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80年代
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90年代
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A
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ドラマティック
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ポップ/キャッチー
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メロディック
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叙情/哀愁
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北欧
ALIEN
INTO THE FUTURE
・
Children
(3)
・
Into the Future
(3)
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INTO THE FUTURE
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Into the Future
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
失恋船長
★★
(2020-12-11 11:58:16)
前作から6年、再始動後待望のフルアルバム第2弾。正式メンバーは3人になったがブレインであるトニー・ボルグと看板シンガーのジム・ジッドヘッドは抜けずにいるので安心材料です。
前作の方向性を踏襲しつつ、ラフなハードさも増量。その北欧然とした甘美なスウィートメロディを期待する身としては、やや肩透かしを喰らったが、リッチーよろしくな枯れ線ギターが登場すれば無問題。しかし、バンドとしての感触は、かなり違うものとなったろう。前作が、往年のファン向けならば、今作は本格的な始動へ向けての宣戦布告というところか、粗めのハードな①から、バイキング風味のある②の流れに強烈な決意を感じられ、過去との決別という意味では大きな役割を果たしている。④あたりで往年の空気を持ち出したりと、丸ごと変わったわけではないので、守備範囲の広い方なら大いに楽しめるでしょう。
彼等のルーツたるレイトバックしたサウンドと現代的なエッセンス、そこに練り込まれた北欧的エッセンス、その淡い情景がファットな音像と重なり合い、新生面をアピールしているという事でしょう。
こうなるとシンガーである、ジムの衰えが気になる。潤いのある瑞々しい声だったのになぁ。
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2.
火薬バカ一代
★★
(2021-03-23 01:05:56)
'14年発表の傑作『ETERNITY』で高らかに復活を宣言するも、その後は再び長い沈黙期間に突入してしまったALIEN。なかなか活動が軌道に乗らずヤキモキさせられる彼らが久々に発表した最新アルバムがこちら。
「新たなリスナーにアピールできるような変化を求めていた」とのトニー・ボルグ(G)の発言が物語る通り、OPナンバー①ではダウン・チューニングの施されたヘヴィ・リフが無愛想に刻まれ、続く②はヴァイキング・メタルばりのエピック・チューン。カッコイイことは間違いないけど、ジム・ジッドヘッド(Vo)の繊細な声質にマッチしているかと言えば、無理くり荒れ声を絞り出しているようで、正直…うーむ。
そんなわけで、背筋を冷たい汗がタラリと流れ落ちていく幕開けでしたが、本編は聴き進めるうち徐々に冷ややかな哀感が立ち上り始め、メロディもどんどん煌めきを増していきます。むしろ合間にヘヴィ・ナンバーが置かれたことで、しっとり憂いを孕んだメロハー・チューン④、アルバムのハイライトに推したい、トニーのRAIBOW愛が仄かに感じられる劇的な表題曲⑥、哀愁に満ちたサビメロの素晴らしさをジムの歌声が引き立てる⑩、冷ややかなピアノの調べと泣きを背負ったGの共演にグッとくるバラード⑪等々、変わらぬALIEN節が堪能できる楽曲の絶品ぶりが際立って聴こえるというもの。脳裏を過る「全部こっち系の楽曲で統一してくれりゃ尚良かったのでは?」との至極もっともな疑問はひとまず脇に置いておくとして。
ともあれ、新味を盛り込みつつ、らしさも見失わず。ブランクをものともしないALIENの曲作りの腕前が健在であることを示す力作なのは間違いありません。
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