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TIME CAPSULE (1993年)
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TIME CAPSULE
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解説 - TIME CAPSULE
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1. 失恋船長 ★★ (2021-05-04 13:29:33)

あれ?このバンド、以前登録されていた気がする?そしてコメントも残した記憶がある。他に人も書き込んでいたような?一応検索したが出てこなかった?ん~老いは怖いなぁ。

DOKKEN解散後、ベースとして活躍したジェフ・ピルソンがヴォーカルとギターを担当、そして自身のミュージシャンとしての才能を発揮する場所として結成されたバンドがコチラ。ギターはラス・パリッシュ、ベースにはWarlockのトミー・ヘリクソンが参加、レーベルはシュラプネルときているし、リリース時は1993年ですからね、どんなサウンドが飛び出すのかと思ったら、往年の煌びやかなL.A風グランジ仕立てに仕上がった印象が強い。
DOKKEN的な匂いは少ないが、そういえばドンも似たような作風があるなぁと思う。猫も杓子も時代に飲み込まれると、こういうスタイルになるという事だろう。
何を聴きたいかで大きく評価も分ける作品である、間違ってもドライブするような疾走ナンバーは登場しない、そういう時代背景を込みで耳を傾けて欲しい。
歌メロの練られているし、センスのあるポップさ、随所に光る部分はあるが、あくまでも93年仕様と言う音楽的なバイアスが全てを結審するでしょう。久しぶりに聴いたが、今となっては、この音も懐かしい空気で一杯だ。逆に今、リバイバルしているのだろうか?そんな事すら思ってしまった。
シンガーとしては、個性不足なジェフだが、いい曲を書ける才能はある。

DOKKEN解散後、DIOと仕事したり、ジョージ・リンチやマイケル・シェンカーと合流したり、Foreignerにもいる、そして最近ではBlack Swanだ。正直、歌っているのかベース弾いているのか、イマイチ活動状況が伝わらない、ジェフ・ピルソン、ある意味、器用貧乏さが仇になっている感はあるのだが、今作は時代性を飲み込みつつも、ポップセンスを惜しみなく披露した一品である。DOKKEN時代から重要なパートを担うアーティストだった事を証明しましたね。



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