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WILD HORSES - 最近の発言
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Stand Your Ground

2013年にCD化されたときはリマスター&ボートラ8曲追加の豪華版が登場。前作同様メインを張る二人を軸としたいぶし銀のハードサウンドを武器にシーンに切れ込んできます。
哀愁のメロディとポップセンスを生かした楽曲は前作以上に統一感を持たせクールに鳴り響いている。THIN LIZZY譲りとも言える男の哀愁を滲ませたメロディはフックを伴い切れ込み、大きな見せ場を設けている。これならばNWOBHMブームを上手く活用できるスタイルに近づいたと言えるだろう。
今もってNWOBHM四天王の紹介は無理があるのだが、ムーブメントを牽引するだけの魅力を磨き上げてきた。参加メンバーの知名度的に1stの方が有名だが、個人的にはサウンド的な好みは2枚目の方が上であり、今でも手が伸びるのはコチラの方が頻度が大きい。
大きく打ち上げられたアドバルーンに伸るか反るかでセンスも問われるのですが、やはり出している音が重要でしょう。今となっては笑い話の四天王トーク、このバンドは局地的なムーブメントなど必要としない自肩の強さがあるバンドだった。しかし、短命に終わったし再結成も見込めない今となっては、認知度も上がり切らないのだが、古き良き英国ロックの良さを素直に伝えてくる音楽性は、今でも十分刺激的ですよ。

失恋船長 ★★★ (2021-06-14 20:00:19)


The First Album

遺恨を残してバンドを去ったとワイドショー並みの話題を提供したブライアン・ロバートソンと元RAINBOWのジミー・ベインが合流することで結成されたバンドのデビュー作。
THIN LIZZYにも通ずるポップセンスと哀愁のメロディを武器に割かし馴染みやすいサウンドを披露。オープニングの①こそヘヴィな音像で迫るが、②からリジィ節も作れる、ロマン溢れるバラード④ときてバンドの方向性も見えてきましたが、軽快なロックンロールスタイルと、垢抜けない英国風味を強く打ち出し各メンバーのバックボーンも無理なく投影した、実にオーセンティックなハードスタイルで勝負、勢い重視のNWOBHM勢に対して、ベテランの駆け引きの上手さと言うのか、引き出しの豊富さを魅せた形になったでしょうね。
古典ハードロックとして矜持といったところなのでしょうが、英国的なロックスタイルが強く打ち出されており、NWOBHMの枠組みに放り込むには無理があるでしょうね。ギターもブルース過ぎるしね。

90年代の中頃から、グングンとNWOBHMの魅力にひかれ、2000年以降はメインとなるのがマイナーNWOBHMバンドだった。日本で紹介されたNWOBHMというのは随分と湾曲されて伝わっているなぁと肌で感じましたね。そんなワタクシは、このバンドがかつてNWOBHM四天王と日本で紹介されたと知った時は心底驚きましたよ。
しかもメイデン、GIRL、DEF LEPPARDの組み合わせですよ。今とは違い特定のメディアの情報に頼るしかない時代背景があればこそ通用する枠組みですが、今となっては笑い話ですよね。
ちなみに、当時を知る人に、四天王の話を聴いた時は信じられませんでした。何故ってGIRLは外タレ好きの女子からワーキャー言われ、このバンドもレイバンのサングラスがカッコいいと、女子から支持を受けたんだと教えられました。にわかには信じられませんが、本当なら凄い話ですよ。
どう考えてもレコード会社と雑誌編集者が結託して、この地味目のベテランバンドを売る為に考えられた戦略にしか思えない。ある意味、プロパガンダと言いたくなるような政治的な戦略であろう。
そのおかげで女子ウケしたのなら戦略勝ちですね。そして、それってバンドの足枷になったような気がする。このバンドからは厳つさは幾度感じない。80年代当時でも古いレイトバックした英国スタイルを築き上げている。
若い人なら知らないエピソードだろうが、NWOBHM云々ではなく、古典英国ロックとして楽しんで欲しい。英国流儀に則ったバラエティ豊かな楽曲が目白押しである。そして、オッサン臭い地味なサウンドを飽きの来ない定番をやっています。

失恋船長 ★★★ (2021-06-14 19:43:21)


Reservation / The First Album
アルバムのOPナンバー。オカズ多めで奮戦する
クライヴ・エドワーズのドラミングの効果もあって
収録曲の中では最もHRテイストを色濃く纏う。
その中でハッと耳を奪われるブライアンの
情感迸るGソロにグッときます。

火薬バカ一代 ★★★ (2021-06-09 00:28:24)


Face Down / The First Album
キャッチーに弾むロック・チューンで、
2本のGがハモリながら奏でる人懐っこいメロディは
やはりTHIN LIZZYを彷彿とさせます。

火薬バカ一代 ★★★ (2021-06-09 00:21:05)


The First Album

NWOBHMの盛り上がりは新人の台頭とベテランの奮起によって支えられており、そのベテラン側に属していたバンドの一つとして知られるのが、このWILD HORSES。THIN LIZZYから脱退したブライアン・ロバートソン(G)と、元RAINBOWのジミー・ベイン(Vo、B)を中心に、後にUFOに参加するニール・カーター(G)、PAT TRAVERS BANDやLIONHEART等での活動で知られるクライヴ・エドワーズ(Ds)という布陣で結成された彼らが、トレヴァー・ラビンをプロデューサーに起用して'79年に発表したデビュー作がこちら。
日本ではIRON MAIDEN、DEF LEPPARD、GIRLと共に「NWOBHM四天王」として紹介されたバンドなれど、実際のところは他の3バンドから「フフフ、奴は四天王中でも最弱…」とか言われてしまいそうなNWOBHM度数の低さ。そもそもバンド自身にNWOBHMの一員との認識はなかったでしょうし、フィル・ライノットやスコット・ゴーハムとの共作曲も収録する本作で聴かれるのは、THIN LIZZYに通じる快活なロックンロール・サウンド。ジミーのVoに強烈な個性が欠けるのと、これといったキメ曲も見当たらないため初めて聴いた当時の感想は「なんか地味じゃね?」と冴えないものでしたが、今となっては「そこが良いんじゃない!」と。クライヴのドラミングがもっさりと頑張る本編中最もハードロッキンな①、2本のGが奏でる懐っこいメロディがTHIN LIZZY風味を醸し出す②、しんみりと哀愁薫るバラード④等、英国産らしい明るくなりきれないポップ・センスが活かさたHRサウンドを彩るブライアンのGプレイも、全編に亘って実によく歌ってくれています。
一発で掴まれるというよりは、じわじわと浸透してくる、聴くほどに好きなる1枚ですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2021-06-08 00:03:16)


The Axe / Stand Your Ground
Gary MooreのHiroshimaってこの曲をもとにしてるんじゃないかな?ジミーも関わってたし。

名無し ★★★ (2012-03-04 19:05:20)


The Axe / Stand Your Ground
スリリングでなかなかかっこいい!
どっちかって言うと古典的なハードロックに近い感じ。

HIGASHI ★★ (2009-08-02 22:43:22)


Another Lover / Stand Your Ground
THIN LIZZY風の名曲。
哀愁とポップ感覚に満ちたアダルトな(?)HRである。
たそがれたい時にふと聞きたくなる。

ローランDEATH ★★★ (2008-01-17 00:49:01)


Another Lover / Stand Your Ground
THIN LIZZY風の名曲。
哀愁とポップ感覚に満ちたアダルトな(?)HRである。
たそがれたい時にふと聞きたくなる。

ローランDEATH ★★★ (2008-01-17 00:49:01)


Stand Your Ground

81年、2nd。ロボのギターセンスの良さを再確認出来た作品。
THIN LIZZYは言わずもがな、MOTORHEAD「ANOTHER PERFECT DAY」でも関心させられたけど、やっぱりこの人は巧いなー。
楽曲はモロTHIN LIZZY風だったりする明るさもありながら基本陰りあるメロディアスな70年代ブリティッシュハードを引き継いだもので、そっちの方に理解のある方々には是非体験してもらいたいところ。
耳を引く曲は多く、特に都会の暗さを音に置き換えた趣の2曲目「IN THE CITY」は胸にしみる。
あと1、2曲名曲レベルのものがあれば名盤と言える水準は誇っていると思います。
実績のあるメンバーが立ち上げたバンドということで、当時のMUSIC LIFE誌にNWOBHM4天王の一つとして紹介されている記事を以前見た。
全てが終わった今となっては何とでも言えるけど、私にとっての4天王はIRON MAIDEN、DIAMOND HEAD、SAXON、TYGERS OF PAN TANGかな。(2枚以上作品を残したという条件)
その後の成功を考えるとDEF LEPPARDは普通外せないだろうし、また当時SAXONは自分達をNWOBHMバンドの一つと考えていない(考えたくない)というようなインタビュー記事も見たけれど、そんな「俺たちは他と違うんだ」と主張したくなる気持ちは分かるもののNWOBHM出身であることに変わりはない。
というわけで今でもWILD HORSESを4天王と言うのは変だと思う一方で、現在知る人ぞ知る(ここでの「知る」は「名前を知ってる」じゃなく「実際に音を知ってる」)良バンド程度の知名度しかないのはちょっと寂しかったり。
推薦度:★★★

ガイアナ ★★ (2007-03-13 20:39:00)


The First Album

もっさりしていて 全体的にイマイチ印象が薄い本作ですが
「Face Down」みたいなツインリードも爽やかな佳曲あり
英国ガレージロック的なこじんまりとした感じ 不良性はあまり無い

たかつんリターン ★★ (2006-05-23 22:24:00)


The First Album

トレバーラビンプロデュースで、ジミーがいたので、LP買いましたが
いまいちのような気がしました。
2ndの方が、よかったかな。

おれ流 ★★ (2004-12-03 01:25:00)


Flyaway / The First Album
アフロ頭のハ-ドロッカー、フィル・リノットとべイン共作なので悪いはずがナイ! ギタ-ソロもエエんで無いかい!

Speedy Wonder (2004-03-21 21:18:16)


The First Album

80年当時、日本の雑誌等ではIRON MAIDEN、GIRL、DEF LEPPARDと並びN.W.O.B.H.M四天王と呼ばれていたが、各メンバーのキャリアを考えるとその枠に入れるのは少々無理があると思われるWILD HORSESの1st。ブライアン・ロバートソンは「THIN LIZZY時代、自分のアイデアが作曲面で採用される事は殆どなかった。」と語っている。その時のアイデアなのかは不明ながら、THIN LIZZY的なフレーズも随所に顔を出す。POLICEなんかを連想させるような曲も、聴いて全く不自然さを感じさせない。N.W.O.B.H.Mという先入観でこのアルバムに手を出すと肩透かしを喰うが、ツボを押さえた曲作りはさすがと思わせるロック・アルバム。秀作!

スイカマン ★★ (2003-07-11 21:16:00)


The Axe / Stand Your Ground
いかにもNWOBHMらしい少しアップテンポで、キャッチーな曲。ブライアンの少し派手めのプレイが聞けます。ご機嫌なナンバーだが、どこか陰鬱なところが特徴ですな。

ローランDEATH ★★ (2003-01-13 15:29:36)


Stand Your Ground

JIMMY BAIN(Vo、Ba)、BRIAN ROBERTSON(G)、JHON LOCKTON(Ds)の3人による1981年作。アダルトなハード・ロックといった感じで、ブライアンが元THIN LIZZYであることから、かなりTHIN LIZZYからの影響が伺える。CDをずっと探していましたが、作られてなく、1年ほど前にようやく輸入CD店で見つけました。まだ入手可能かも。

ローランDEATH ★★ (2003-01-13 15:19:00)


Stand Your Ground

NWOBHMの四天王と呼ばれたワイルドホーシスだが、日本では一番印象が薄い感じがする。
音はオーソドックスなハードロックでUFO,シンリジー路線を思い浮かべてほしい。本作は非常にまとまりがあり、とっつきやすいのでお勧め、って言っても手に入るのかなぁ。
個人的には2、7、9がお気に入りなのだが、当時あまり聴かなかったためかテープの保存状態が異常にいいのが複雑。

HIGASHI ★★ (2001-11-18 01:03:00)