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VíCTIMA DEL ROCK (1989年)
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VíCTIMA DEL ROCK
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解説 - VíCTIMA DEL ROCK
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. せーら ★★ (2005-12-28 22:34:00)

アルゼンチン出身・KAMIKAZE(神風)による89年発表の2nd。歌詞は全てスペイン語。
まともな聴き方をしていれば、恐らく20年経ってもこんなワケの分からんバンドに辿り着くことは無いでしょう。
勿論私は100%興味本位で買いましたとも。なーんか日本かぶれバンドって放っておけないのです。
でっかく「KAMIKAZE」(バンドロゴ)と描かれたパッケージを外すと、現れたのはホストっぽい格好をしたヤツと、革ジャン着てるヤツが並んで写ってる、統一性の欠片も無いメンバーフォト。見た瞬間「終わった」と思った(^^;
いや、そりゃ最初から期待なんかしてなかったケド・・・。
しかし、普通に出来の良い正統派HMを演っていました。私の特攻(無謀な買い物)は無駄ではなかったようです。良かったネタで終わらずに。
ハードさを保ちながら、しっかりメロディーもある。
時折ネオクラシカルなプレイも見せる速弾きギタリストがなかなか達者で、高音部が少々ツラいヴォーカル(VIRGIN STEELEのあの素っ頓狂マンにちょっと似てる/笑)さえ気にしなければ、結構いけます。神風の名は伊達じゃなかった。
物好きな方、どうぞ。




2. 失恋船長 ★★★ (2014-10-16 14:52:49)

日本人にとってカミカゼと言うバンド名はどこか、コミカルに響きネタのように思われるのは残念ですが、こちらは南米はアルゼンチン産のバンドが1989年にリリースした2nd。折しもメタルバブル全盛の波はアルゼンチンにも届き、このような正統性の強いパワフルなバンドが登場していたのだから驚きますね。ラタブランか同様、様式美系のサウンドに当時のL.Aメタル風な華やかさも盛り込み、良く歌うテクニカルなツインギターの競演が実に楽曲を盛り立て、よりいっそう情熱的に仕上げています。線はやや細いですがシンガーも熱い喉を披露、巻き舌も聴こえ、これぞ南米はアルゼンチンやないかいとガッツポーズが出ますね。時代を反映したメジャー感と純度の濃いハードさが絶妙な絡みを魅せ、この時代ならではの良さをダイレクトに反映しています。バンド名で損はしてそうなんですが、正統派メタルを愛する方なら手にして欲しい一品ですよ。


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