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LIVE AT ROCK SOUND FESTIVAL 2006 (2016年)
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LIVE AT ROCK SOUND FESTIVAL 2006
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解説 - LIVE AT ROCK SOUND FESTIVAL 2006
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1. 失恋船長 ★★★ (2021-11-09 13:47:28)

2006年に行われたイベントの模様をパッケージしたライブ盤。これが実に生々しいサウンドメイクとなっており目の前でライブが展開されているような臨場感を味わえる。怒気を孕んだステージは2006年という背景をバックに、ビフ・バイフォードは噛みつくように吠えている。老いて益々盛んなるべしという言葉が当てはまるように、①で掴んで、②の豪放磊落パワフルな出だしに身震いさせられます。それはジャイアント馬場が喰らわす脳天唐竹割りチョップからのココナッツクラッシュを彷彿とさせる破壊力をイメージさせるモノであり、スタン・ハンセン流血である。
とにかく現役感バリバリです。元々演奏の上手さで酔わせるバンドではないので、この荒っぽさも逆に魅力的に感じさせるのが老獪なテクニックを駆使すると言うことでもあろう。新旧の楽曲を混ぜても困惑することのない筋の通ったバンドサウンドの凄み、2006年という背景を味方につけて、古典ロックを全開でやりきっている。当時は、まだまだリバイバルブームが沸騰寸前だっただけに、この選曲とステージは重要な意味があったろう、そういう知識を頭に描いて聴けば見えてくる景色も違いますよ。
日本ではアメリカン何チャラと吊し上げられ求心力を失った老舗のブリティッシュロックバンドです。誰かがかつて言っていました、裏切ったのはサクソンではないファンの方だと、今作のようなパワフルな作風を耳にするたびに、いつもその言葉を思い出します。リアルサクソンファン以外にもインパクトを残すガチムチのパワフルサウンドはステージの上で猛り狂っている。選曲もいいぞ!!



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