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The Descent of Man

英国産ドローン・フューネラルドゥーム2013年作
歴代ドゥーム作品中最も素晴らしいと感じているアヴァンドゥームバンドHesper Payneが殆ど知られず世に登場した頃、カップリング作品に名を連ねたバンドがコレ。
そこから興味を持ち辿ってこの2013年作品をゲットしたが、今まで2回しか聴いたことが無い。ちなみに2回目はこのコメントを書きながら正に今聴いている。
しかもこの曲のラストまで聴いたことは無く、途中で断念している。というのも、ドローンノイズが響き渡る楽曲で、尺が11時間16分54秒という苦行なのだ。
当然CDに収録することはできず、当時はメモリースティックで販売されていたが、ボクはタダでダウンロードできるサイトからゲットしている。
既に故障し再起不能になった昔のPCに、もはやバンド名は忘れたが1曲の尺が24時間という苦行バンドの作品があったが、こちらの作品は尺の長さで歴代2位の記録。
ドローンが相当得意でないと厳しい内容だが、その音像は結構素晴らしい。ただ、11時間超のドローントライアスロンを好んで愛聴できる人は、ある意味天才だ。
途中で断念したボクは凡人なんだろう。興味を持った人がいるかどうかわからないが、まず言っておく。時間がもったいないので、健全な余暇活動を楽しもう。
この作品は、浮世離れした何の予定も無く、鬱々とした音空間に延々浸っていたい、今からどうやって自殺しようか、と考えている人向けのサウンドだ。
ゲットした当時、仕事休みの日曜日にこの苦行にチャレンジしたが、競馬中継を消音にして延々とこのサウンドを流していたが、夕方笑点が始まる時刻に断念。
残念ながら日曜日の笑点は欠かせなかった。こんな鬱々とドツボにハマるサウンドよりお笑いを楽しんだ方がきっと人生は有意義である。
音響は素晴らしい。また、この尺の作品を作った、というレアさが光る。ただ、多彩なノイズが劇的に展開するワケでもなく、別に1時間でいいんじゃない、と思う。

kamiko! ★★ (2021-05-13 19:49:38)