ付き易い1枚と言えるのではないでしょうか。
火薬バカ一代
★★★
(2016-10-02 08:38:16)
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Nightfall
エピックドゥームを確立したバンドの代表作の一つ。
ダーク、スロー、ヘヴィというドゥームの王道を行くサウンドを基調としながら、そこに耽美的かつ宗教的な装いを加え、壮大な世界を作り上げている。
どの要素もエピックドゥームの金字塔とも呼びたい出来だが、特筆すべきは、ブックレットで闇の司祭と化したヴォーカル・Messiah Marcolin。
オペラチックな歌唱が重厚なリフと合わさり、畏怖さえ感じさせる芸術性をも帯びているように感じた。
エピックドゥームの金字塔との名声に偽り無しである。
気に入り度…96/100
おすすめ…The Well Of Souls
netal
★★★
(2016-02-28 18:00:29)
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Solitude
/ Epicus Doomicus Metallicus
→YouTubeで試聴
ひたすら速いメタルを求めていたある時、「Solitude」に出会いました。人間に囲まれ色彩ゆたかに生きているようでも、立ち止まってみれば結局私は孤独じゃないかと、その時はひどく落ち込まされたものでした(死んだからこそ今の私があります、後悔などありません)。ふと帰り道を歩いていて、歌いたくなることがあります。土は土に、灰は灰に、塵は塵に。超名曲だと思っていますが、カラオケに入ってないし、多分これからも入らないのが残念です。
遼旅
(2015-07-18 08:55:21)
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Nightfall
漆黒の美学を追求する男、レイフ・エドリング率いるCANDLEMASSが新たなシンガー、メサイヤ・マコーリンを加入させて作り上げた1987年リリースの2nd。貫かれる闇の宴、暗く重く引きずる重厚なサウンドは初期サバスを想起させ北欧ならでなのでしょうか、徹底的に暗く湿った音像ながらもどこか儚げな幻想的世界観を映し出し独自のスタイルを披露してくれます。この手のサウンドを飽きさせる事無く聞かせるアレンジは実に素晴らしいですね。④のような曲を聴くと顕著に彼らが示すドラマ性を猛烈に感じさせられます、中毒性の高いリフワークと劇的な構築美が織り成す世界に、初期サバスのフォワローだけに留まらない個性を感じます。甘美な陶酔感を醸し出す唄メロの美しさとマコーリンのパフォーマンスを素晴らしく闇を艶やかなに照らします。たまにはこういったサウンドを聴きBGMにはなりえない劇的なドラマを堪能したいものですね。ちなみに⑥はショパンの葬送行進曲です
失恋船長
★★★
(2012-06-21 17:10:45)
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Ancient Dreams
1988年リリースの3rd。相変わらず重く引きずるような重厚なサウンドが初期サバスを想起させます、ですがギターは初期サバスよりもメロディックなアレンジを施し印象的なフレーズを奏でそのあたりに北欧の風を肌で感じることが出来ますが、個人的にはけして走らないスローナンバーの連続に物足りなさも感じます、でもそれがこの手のバンドの魅力ではまると逃げ出せなくなる妄信的なサウンドに引き寄せられるでしょうね。メサイヤ・マコーリンの朗々とした歌唱も呪術的な作風のなかで一際輝きを放ち闇の司祭となり艶やかな漆黒の闇を照らし出します、ひたすら暗く重く、メロディアスなギターが彩を添える暗黒美レイフ・エドリングが目指す荘厳かつドラマテックな音像を体験することが出来る一枚ですね。
失恋船長
★★★
(2012-06-21 16:39:10)
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Chapter VI
1992年リリースのオリジナルでは5枚目。バンドの看板とも言えるヴォーカルのメサイヤ・マーコリン が脱退、新たなるフロントマンとして迎えられたのがトーマス・ヴィクストロム。前任者との違いがそのまま音となって現れたのか、それまでのドゥーム要素は控えめにトニー・マーティン時代のサバスサウンドを想起させるスタイルへと舵をとった感じがします。より普遍的なHM/HRサウンドよりのアプローチを披露し幅を広げましたが彼ら特有のミステリアスかつダークなドラマ性は健在、重厚なギターリフも聞こえてくるしテクニカルなソロプレイとクオリティを下げることのないプレイを披露しているので安心して聞くことが出来ますね。 やや型にはめられていますが幅広いレンジを使い分け朗々と歌い上げるヴィクストロムのパフォーマンスを及第点をつけれるし個人的には大いに楽しめましたね。惜しむらくは、この暗黒の世界観を醸し出すには音質の軽さが大きくマイナス要素を生み出していることです、何か全般的に薄味で、期待をして見た映画「オーメンⅢ」のようなスケールダウン感を否めないのが残念ですね。
失恋船長
★★★
(2012-06-19 21:43:38)
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Nightfall
これ一枚だけで十分なほど聴き要素たっぷり&お腹にたまります。
起承転結でいうと起床まもないという作風、楽曲としては未消化で、最後の方には早くも
次作が気になるので、ハマると中毒性ある音楽かなーと。
演奏は丁寧、音質はいいし、無難なフレーズが多めなので全体としては煮えきらぬ不穏さが
いい味出しています。
ハイトーン時にオペラ風のVOの熱唱で何となくリピートできてしまい、
歌モンへヴィロックかも。
観念めいた独特のメロディラインは強力。
hiromushi
★★
(2011-12-29 18:52:11)
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Tales of Creation
個人的にCandlemassの中で一番気に入っているアルバム。
かつてよりも大作思考が強くなり、中でも「Dark Refrection」からインストを挟んで「UNDER THE OAK」へ至る組曲のドラマティックさは見事だ。
また、音質は前作より少し向上している。
howling rain
★★★
(2011-07-09 01:12:54)
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Nightfall
深夜番組で和田誠さんが紹介してました。
ウチの近くの貸しレコード屋は、何故か輸入版のHM/HRも置いてあり、
そこで借りて、かなり衝撃を受けました。
次作もいいけど、こちらが本命ですね。
ヨーロッパの陰の気品に満ち溢れています。
たいこばら
★★
(2010-07-06 13:20:00)
Mirror Mirror
/ Ancient Dreams
→YouTubeで試聴
荘厳。
メロディアスながら、ドゥーム特有の脱力感があり癖になります。
江口サイトウ
★★★
(2009-11-08 21:20:24)
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Solitude
/ Epicus Doomicus Metallicus
→YouTubeで試聴
CANDLEMASSの原点。
エスカルゴマン
★★★
(2008-03-14 09:54:17)
Ancient Dreams
暗くて美しい作品。
陰湿、邪悪というよりも、宗教音楽的な重さを感じる。
音質は悪いが、曲のばらつきはあまりなく、彼らの作品ではベストだと思います。
怪しい雰囲気のジャケも秀逸。
堕天使ひで
★★
(2006-08-02 16:20:00)
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Nightfall
重厚。
如何にもドゥームなスローさ & ダークさ ・・・と言っても陰鬱ではなく、荘厳なムードすら漂うメロディアスなメタル。
メサイア・マコーリンの超巨体から発せられる歌声は、群を抜いた迫力 & ウマさ。
更に ↑ 上で皆さんが書かれてるとおり、ギターがイイ。スローだけど巧みで聴かせるソロ & リフ。バンドが醸し出す独特な雰囲気の、正に「胆」ですね。
様式美、そして官能美すら感じるヘヴィ・サウンド。
「Marche Funebre」・・・ こんなカッコいい葬送行進曲、他に無いですよ。
鉄鉢
★★
(2006-01-03 21:20:00)
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Chapter VI
CANDLEMASSのライヴ盤を挟んでの5th(1992年リリース)。
ヴォーカルがメサイアからトマス・ヴィクストロムに代わり、ドラマティックな全く別のバンドに生まれ変わったアルバム。
トマスは1st『EPICUS DOOMICUS METALLICUS』に参加したヨハン・ランキストの音域を上げてさらにクリアにしたような名ヴォーカリスト。
"the dying illusion"の劇的な展開に心を奪われます。
イヌスケ
★★
(2005-11-13 13:22:00)
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Tales of Creation
作品を重ね曲の完成度が上がる度にどんどん音が薄っぺらくなっていくCANDLEMASSの4th(1989年リリース)。
SEやナレーションで曲を繋いでコンセプト色を上手く演出したアルバム。
メサイア・丸コリンのヴォーカルが淡々としているため、2nd『NIGHTFALL』のような迫力が感じられないのが残念。
もちろん曲の出来は素晴らしいので、ドゥームメタル好きなら必聴。
にしてもメサイアは太り過ぎ。
「お前は球になろうとしているのか!」と思うくらいに太っている。
イヌスケ
★★
(2005-11-13 13:15:00)
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