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Recent 50 Comments



1. kamiko! ★★★ (2021-09-20 21:33:15)

オランダ産ハードロック2020年作
バンドのメンバーは多国籍で、バンドが運営するショップがオランダにある。17分程度の4曲入りEPだが、ボクがゲットした時期は発売から間もないワリに
あまり流通しておらず50ドルが相場といった感じだった。ボクはオランダのショップで会員になって8ドル程度でゲットできたが、現在はショップでもSOLD OUT。
随分前にドゥームバンドBURNNING WITCHの盤を探している時に、たまたまBURNNING WITCHESというレディスバンドを発見したのが最初。
そこで存在感を発揮していたSonia Anubisというキュートなギタリストにボクは一目置いている。とある動画ではPossessedのTシャツを着て楽しそうに
ギターを演奏していたが、この人が80年代ロックシーンにドップリとハマったんだろうということは、一連の動画を鑑賞するとヒシヒシと伝わってくる。
超絶技巧ではないが、この人の演奏スタイルは、80年代の輝かしい時代の空気を現代に蘇らせる味わいがある。おまけに物凄く楽しそうにギターを演奏する。
現在はCryptaというデスメタルバンドで活躍しており、恐らくそちらがメインバンドなんでしょうが、80年代黄金期ロックサウンドを蘇らせるために
Sonia Anubisを中心に有志が結集したこのレディスバンドCOBRA SPELLは相当クオリティが高い。80年代ロックサウンドあるあるを存分に堪能できる。
ただ単に80年代ロックのモノマネに留まらず、楽曲がホントカッコよくて、演奏には貫禄すら感じられる。ホント、ヨダレが出そうである。
Come On Tonight、Poison Bite、Love Venom、Shake Meという4曲が収録されるが、このいかにもレディスハードロックバンドっぽい曲名がウケる。
また、このバンドロゴは80年代らしさを表現するために相当練られたらしい。ゴールデンな光沢にコブラのアタマというデザインのロゴのクオリティも高い。
なんといってもジャケがまたツボだ。OMENを彷彿させるアナコンダ級にデカいコブラが、ガラスを突き破り、裸体の女性に襲い掛かろうとしている。
一体どんなシチュエーションなのかさっぱりわからない、いかにも80年代っぽいジャケクオリティに悶絶する。
80年代黄金期と一口に言っても、どのバンドが近いかというと、SCORPIONSあたりのテイストが近い気がする。当時の空気が蘇るこのノスタルジックな感触は
当時のハードロックにハマったおっさん達には是非体験して欲しい。




2. 失恋船長 ★★ (2023-04-17 21:01:08)

Burning Witchesのギタリストだったソニア・アヌビス率いるバンドの2020年にリリースされたEP。シンガーにHITTENのアレックス・パンザ
を迎えザ正統派メタルをやっている。とにかく絵に描いたような古典的スタイルのサウンドを展開、NWOTHMよりもレイトバックした印象を受けるが若い娘の割に随分と80年代的スタイルだ、日本で言うならばlovebitesに近いだろうが、こっちはもっとオーセンティックなサウンドに軸足を置いている。男女混合のバンドとして女性がイニシアチブを握るタイプとしては希有であろうが、男女平等が進まない日本とは明らかな違いを感じますね。
才能あるモノに性別など関係なし、ドンドン前に出てシーンをかき回して欲しい。メロディを重視した鋼鉄サウンドは懐かしい空気が満載、個性不足は否めないノスタルジックスタイルなれど、若い人には新鮮に響く可能性も高いだろう。
4曲でお腹いっぱいに感じるのが個人的にはマイナスポイント。似て非なるものを作る難しさ、何かキレのある閃光を走らせないとノスタルジックスタイルをやり切るのは難しい。



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