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S·p·y·s (1982年)
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解説 - S·p·y·s
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1. 失恋船長 ★★★ (2022-01-26 19:30:54)

結局バンドから離れることになったフォリナーのキーボードプレイヤーであるアル・グリーンウッドとベーシストのエド・ガリアルディ、その二人が中心となり結成されたのがこちら。プロデューサーにニール・カーノンを迎え密度の濃いAOR調のプログレハードポップサウンドを構築、キーボードを中心に組み立ててはいるが、不必要にでしゃばらない絶妙なリードプレイが楽曲の世界観を大きく押し上げている。クリアーな声質だが情熱的なエモーションを込めて唄うジョン・ブランコのソウルフルな歌声と壮麗なコーラスハーモニーは見事に主役となり色彩美豊かな世界観を展開、このバンドが持ち合わせている質の高い楽曲と知性、そして親しみやすさの裏にあるアーティスティックな感性が彩りを膨らまし自然の営みの如く体中に染み渡っていく。
どの曲にも強烈なフックがあり、心地よく耳を刺激、産業ロックかくあるべきと断言したくなるほど完成度が高い、無理無駄を徹底的に廃したコンパクトな作り大成功、こういう曲をカッコ良く聴かせる術を持った男達が万全の体制でもてなしてくれたようです。
当時としてはオシャレなニューウェーブ感も出してはいるが、それよりも職人集団による丁寧な作り込むのポップロックサウンドに対する比重の大きさに耳を持って行かれます。フォリナーとかステイクスが好みの方ならば是非ともトライして欲しい一枚ですね。



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