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SEMPITERNAL WISDOM (2018年)
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SEMPITERNAL WISDOM
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解説 - SEMPITERNAL WISDOM
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1. kamiko! ★★★ (2021-08-16 01:46:51)

インドネシア産ブラックメタル2018年作
メタル辺境国からの作品で最近最もツボだったのがコレだ。ジャワ島西部にある西ジャワ州出身のJanuaryo Hardyという人の独りプロジェクトだ。
土着ブラックの教科書バンドSAORのカヴァーを含む7曲で構成されるアルバム、1曲目「Homeland」というタイトルからも、SAORからの影響を色濃く感じさせる。
のどかな自然に囲まれた村に農民っぽい村人が描かれるジャケからも土着ブラックど真ん中である。CDケースを開けると、知的な面持ちの男性の写真が。
恐らくこの人がJanuaryo Hardyなんだろう。メタル畑にいそうな人物像とはかけ離れたインテリジェンスな風貌がとても印象的だ。
演奏様式はレジェンドSAOR御大に酷似しているが、クサめな旋律はあまり登場しない。また、ドラムの手数やバリエーションもこちらの方が多彩な印象。
そういうアレンジから、SAORを手本としながらも独創性を追求しようとする意欲が感じられる。なかなか刺激的で土着的浪漫溢れる好盤に仕上がっている。
まあ、ラストでSAORのFarewellのカヴァーが聴けるんだが、結局最も脳裏に焼き付く楽曲がコレなんですよねぇ。というワケで、SAOR御大を越えたかというと
もう少し足りないという印象を持ってしまう。ただ、この路線で真面目に取り組むバンド且つ辺境メタルというのは希少である。
SAORの魅力のひとつがクサいメロディを大胆に取り入れている点である。結局、「クサメロの無いSAOR」に聴こえてしまう点がマイナスになっている。
思い切ってクサメロまで取り入れるか、新たな独創性を盛り込むかしないと、なかなかSAOR御大に肩を並べるところまでは到達できないんじゃないかな。
ちょっとダメ出ししたが、このサウンドは結構ボクの心に響いている。次作も相当期待しているバンド、全力で応援したい。
彼のホームぺージでこのアルバムジャケの旗が販売されている。山に村人が描かれる非メタルジャケを旗にするセンスが好きだ。ちょっとコレ欲しいんだよな。



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